ラクガキキャビン

sanaeの落書きブログ。掲載したイラストは無断転用・乱用は禁止させていただいております。ご理解お願い致します

【本】氷点 上巻

2018-03-28 12:00:00 | 
今月はもう一冊読むことができました!


三浦綾子 著 『氷点 上巻』です。

まだ下巻が待っているので、
途中の感想になります。


氷点は北海道が舞台のお話です。

旭川で病院を経営する辻口啓造。

真面目な彼。

妻、夏枝と息子の徹、娘のルリ子と暮らしていました。

平和な家族かと思いきや、夏枝には実は夫の病院で眼科医として働く村井にちょっぴり浮気心が。

特に何もないんですけど、家に村井がやってきて、そわそわ。

家には二人きり。

徹はお手伝いの次子と出かけており、ルリ子も外で遊んでいるよう。

良い雰囲気になってしまった時、
ルリ子が家へと帰ってきます。

村井と話をしていた夏枝は、ルリ子を再び外へ遊びに行くよう促します。


この結果、ルリ子が殺害される事件が起こるのでした…。




問題はここからです。

もちろん夏枝は村井に恋心を抱いたことを悔やみ、
自分のしたことを激しく後悔します。

体調も悪くなってしまいます。

しかし、夫の啓造は村井と夏枝が事件の日に会っていたことを知り、
嫉妬と怒りと悲しみに暮れるのでした。

一方、犯人についても分かります。

犯人はすでに死亡。

生まれたばかりの娘がいるとのこと。


ふと、啓造は犯人の娘を引き取り育てることを思いつきます。

夏枝も子供が欲しいと言い出し、
また啓造の友人で、乳児院とも関係が深い高木に頼めば、
犯人の娘を引き取ることが可能だと分かります。


こうして、自分を裏切り娘を事件へと巻き込むことになった妻に
犯人の娘を育てさせようという計画が始まるのでした…。



ものすごい設定ですよ~!!

昼ドラ以上のどろどろ感!

上巻は結構スムーズに読み終わりました。

脳内で、今映画化されたら誰にやってほしいか考えながら読みました(笑)


今のところ、私の脳内配役としては

啓造 … 藤原竜也、山田孝之、佐藤健、反町隆 
夏枝 … 吹石一恵、沢尻エリカ、松嶋菜々子
高木 … 松山ケンイチ

な感じです。

高木は松山ケンイチ一択です。

夏枝はだんだん吹石一恵のイメージになってきました。

最初は沢尻エリカかなと思っていたのですが。

啓造はちょっと決まらないですね~。

ものすごく葛藤する役で、強い部分がある人じゃないとだめなんだろうな。

そして無口なお父さん役というと、どなたでもないような。



何度か映画化され、かなり大ブームとなった作品ということなので、
再び映画化されることもあるかもしれませんね。

その時、誰がどの役になるんだろう…。



また下巻を読んだら、配役変わるかもしれません(笑)

さて、4月中に下巻を読めたらいいな!


---------------------------------------
SUZURIにてオリジナルグッズ販売しています!

こちらをクリックすると行くことができます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。