「カロリーは中心に集まる性質がある為、ドーナツなどの中心が空洞の食べ物はカロリーゼロ。形もカロリーゼロを表してるから太らない」とは、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんが提唱する、カロリーの概念を覆すトンデモ理論である「カロリーゼロ理論」です。
「カロリーゼロ理論」は、2015年10月15日にテレビ朝日系で放送された「アメトーーク」の「ついつい食べすぎちゃう芸人」に出演した際に、「柿の種はこんなに小さいのに太るわけがない」や「カステラはギュって潰せば小さくなるから太るわけない」などを披露した、論理的には完全に破綻したものであり、完全なお笑いネタの「まちがい」ですので、信用されないように。
■ご飯
白いものにはカロリーがない。カロリーには色がついている
もちろん、おもちや豆腐もカロリーゼロ
■ドーナツ
カロリーは真ん中に集まっている。その真ん中に穴が空いてるからカロリーがない
また、真ん中部分は空気だから、空気を食べているのと一緒
ちなみにバームクーヘンも同一の理由でカロリーゼロ
しかも、形が「ゼロ」だから、確実にカロリーゼロ
■カステラ
ギューッと潰したら、空気中にカロリーが抜けていく
ただし、「副流カロリー(タバコの「副流煙」の様に空気中のカロリーを吸ってしまうこと)」には注意する
■ガリガリ君(アイスクリーム)
食べれば食べるほど痩せる。だから「ガリガリ君」
凍らせたものはカロリーゼロ
そもそも、砂糖はすぐエネルギーになるから太らない
■トンカツ&コロッケ
カロリーは熱に弱い。だから110°以上の油であげたら、カロリーゼロ
もしくは、パン粉をつけてあげたものは、油の中にカロリーが逃げる
同様にポテトチップスなどもカロリーゼロ
さらに、「コロッケ」は中身が野菜(ジャガイモ)だからカロリーゼロ
■カツカレー
カロリーがないものが集まっている
燃える様に辛いものは、脂は熱で燃えるので、カロリーゼロ
とんかつも揚げているのでカロリーゼロ。110℃以上にカロリーは耐えられない
ご飯も白いのでカロリーゼロ
「カツ丼」も同様
■サラダ味の煎餅
野菜は、そもそもカロリーゼロ
「サラダ」なんだから、当然太らない
一緒の理由で「キャベツ太郎」もカロリーゼロ
■新幹線で食べる弁当
何を食べても、時速200kmで走っているから、カロリーは置いていかれる。だからカロリーゼロ
■ハンバーグ
肉をミンチにした時点で、小さすぎて「カロリーは入らない」。だからハンバーグはゼロカロリー
ちなみにフライドポテトも「細い」からカロリーが入らない
■牛カルビ
牛が食べているのは「草」。元々カロリーのない「草」を食べて育つから牛もカロリーがあるわけがない
だから牛カルビもゼロカロリー
■ベーコン
ベーコンは、くんせいにされている際にカロリーが飛ぶ
特に白い部分(脂)はカロリーがない
■ピザ(トマトソース)
ピザにはカロリーがあるが、トマトソースがかかっていればカロリーゼロ
トマトはカロリーと戦ってくれる
しかも、トマト(リコピン)は最強で、いつも勝つからカロリーが消滅する
■カップやきそば
持ち上げてご覧なさい。あんなに軽いのにカロリーがあるわけがない
乾燥もしているので、そもそもカロリーが宿ってもいない
なお、日本コカ・コーラ社の特定保健飲料「からだすこやか茶W」のCMでは、「おいしいものは 脂肪と糖でできている」という、カロリーゼロ理論と真逆のキャッチコピーが使われています(次の日曜日へと続きます)。
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