神社の電話が鳴った。
「お久しぶりです。皆さんお元気ですか?
こちらは猛暑で朝からエアコンつけてます。」
遠方の親戚からであった。
用件は、御神札や御守を送って欲しいとのこと。
住んでるところにも神社は沢山あるのに
冠嶽神社の神授品を授かりたいのだ。
当家は明治以降令和まで4代にわたり
冠嶽神社に奉職している。
遠方の親戚も当家のDNAを引き継いで
いる方なので、遠方にいても
心は冠嶽神社にあるのだろう。
「冠嶽神社を護ってくださり
ありがとうございます」と。
遠方にいても冠嶽神社に
心を寄せていただき
このようなお言葉も頂戴する。
田舎神社の神職にとって
ありがたく励みになります。