2019年11月5日(火)8:30【こうしゅうは】

○鼻が詰まって

○呼吸が出来なくなって

○とても苦しそうでした

○…

○左目からは

○膿(うみ)がでて

○異臭(いしゅう)が

○漂います

○…

○さらに

○出血もあって

○視力(しりょく)を

○喪った(うしなった)

○ようです

○…

○もう

○わたしに

○出来ることは無いので

○いっしょに

○寝ていましたら

○呼吸ができずに

○頭を振り回します

○…

○でも

○その頭を振り回す反動を

○支える筋肉がないので

○ばったん…ばったん…

○と

○倒れます

○脈拍(みゃくはく)も

○不安定で

○ときどき

○『みゃー』と

○鳴きたそうにしています

○あさがた…

○ふっと思いつき…

○そして思いだし…

○高周波ｱﾝﾌﾟのｾｯﾄを

○探しだして

○副交感神経…

(PARASYMPATHETIC NERVE)

○【P2】の音源を

○Wi-Fiでとばして

○振動ｽﾋﾟｰｶｰを

○頭蓋骨(ずがいこつ)と

○肋骨(ろっこつ)に

○あててやったら

○すぅーっと

○鼻づまりがとれて

○目やにも落ちて

○じぃーっと

○ねこが

○おんがくを

○聴いていました



○1時間ほど

○ねこが

○おんがくを

○聴いていました



○振動ｽﾋﾟｰｶｰなので

○聴いていた…

○というより

○体に充てて

○体感していた…

○なのでしょうか…



○はじめて

○親らしいことが

○出来たように

○感じました

○はじめて

○飼い主としての

○手柄(てがら)を

○あげたように

○感じました

○おそるべし高周波…

○すごいんだな

○やっぱり…

○高周波すごいなぁ…

○明日も

○試してみよう…



Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

2019年11月4日(月)【軍師・官兵衛】

○きさまに

○見えているものは

○なんだ…

○…

○なにか

○見たいものは

○あるか

○…

○なにか

○見えないことで

○不都合なことは

○あるのか？

○…

○生きてきたことは

○忘れてしまうけど

○…

○生きていくって

○たいへんだなあ…



Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

2019年11月3日(日)【よわいはやさしい】

○ねこ…

○よわったな…

○よわくなった

○…

○でも

○ひけめを

○かんじることなんて

○ないぞ…

○よわいということは

○よいことだ

○…

○いきもの

○っていうのは

○うまれたときと

○しぬときは

○よわいんだ

○…

○で…

○でだ…

○うまれたときと

○しぬときは

○やさしくしてもらう

○権利をえるんだぞ

○わかるかねこ



○死にます死にます詐欺をはたらいている我々なので

○動物病院さんに行くのも

○気が引けてしまうが

○あいかわらず

○先生さまも

○おねえさま方も

○ほんとうに優しく

○親身になって

○心配してくれているぞ

○良かったなーねこ

○しかも

○こんな腐れ外道のわたしにまで

○気を使ってくれて

○心配りもしてくれて

○ほんとうに

○ありがたいかぎりだ

○そして

○それらすべて

○きさまのおかげだ

○…

○きさまが良い猫だから

○私みたいなやつでも

○良い飼い主ふうになって

○丁寧な扱いを

○与えて頂いている…

○うーん…

○ねこありがとう…



○ﾊﾟｿｺﾝも壊れて

○ｽﾏｰﾄﾌｫﾝも壊れてきて

○きさまを撫でて

○きさまがわたしを寝かして

○作業中は

○私のひざの上で

○すやすや…

○3時間おきに

○目をあらって

○6時間おきに練りﾌｰﾄﾞを食べて

○12時間おきに液体食を飲んで

○24時間おきに点滴だ…

○まあ

○ふんばれや

○すきにしろ

○無理はするな

○甘えるのもよし

○見栄をはってもいいぞ

○おしっこは撒き散らせ！

○すべてをゆるす

○すべてを受け入れる

○愛だ…



Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

2019年10月31日(木)【お礼参りのあとで】

○おい

○おいくそねこ

○ご主人さまの

○おもどりだ

○でむかえろ

○みつゆびたてて

○出迎えろ！



○なんだきさま

○出掛ける前に

○顔をふいて

○眼を洗って

○目薬を

○さしてやっただろう…

○…

○なんだきさま

○たった数時間でさえ

○ひとりで

○居れなくなったのか…

○…

○なんだきさま…

○根性なしだなあ…

○…

○……

○………

○それはそうと…

○それはそうとだねこ…

○すこし前に

○このblogﾍﾟｰｼﾞを

○ご覧になられた方に

○命をおもちゃにしてる…

○とか…

○看病の名のもとに

○自己ｱﾋﾟｰﾙしている

○新手の△△だとか…

○とか…

○ねこを自分の△△にしている

○△△だ…とか言われただろ…

○あれは正解だ…

○あれはほんとうだ…

○きっと

○わたしは

○いたいところをつかれたので

○ｲﾗｯとしたんだろうし

○言われたくないことを

○面と向かって云われたので

○感情的になったんだとおもうんだ

○わかるかねこ

○…

○だってよ…

○今までのなんて

○看病じゃねーよ…

○ありゃただのお世話だ

○今までのは

○ふつうの

○ねこの世話だ…

○な…

○…

○だから

○次にお会いすることがあったら

○あの時は失礼な態度をとって

○申し訳ありませんでしたって

○上半身を90度まで折り曲げて

○謝ろうとおもう…

○うん…

○こういうご主人を

○見たくはないだろうが

○悪いことをしたと気付いたら

○あやまっておかないとな…

○わたしは阿呆だからな…

○…

○ではねこ

○祈願の11月だ

○しろいぬの

○誕生日も

○終わったからな…

○ふんばるぞ

○な

○ねこ

○きさまも

○悔いが

○残らぬように

○踏ん張れ！

○な…



Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

2019年10月31日(木)【しろいぬのたんじょうび】

○おい

○おいねこ

○おきるぞ

○添い寝ごくろう

○6時間

○みっちり働いてくれたな…

○えらいぞ

○えらいぞねこ…

○でだ…

○それでだねこ…

○きょうは

○しろいぬの誕生日だ。

○平成20年に亡くなった

○しろいぬの誕生日だ。

○なのでわたしは自転車にのって

○御礼参りに出掛けてくる。

○遊ばせてくれた公園さま…

○雨の日にお世話になった

○高速道路の高架下の砂場さま…

○ｱｲﾂがお気に入りだった道路さま…

○河川敷と堤防さまにもお礼言わないとな…

○本当はお世話になった前の動物病院の

○先生方にも連絡しないとｲｹないんだが…

○いろいろあってな…

○それは無理だ…

○でも心のなかでお礼は言うぞ

○しろいぬの病気にたずさわって頂いて

○ほんとうにありがとうございました…だ。

○でだ…

○だからして…

○今から御礼参りに出掛けてくるので

○生きておけよ…

○きょうはしろいぬの誕生日なので

○おまえの日ではない…

○おまえの日にはならない

○ということだ。

○わかるか…

○もどってきたら

○わたしがｷｻﾏの添い寝をしてやる

○じゅんばんじゅんばんだ

○関西の下町ことばでいうと

○じゅんぐりじゅんぐりだ

○いんぐりもんぐりではないぞ…

○わかるか

○では行ってくる

○贈りだせ！

○ご主人さまを

○おくりだせ！

Ⅱ
○
Ⅰ
Ⅱ
■

2019年10月25日(金)【動物病院】

○おい

○おいくそねこ

○おきろ

○おきろくそねこ

○きさま

○3日前の火曜日に

○ちょうしにのってから

○また食わねえじゃねーか！

○おー

○なんだこらー

○なんだこらくそぼけー

○が…

○が・しかしよー

○しかしだ…

○きさまの練りふーどの

○原材料にあたる

○缶詰が無い

○もうない

○なので

○動物病院さまに行って

○買ってきてやる

○…

○で…

○それでだ

○それだけでなく

○点滴もない…

○無いんだ…

○予備の注射針も…ない…

○液体食も…ない

○缶詰どころか

○ﾄﾞﾗｲﾌｰﾄﾞもない…

○もうない…

○なにもない…

○…

○なぜか…

○なぜだかわかるか…

○なぜだかわかるかこのくそねこ！

○もう…

○死ぬんだと

○思っていたからだ！

○…

○めしはくわない

○水も飲まない

○目や鼻からは

○異臭を放つ

○毒みたいな

○ｴｲﾘｱﾝが出てきてる！

○おしっこは撒き散らし

○3歩あるいたら

○ｱﾆﾒみたく

○よこむきにばたーん

○ってたおれるー

○…

○釣り上げた魚のように

○びくびく～

○びくびく～って

○けいれんするー

○急に甘えてくるー

○…

○そら死ぬおもうわ

○だれでも

○死ぬって

○おもうわ！

○あほかぼけー

○なんだこらきさまー

○…

○でだ…

○で…

○で・きさま…

○まだ

○あと…

○あと数日は

○生きるんだろ？

○だから動物病院さんにいって

○点滴と液体食と缶詰を

○買ってきてやる

○…

○ついでに…

○ついでにだ…

○その…

○左目から出てくる

○ｴｲﾘｱﾝを退治する

○目薬など無いか

○相談してきてやる

○分かったか！

○分かったかくそねこ！



○おらー

○おらーきさま！くそねこ！

○きさまー

○動物病院さんの受付で

○『ふくろうちゃん…その後いかがですか…おたんじょうび…おめでとうございますー』

○って言われたぞ！

○おいきさまこらくそねこ

○おまえこらきさま…

○誕生日なのか…

○10月25日は

○誕生日なのか…

○てか…

○きさまの誕生日らしいぞ！

○びっくった・びっくった・びっくりした

○びっくりしたぞ

○…

○白犬の5日前に誕生日を設定するとは

○きさま

○いい度胸してるなー

○…

○動物病院さまの

○お姉さまがたは

○たいへん

○おまえの事を心配して下さっているぞ

○おまえのようなくそねこのことを

○たいへん心配して下さっているぞ

○ほんとうに有り難いことだ

○大変喜ばしいことだ

○でだ…

○でなんだが…

○そこからが問題だ

○あんなーねこ

○大阪弁で『あのね？』という意味だ

○…

○そのあとに

○ば…ば…ば…

○ば・ば・ば・

○ばーすでーかーどなるものを

○手渡されたんだ

○知ってるか？

○いわいる

○おたんじょうびおめでとうございますねｶｰﾄﾞだ

○ふくろうちゃんおめでとうございます

○って書いているんだ

○しかも…

○お姉さまがたの

○直筆ﾒｯｾｰｼﾞ付きだ

○それを見た瞬間…

○それが見えた瞬間…

○ｱｶﾝ…って思ったけど

○ﾀﾞﾒだ…ってこらえたけど…

○…

○ｱｶﾝ…

○ｱｶﾝかった…

○耐えられなかった…

○止めることが

○出来なかった…

○…

○泣いてしまった…

○（┳ ┳）

○本気泣き…

○両眼から

○大粒なみだ

○止まらないなみだ…



○もう

○止まらない

○止まる気配はまったくない

○今までづっと

○踏ん張ってきた緊張感が

○ふぅ～って

○とけてしまって

○どっばどっば・どっばどっば

○涙が止まらない…

○動物病院さんの受付で

○ひげずらの中年のおっさんが

○えんえん泣いてる

○後ろの席で

○診察待ちをされている

○ご夫婦さまも

○いったい何が起こったんだ

○って

○きょっとーん

○っとしてるし…

○もう

○先生さまも出てきてくださって

○わたしをなぐさめてくれるんだけど

○その…ひとつひとつのお言葉が

○優しく有り難い

○ひとつひとつのお言葉が

○また心に突き刺さって

○涙がどっばどっば…

○でまた慰めのお言葉を

○頂くんだけど

○またそれが優しくて有り難くて

○泣いて…泣いて…涙が止まらない…

○もう…

○泣いた…

○一生分泣いた…

○一生ぶん泣いてもうたぞこらくそねこ

○なんだこらくそぼけ

○おーこらねこ



○ねこ…

○ありがとうな…

○きさまのおかげで

○人に優しくされている

○おまえのおかげで

○わたしのような者までも

○優しくして頂いている

○おまえが

○よいねこだからこそ

○おまえが

○良いねこで

○あってくれるからこそ

○わたしまで

○人様方に

○思いやりをいただき

○こころづかいを与えていただき

○やさしさまでもちょうだいしている

○…

○ありがたい

○ありがたい…

○そして…

○これすべて…

○おまえのおかげだ

○お前さまが立派でいてくれているから

○わたしの様な腐れ外道までも

○優しくしてもらっている

○…

○ありがとう…

○ありがとうな

○ありがとうな…ねこ…



○やっぱりﾌﾞﾛｸﾞは続けようと思う

○命で遊んでいると言われるが

○まあ、本当にそうかもしれないけど

○わたしは飼い主であるし…

○中年のおじさんが

○甘えた幼稚な言葉を使って

○気持ち悪い…

○…

○うん

○そうだな…

○10年後に

○自分自身がこのﾌﾞﾛｸﾞを見直した時に

○そう思うんだろうな…

○まあ…

○いろいろあるが…

○今は

○なにせ…

○ありがたい…

○きさまの命のおかげで

○いろいろ有り難い

○なので

○そうさな…

○そうだな…だ…



○もうすこし

○つきあえ…

○な…

○ねこ…

○ﾌﾞﾛｸﾞを書いているこの時間は

○きさまがわたしのﾋｻﾞの上に乗って

○すやすやと眠る時間だから

○毎日…添い寝に励むきさまの

○唯一の安らぎの時間にしてみせるから…

○…

○おい

○おいくそねこ

○きさま…

○たんじょうびだそうだ…

○たんじょうび…

○おめでとうございます…

○と言ってもらえる

○ねこであってくれてありがとう

○ありがとう…

○ありがとうねこ…

○もうすこしのあいだ

○よろしくたのむわ



Ⅱ
○
Ⅰ
Ⅱ
■

2019年10月24日(木)【生きる】

○弱った生き物は

○美しい…

○弱った動物は

○とても美しい…

○命を大切にして

○時間を大切にして

○何をすべきか…

○何をしたいのか…

○何が

○自分にとって

○必要なのか

○を

○本能と

○理性で

○決める…

○弱った動物は

○甘える

○弱った生き物は

○近寄る

○弱くなることで

○分かることが

○たくさん

○ある

○今日は雨…

○一日中

○雨…

○明日も

○雨…

○ありがとう

○ございます。

Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

2019年10月23日(水)【想いかた】

○ここで

○おしっこを

○したことよりも

○おしっこを

○してくれたことを

○かんしゃ

○すること…

○看病を続けていくと

○どんどん距離が出来て

○感情が薄れていく恐怖感が

○出てきます。

○この姿を見せてくれて

○ありがとうと思うこと

○ﾍﾟｯﾄの最期は

○自分に足りなかったことを

○教えて頂く

○貴重な愛情体験だと

○思うこと

○目の前にある

○幸せを

○見逃さないこと

○爪を切らせて頂く…

○顔を拭かせて頂く…

○撫でさせて頂く…

○愛させて頂く…

○感謝させて頂く…

○しょせん…

○偽善なのですから…

Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

○ほうりつかいせい

○ここで

○するのは

○良くはない

○この場所では

○したくない

○と

○思うのか

○なにか

○？

○と感じられると

○むくっと立ち上がり

○どこかに

○歩かれます

○もう

○脳も

○正確には

○はたらかないようで

○あっちに

○ふらふら～

○こっちに

○ふらふら～

○そのあとに

○ついていく

○ご主人さまは

○こちらでおしっこされますと

○ここに1枚…

○あちらにおしっこされますと

○あちらに1枚…

○と

○おしっこしーとを

○おいていきます

○どういうわけか

○めのまえには

○10まいちかくの

○おしっこしーとが

○敷かれています

○おしっこしーとの

○上には上がってくれるも

○おしっこだけは

○おしっこしーとの

○そとに

○じゃー

○っとなったり

○おしっこしーとに

○片足は乗せるも

○下半身は入らなかったり…

○畳には

○まだ乾ききっていない

○おしっこもようが

○4つほど

○輝いています

○この家は

○どこで

○おしっこをしても

○かまわない

○という

○ほうりつに

○かえていて

○よかったなと

○おもいました

○きらいに

○ならなくていいから

○おしっこしたことを

○しからずに

○ほめてやれるから


Ⅰ
○
Ⅲ
Ⅱ
■

○ひょうしょうじょう

○さいごまで

○添い寝たいちょう

○ごくろう

○おまえ

○えらい

○あいする

○あいしてる