2月16日、木曜日。
今日、宝登山に行っていたら最高だったろうな~と思ってしまう、素晴らしい青空でした。
気温の方も一息ついて、週末はまた暖かくなる様ですね。。。
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昨日出掛けた秩父宝登山の追加記事です。
宝登山神社と長瀞を紹介いたします。
寶登山(ほどさん)神社
三峯神社、秩父神社、寶登山神社と並び「秩父三社」と呼ばれる歴史ある神社です。
ご祭神
神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)=神武天皇
大山祇神(おおやまづみのかみ)
火産霊神(ほむすびのかみ)
宝登山の麓に鎮座し、山頂に奥宮があります。
秩父地方に多く見られるお犬様(オオカミ)信仰の神社の一つで、日本武尊の東征の際、山火事に遭って進退極まった尊がオオカミに救われたという神話から「火止山」の名が起き、のちに「寳登山」となったとされています。
お犬様の護符
火除け、盗賊除けのご利益があります。
山頂の奥宮
奥宮前のオオカミ像
後ろ姿も精悍で、狛犬や獅子とは全く別物です。
国道沿いの大鳥居とお山の姿
長瀞駅
明治44年(1911)、宝登山駅として開業。
開業当時の姿を残す木造の駅舎は「関東の駅百選」にも選定されています。
駅から河川敷までお土産屋さんが続いていますが、昨日は平日で殆ど閉っていました。
商店街を抜けると荒川の河原です。
名勝・長瀞の岩畳
国の名勝・天然記念物に指定されています。
長瀞で見られる「結晶片岩」は、地底深くの約20~30kmでつくられたもので、長瀞はその片岩を観察できることから「地球の窓」といわれます。
明治11年(1878)に東京帝国大学の初代地質学教室教授のナウマン博士が訪れて以来、多くの研究者が長瀞を訪れており、秩父・長瀞地域は「日本地質学発祥の地」とよばれています。
(埼玉県立自然博物館hpより)
長瀞はライン下りでも有名で、今の時期は瀞を遊覧する炬燵船が楽しめます。
夏の渓流下りの絶叫ポイント、小滝の激流。
お気に入りの景色です。
左岸の河原をトコトコ~
虎岩
スティルプノメレン片岩と緑色片岩でできた地層の露岩。
鉄橋を三両編成の電車が通過していきます。
次に来た貨車は、、、
武甲山の石灰岩を運んでいるのでしょうか。
河原から上がって親鼻橋を渡ります。
ダイダラボッチの伝説が伝わる蓑山 (美の山)。
親鼻橋から荒川の上流側の眺め
奥の山は破風山、左手前の岩は地質学的に貴重な「紅簾石片岩」です。
野上駅から三駅目の親鼻駅まで~、
平日のショートハイキングでした♪
(おまけ)
西武秩父駅前からの武甲山。
信仰の山も削られて随分と小さくなってしまいました。。。
山行記録はヤマケイオンラインにUPしていますので、時間と興味のある方はご笑覧下さい。☟
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