谷川俊太郎さんのイベントで購入した本を読み終わりました。
購入したのはナナロク社という小さな出版社から発売されている書籍です。
装丁がかわいいなと思ったのですが、
どうやらディック・ブルーナさんが行ったそうです。
どうりで可愛いなと思いました!
この作品は、全てひらがなで書かれた詩集です。
子どもが書いたような雰囲気があります。
やっぱり詩なので、ひとつひとつじっくりと読みたい感じ。
小説とは違って、読むスピードはかかりました。
どれも胸に刺さる作品ばかりで、
ああ子供の頃、こんなふうに感じたことがあったなとか。
今の自分にすごく刺さる内容だ!
とか思ったりしながら読み進めました。
特に一番最後に掲載されていた作品はなんだか目からうろこという感じです。
「まだ生まれないこども」というタイトルの作品なのですが、
お母さんのおなかにいる子供の気持ちを読んだものです。
講演会でも谷川さん自身、女性の体の不思議さについて話ていたのですが、
男性である谷川さんが女性の体についての詩を作るって、
計り知れない神秘さを感じているのだろうなと思います。
ひとつひとつ考えてしまう作品ばかりで、
なんだか新しい世界が開けたようにも感じます。
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