ラクガキキャビン

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【本】思い出のマーニー

2018-10-10 12:00:00 | 
結構前に読み終わっていた本。

思い出のマーニーはジブリ映画にもなった作品です。


夏にはこの物語を読みたくなってしまいます。

ジブリでは、日本を舞台としていましたが、
実際はイギリスのお話です。


なので、読んでいると赤毛のアンとか出てきそうな雰囲気を感じます。

ハウス食品のアニメみたいな爽やかさを感じます。


主人公はアンナという女の子。

なんとなく人との間に大きな壁を感じてしまっていて、
自分は外の人間なんだと思い込んでいます。


アンナの生まれは複雑で、現在はロンドンの養父母によって育てられています。

そういう彼女のこれまでが影響している部分もあって、
他人との間に大きな壁を感じているのかもしれませんね。


アンナは体調を崩すことも多くなってしまい、
医者からのすすめで田舎でしばらく療養するといいと言われます。

ロンドンから離れた片田舎。

養父母の知り合いに預けられ、ちょっぴり早い夏休みを過ごし始めます。


そんな中で出会ったのは、マーニーと言う少女。

読んでいるとジブリのキャラクターのイメージが浮かんできます。

マーニーと出会い、お互いの仲を深めていくのですが、
ある日事件が起きてしまいます。

それまでにもいろいろと小さな事件はいっぱいあるのですが、
大したことないのかもしれません。

この事件が起きて、しばらくするとアンナはマーニーの存在を忘れてしまいます。

そのマーニーのことを思いだした時、
様々なことが分かるのです。



ジブリ版は、マーニーとの事件までくらいをまとめているだけなので、
ちょっぴり物足りない感じがあります。

そして、何よりも日本を舞台にしているので、
原作の外国の素朴な雰囲気ではなく、日本のどこか地方って感じなんですよね。

その点が好きではないのです。

ジブリ映画を観てから、本を読みましたが、
イメージは全然違うかもしれません。

原作の方は何度も読みたいと思い、
実際に夏になると定期的に読んでしまいます。

でも、映画は…。


私の好みではありませんね。

両方を知ると、好きな方が分かるかもしれません。

ぜひ比べてみてくださいね。

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