私が子どものころに食べていたウィンナーソーセージといえば、「赤いウィンナー」や「皮なしウィンナー」、または「魚肉ソーセージ」が一般的でした。今でこそ、普通に売られている本格的なソーセージなんてものは知る由もありませんでした。
私個人としては、いろいろとウインナーを食べてきましたが、終着駅として日本ハム株式会社の「シャウエッセン」が終着駅になっています(途中で乗り換えたり、目的地を変えたりすることも多いですけど)。
さて、シャウエッセンは1985年3月より製造・発売している粗挽きのウィンナーソーセージです。現在も日本ハムの主力商品であり、ウインナーソーセージ界のトップブランドの地位を保持しています。
伝統も大事ですが、最近は伝統を大切にしつつ、少しずつ変化しており、今まで、「羊腸が破れ風味が損なわれる」という理由で、電子レンジによる加熱をお控えくださいしていました。ところが、最近ではパッケージにレンジ加熱時間の目安が記載されています。また、「チーズ入り」や「チリ味」ををラインアップに加えられています。
通常、スーパーで見かけるシャウエッセンは数本が一袋に入っています。また、最長として登場した「ロング」も、複数本で1パッケージになっていました。
ところが、今回、苦戦しているプロ野球・北海道日本ハムファイターズに喝を入れるためとは思えませんが、「シャウエッセン史上最太」を謡った「ビッグシャウエッセン」が販売されています。しかも、堂々の1本売りです(現時点で取扱店は関東エリアのファミリーマートで先行発売中です)。
ということで、「漢の挑戦シリーズ・食べ比べてみました」です。
メガロングとの大きさの比較です。左から、「ミニ」「普通」「ロング」そして「メガロング」です。
太さは、普通が約20mmでメガロングが約25mmでそれほど変わりませんが、約2倍の長さです。もう、笑うしかないような・・・。
味の方はシャウエッセンです。大きくなった分、ジューシーさと、肉肉しさは通常よりも増しているように思えます(個人の感想です)。
ミニ:太さ 約20mm / 長さ 約50mm
普通:太さ 約20mm / 長さ 約75mm
ロング:太さ 約18mm / 長さ 約140mm
メガロング:太さ 約25mm / 長さ 約150mm
私は、「ボイル&焼き派」です。フライパンに少しの水を張って、シャウエッセンを適度にボイルしてお湯が蒸発したあと、羊腸が破れないように焦げ目をつけたものが好きなのです。
さて、「ウィンナーソーセージ」ですが、いろいろと種類がありますので、ここでまとめておきます。
そもそも、大きなくくりとして「ソーセージ」があり、一般的に塩漬けされた肉を挽き、これを香辛料等によって味付けして腸に詰め、乾燥、または燻製することによって作られるものです。「ウィンナー」は、そのなかの一種で、「ウィーン風」という意味。正式には「ウィンナーソーセージ」と呼ぶそうです。では、どんなソーセージがあり、どんな違いがあるのでしょう?ここでは、日本農林規格(JAS規格)にはその基準がこう記されています。
01.ウィンナーソーセージ
ケーシング(動物の腸、なかには人工のものも)には、羊の腸が使用され、太さが20mm未満のもの。
02.フランクフルトソーセージ
豚の腸が使用されており、太さが20~36mmのもの。
03.ボロニアソーセージ
牛の腸が使用され、太さが36mm以上のもの。
この、ビッグシャウエッセンですが、太さで分類しますと、フランクフルトになりますが・・・。JAS規格的には何者なのでしょう?
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どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。