冬の桜並木を歩いた
すべての木が裸木になっている
桜の裸木には
どの木のシルエットにも魅力がある
さらに桜の裸木には
どの梢の冬芽にも魅力がある
冬の桜の裸木には
小粒の冬芽がびっしりついている
冬芽を見るたびに思うことは
春への準備ということだ
季節のめぐりのなかで
冬芽がふくらんでつぼみになる
春の桜の花も美しいが
冬芽からは生きる力が伝わってくる
冬の桜並木を歩いた
無数の冬芽が視覚に残った
冬のフォトポエムにようこそ！
冬のフォトポエム 西尾征紀（Nishio Masanori）は、毎日６時に更新しています。
1月は、フォトポエムと遊ぼうをおとどけします。
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