皆さん、こんばんは。
昨夜、ふたご座流星群はどうかと夜空を見上げてみましたが、月が明るくて首が痛くなっただけでした。
札幌では漸く雪が降ったそうですが、今日は東京もグッと冷え込んで、いよいよ冬らしくなって来た感じです。
さて、花の少ない冬の間、通勤散歩番外編として日比谷公園の見どころを紹介していきたいと思います。
不定期となりますが、宜しくお付き合いください。
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日比谷公園
(園内案内図)
石垣、花壇、大噴水、二つの池に松本楼、、、
日比谷公園を紹介するのに何から始めようかと悩んだ結果ーーーやはり、最初はここと決めました。
日比谷公会堂
屋上の看板がやや貧相ですが、戦前を思わす赤レンガが特徴的です。
且つて立会演説会場としても利用され、彼の浅沼稲次郎暗殺事件の現場にもなっています。
老朽化のため現在は閉鎖されています。
日比谷公会堂・市政会館
設計者:佐藤功一、建設年:昭和4年(1929)
大正9年(1920)に東京市長に就任後、東京市政の為の中正独立の調査機関設置を構想した後藤新平は、大正11年(1922)に東京市政調査会を設立して自ら会長となった。後藤は、安田財閥・安田善次郎の寄付を受け、日比谷公園内に公会堂を敷設した会館を建設し、会館は調査会が使用し、公会堂は東京都の管轄に委ねることにした。これが、現在の市政会館と日比谷公会堂である。(後略)(現地説明文ママ)
建物の北半分が公会堂、南半分が市政会館の構造になっているのですね。
市政会館正面の時計台
市政会館は今でも現役です。
初めて中に侵入してみましたーーー
時代がかったエントランスホール
中は現代風に改装されています。
市政専門図書館や法律事務所などが入居しています。
因みに設計者の佐藤功一は、早稲田大学理工学部建築学科の創始者で、大隈講堂なども設計している人物だそうです。
そう言われていると、雰囲気が大隈講堂に似ていますね。。。
西側からの外観
佐藤功一:栃木県出身の建築家(明治11年~昭和16年)
改めて調べて見ると、知らなかったことが沢山あって興味が尽きません。
とりとめもない雑学程度ですが、ブログが無ければ見向きもしなかったでしょうから、これも何かのご縁かと思います。
(本日も最後までご覧いただき有難うございました。)