河川敷が別世界

ちょいと近場をドライブしました
橋を渡ったら悪癖がムクリ

ここの河川敷に降りたことなかったな

土手っぷちに停め
ダンプが踏み固めたであろう
土が剥き出しの坂を下ります

うわあ

木が薙ぎ倒され
凡そ長さのあるものは全て川下を向いています

そういうことなのでしょう

目の前には他にも目立つものがあります
細かい砂の山に、砂の絨毯
誰も来ないから足跡一つ付いていません
処女雪ならぬ処女砂ですか

川の流れまで
砂を踏みしめ倒れた草木を縫うように進みます
砂が思いの外沈み込むのが海辺の砂浜と一緒です

おっと何が埋まっているのかわかりません
踏み抜かないように
しかし
しっかり踏みしめて
という二律背反を体現しながら
ものっすごい強風に逆らって水辺に到着

陽射しは強いのに冷風を叩きつけられて凍えそうです

やっと辿り着いたのに冷えすぎでもう無理です
車まで追い風なのに足を砂にとられます
この砂、かなり上質ですね
違法業者がムニャムニャスルするわけですよ

風が強く俯いていたら
足下で砂が吹き流されていきました

キラキラ光る地表の星よ

顔を上げると足跡が幾筋か並んでいます
一番乗りかと思ったんですが先客がいましたね
まあそんなもんでしょう

それにしても
青い空に一面の砂原
う～ん
まさに日常に隣り合わせた非日常
そこに異世界を見た思いです

スマホは置いてきたんで画像なしです
orz