皆さん、こんばんは。
2025年3月3日、月曜日。 雨。
昨日まで陽気から一転しての冷たい雨。
啓蟄目前の寒の戻りで虫たちもさぞ面喰っていることでしょうが、乾き切った関東平野では待ち望まれた恵みの慈雨です。
大規模な山火事に見舞われている大船渡にも、一刻も早くこの雨が降ることを祈るばかりです。
さて、雨といえば、、、
あろう事か、アメリカとウクライナの関係が土砂降りとなってしまいました。
「雨降って地固まる」に一縷の望みを託すしかありませんが、果たして。。。😟
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#山の記憶
先週土曜日の秩父の山歩きです。
去年と同じ武州日野の節分草を目指して、無名の山稜を歩いてみました。
荒々しく野趣味に富んだ秩父の山々は、普段見慣れた奥多摩の景色とは一味も二味も違って見え、山稜を進むごとに角度を変えて見える両神山の威容は見飽きることがありません。
見飽きない山
3月1日、土曜日、
秩父盆地の北縁、小鹿野町を流れる赤平川を渡って尾根に取り付きました。
歩いたのは、標高450~650mの小ピークが連なる名も無き山稜です。
秩父の山々が一望出来ます。
北の足元に小鹿野の町並みと城峯山
東南の方向に武甲山
南西方向に和名倉山と荒川源流域の山々
西に秩父槍と両神山
北西には二子山と白石山が見渡せます。。。
二子山はクレイジーマウンテンの異名を持つ岩峰です。
両神山(1,723.3m)
日本百名山の一座でイザナギ、イザナミの二神を祀る両神山は、日本武尊が東征の折、この山を8日間横に見ながら軍を進めたので「八日見(ようかみ)山」と名付けられたのだとも言われています。
何度見返しても見飽きることがありません。🫡
スカイラインと飛行機雲
登山道の無い無名の山稜ですが、選んで歩いた甲斐がありました♪
文殊峠で一旦林道と交差します。
峠に小振りなドーム式の天文台がありました。
長若(ながわか)天体観測所
偶々居合わせた利用者の方から天文台開所の経緯などを伺うことが出来ました。
曰く、
化石収集が趣味で小鹿野に通われていた東京の某高校の先生が、文殊峠に林道が開通するのに合わせて、定宿としていた麓の長若山荘のご主人の協力を得て、1986年にこの私設天文台を開所されたのだとか。
4mのドームには30cm反射望遠鏡が据えられていました。
お二人とも既に物故されておられるそうですが、、、
昔は実に剛毅な方が居られたものですね。😀
天文台からの大展望
きっと素晴らしい天体観測が出来ることでしょう。
品刕(しなしゅう)三角点(639m)
今回歩いた中で、唯一名前のあるピークです。
因みに、「刕」は「州」の旧字体だそうです。
644mピーク
本日の最高地点ですが、展望はありませんでした。
里に下って荒川を渡ります。
荒川右岸を歩いて武州日野駅に向かいました。
野路に咲く福寿草
武州日野のセツブンソウ
秩父往還(R140)の路肩に群生地があります。
秘密の穴場スポットです♪
今頃はもう雪を被っているでしょうか、、、
福寿草と節分草は今季二度目の登場ですが、、、
こちらも見飽きることはありませんね♪😄
ヤマケイオンラインに山行記録をUPしましたので、時間と興味のある方はご笑覧ください。☟
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