3月26~27日、筑後広域公園フィットネスエリアにて、新人戦九州大会・・・・『JA全農杯 2022全国小学生選抜サッカーIN九州』が開催され、5年生が福岡県第二代表として参加しました。
ご対戦頂きました各県代表チームの皆様、貴重な経験をありがとうございました!
またコロナ禍において、まだまだ感染者数が多い中、さまざまな面でご対応頂きながらも大会を開催して頂きまして、大会開催にご尽力頂きました役員&関係者の皆様には心より感謝お礼申し上げます。ありがとうございました!
【結果】
◆一回戦
福岡西U-11 2(0-0,2-0)0 ロアッソ熊本(熊本県第一代表)
◆ニ回戦
福岡西U-11 3(1-0,2-0)0 口石フットボールクラブ(長崎県第一代表)
◆準決勝
福岡西U-11 1(1-1,0-2)3 太陽スポーツクラブ(鹿児島県第一代表)
最終成績、第三位。
終わってみて、率直な感想・・・・
1、あのいろいろとやらかしまくってた(笑)・・・ちょっと目を離すとしょうもないことでトラブってた(笑)あの5年生が・・・・なんと、なんと、三位!しかも九州大会で!!!!
2、とは言え、あと1試合乗り越えれば先輩たちに続き『全国大会』への切符をゲットできる・・・目の前にチケットがちらついていた分、三位で終わって・・・。。。。
の双方の気持ちで、整理がつかずじまい。。。。笑
素直に言って、ウチより上手なチームや強いチームはこの九州大会でもたくさんいたし、福岡県内にももちろん・・・・福岡地区内にもたくさんおる。
「福西が三位??じゃ~俺らもいけるや~ん!!!」と言われても過言ではない。笑笑wwww
これは5年生にもいつも言っているし、今日の試合前も、試合後も云い伝えた。
だからこそ、そんなオレたちがこのステージに立つには、他のチームよりも油断なく隙なく常に多くのことに意識を持つことが大事・・・
ま、大雑把に言えば、「ヘタなんやからさ~、ちょっとした隙や油断があったら絶対勝てへんで~!笑」・・・・そんな感じ。
なので、初日は超悪天候だったので・・・・
そう言えば・・・昨年の九州大会、長崎やったけど、そんときも悪天候やったな~と思いだし、今回も持ち出したアイテムはコレ。
おそらく試合会場におる参加チームで長靴だったのは俺だけ。万全の準備やったぜ!笑
ロアッソ戦。
耳にしていたように、この年代にしてはとんでもない奴がおった。
プラン的には~・・・・といろいろ考えていたけど・・・相手の長所を消すために引いてスペースを与えない・・・・ガンガン前からプレッシャーをかけて自由にさせない・・・・
けっきょく、いろいろ言ったところで、こいつらはまだまだそこまで器用にこなせるわけでもないので、あくまでもいつも通り、自分たちの良さを出すことに専念することに。
・・・ということはオレも相当な我慢が必要だな~と覚悟を決める。
この春卒団していった6年生は・・・叱ればしかるほど、怒れば怒るほど、なぜかスイッチ入って・・・けっきょくとんでもない試合展開を繰り広げていたけど(大笑)、この現5年生は叱れば叱るほど・・・・チーン↓ となる傾向が強いので、オフザピッチでも、そう。試合中のコーチングでも、そう。面倒くさいほど(笑)、ノセるためのフレーズを探さないとあかんのよ・・・笑笑
なので、今大会、俺の試合前の準備の一環でコイツを準備。
カカオ95%(笑)
だいぶ効果あったぞ!笑 ・・・・なのでほとんど叱らず怒らず褒めて笑かしてノセて・・・何とか乗り切った。。。苦笑
いつの日にか・・・・
アイテムにも頼らず、
オレの声も必要なく、
自分達で全部できるようになる日が・・・・
くればエェなぁ~と思う。
いつの日にか・・・・
アイテムにも頼らず、
オレの声も必要なく、
自分達で全部できるようになる日が・・・・
くればエェなぁ~と思う。
・・・・・が、おそらくそんな簡単には来ないことも十分覚悟している(大笑)
まぁ、そんなこんなで、なんか勝っちゃったよ・・・一回戦という感じやったな(笑)
こいつらにしてはホント、よく身体を投げ出し、逃げずによく最後まで走り切り頑張り通したと思う。
5~6点は覚悟していたので、ちょっとその頑張りには素直に驚いた。
続く二回戦、口石戦。
あきらかに疲労が見て取れた。やる気は十分見られたし、油断も隙もあったわけではないけど、身体が動かない・・・そんな感じ。非常に重たそうだった。
ピンチも何度かあり、ホント、神様、仏様、フウガ様。
GKのおかげで何とか失点0を保ち続けれた。
前半終了間際に先制し、後半に追加点をもぎ取るのに成功し、その後は思い切って交代枠を8枚使い、気づけば選手総替え・・・ベンチを温め続けていた選手の「僕たちもやれるんです!」と言わんばかりの躍動感あるプレーを披露してくれた。
準決勝。
前評判通り、タフな選手に、上手な選手と、どのポジションにも穴がない、上手くて強いチームとの対戦。
案の定、前半立ち上がりから防戦一方。得意の(!?)、自陣ゴール前のお団子サッカーで何とか防ぎ続ける。
が、飲水タイム直前でとうとう失点。疲労感もあって、失点による落胆は凄まじいものがあった。。。
飲水タイムで少しだけ話をして再び送り出す。
ココが一つの大きな試練。
そう捉えて、ベンチから発する言葉もより一層背中を押す?ささえる?一緒に戦う?そんな感じの声で行くことに覚悟を決める。
ベンチにいた選手もココが勝負の分かれ目だと感じたのか、すっげー声だしてたな。
「俺たちが何とか支えるんだ!」と言わんばかりに。
こんな雰囲気は好きやな~。
ま、嫌いな指導者はおらんか。。。。笑
すると選手らは期待に応えて同点ゴールを奪ってくれた。
その後、前半終了まで5分少しあったと思うけど、本当にたくさんの決定的チャンスを作り出した。
あそこで、あの流れでもう一つゴールを奪うことが出来ていれば・・・・・とね。
でもね~・・・・
5年生。
ホント、いろいろグダグダで、ことあるごとに俺に怒られる毎日を過ごしてきて・・・・サッカー以外でね。。。。
11月のプレミアリーグではアビに10失点、カメにも6失点して、な~んにもない集団だったのにさ、そんなことを思い出しながら同点ゴール後の躍動するこいつらを見ていたら・・・
実は少し涙していたオレ。。。試合中によ??笑
勝ってるわけでもないし、負けてるわけでもないのにね・・・・
ま、これは、スンマセン、他の誰にもわからないと思う。こいつらと向き合ってきた時間が長いオレならでは・・・かなぁ。
けっきょく、後半頭から半ばにかけて怒涛の攻撃で何ども決定的場面を作り出したけどゴールならず。
その後は相手も攻勢になり打ち合いにとなり、迎えた終了2分前。
センタリングを決められ勝ち越しを許す。その後も何とか挽回しようと頑張ったんだけどね・・・・ロスタイムに3つ目のゴールを許し試合終了。
〈ありがとう。太陽スポーツクラブのみんな。全国でも頑張ってきてね!〉
3点目は、まぁ、もう、仕方ない、ね。
試合後に話した中で・・・・
「全国まであとホント少しだった。完敗ならしゃーないけど、勝てる可能性も十分あった試合だったから・・・余計にあと少し、あとちょっと・・・最後の「2分」に勝負の分かれ目があって、これを体感できたのは絶対に6年生に向けては大きな財産になると思う。6年生の一年間、この「あと少しの、最後の2分間」を追求していこうな」
3点目は、まぁ、もう、仕方ない、ね。
試合後に話した中で・・・・
「全国まであとホント少しだった。完敗ならしゃーないけど、勝てる可能性も十分あった試合だったから・・・余計にあと少し、あとちょっと・・・最後の「2分」に勝負の分かれ目があって、これを体感できたのは絶対に6年生に向けては大きな財産になると思う。6年生の一年間、この「あと少しの、最後の2分間」を追求していこうな」
と伝えてみた。どれだけ伝わっただろうか。
先に書いたように・・・
うちより上手くて強いチームは山ほどある。
うちは・・・そうでもない、まだまだヘッタクソなレベル(笑)
だから、目指すのであれば・・・・・・
本当に高みを目指すのであれば・・・・・・
相当な覚悟が必要だし、そこには僅かな油断もスキもあってはあかんねん。
でもな、
この数カ月、
先輩たちの頑張る姿を目の当たりにして、
胸を借り続けてきて・・・・・
『本気』でやろう!と挑戦してきた。
やればココまでこれたんよ。
数カ月前はあんなんやったのにさ。
ということは、全日まで7~8カ月ある。
まだまだ、上げれるぜ!?
この時間、全てに油断とスキなく挑戦できれば・・・・・・・
きっと登り切った先に、辿り着いたところから見える景色は・・・・・・・
絶対に!!!!!!
絶景、間違いなし。
開花はまだまだこの先の5年生やん。
伸びしろしかない。絶対に叶えてやろうゼ!!!!!!!!!!
オレは本気でやるよ?そう決めた。
願わくば・・・トモニ。