古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

ガソリン高値を何とか・・・

2007-12-31 10:47:17 | 経済・家計

2007年も後僅か、しかし、ガソリンが高いですね!

その理由は、もちろん世界的な原油価格の高騰にありますが、2004年までは、平均1バレルあたり20~30ドル程度でしたが、イラク戦争・産油国の政情不安や災害による減産・投機マネーの流入などの影響で、最近では先物市場価格では1バレルあたり100ドル前後と高止まりしています。(1バレル=約159リットル)

更に、ガソリンを購入すると、1リットル当りでガソリン税が53.8円がガソリン価格に関わらずかかります。これに、更に消費税が5%が・・・・・

ガソリン税は、揮発油税+地方道路税=53.8円ですが、元々の法律では28.4円しか規定されていません。これが道路特定財源にあてるため、昭和49年より特別法で暫定で53.8円に引き上げとなってますが、来年3月末に期限切れとなります(国会で決議すれば延長可能)。

そこで、庶民の味方の筈の民主党は「税制改革でガソリン25円値下げできます」と道路特定財源の暫定税率廃止をアピールするビラとのぼりを作成し、国会議員や全国の県連事務所に送付したようです。内容は「日本のガソリンが割高なのは『ガソリン税』が高いからです」と指摘しています。本当に、高止まりのガソリン!せめて、日本国で出来ることは、余分な税金の搾取を辞めろと言いたいですね!

また、同じ原油価格高騰で政府が12月上旬に決めた、寒冷地で暮らす低所得者向けの灯油購入費助成制度は、空振りしそうと地元の山陰中央紙は報道しました。何故なら、財源の1/2は財政難の市町村の予算から・・・財政難に喘ぐ市町村は二の足を踏んでいると。

絵に描いたぼた餅(創設の灯油購入費助成)より、根拠のない税金(ガソリン税の暫定税率)を下げて欲しいものですね!国はもっと庶民の暮らしや、疲弊した自治体財政(先日までの暖冬で、除雪費軽減を願っている)を直視するべきです。

情報元:PowerFP


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渡邉 勝方
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