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TFG1 マスターピース ホイルジャックをゆっくり紹介

2015年06月01日 | TF マスターピース
『トランスフォーマーアドベンチャー』第10話でジャズ(マイスター)が登場しましたが、各作品のマイスター副官の例に漏れずカッコいいキャラでいてくれたので、アドベンチャー内でもトップクラスに好きなキャラになりました。
放送前まではキャストがビーストウォーズでチータスを演じられてた高木氏という事もあり、前々作のサイコパス気味なクモ姐さん着払いを気にするアイツみたいにアドリブが凄い事になるんじゃないかなと不安もありましたが、蓋を開ければアドリブは少々入っているものの大部分がカッコいい演技でした。


では今回は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より
マスターピース MP-20 ホイルジャック(Wheeljack)
の紹介です。

ビークルモード(ランチア・ストラトス ターボ)



ロボットモード


所属:サイバトロン/Autobots
役職:技術者ホイルジャック
体力:7
知力:9
速度:7
耐久力:5
地位:8
勇気:9
火力:7
技能:10
総合:62
ホイルジャックはサイバトロンの優秀な技術者にして発明家である。その技術力の幅は果てしなく仲間のリペアから機器の修理や分析、武器の開発、薬品の調合などあらゆる分野に及ぶ。そして自分の発明品がきちんと動いてくれた時ほど嬉しい事はないと思っている。
様々な事に興味を持つ彼は、多くの発明を考え実行せずにはいられないマッドサイエンティストなのである。内外の評価も高くスモークスクリーンはホイルジャックのことを天才と称していたり、メガトロンもホイルジャックの発明品というだけで使用目的不明な機械を入手していた。もっとも発明品には失敗作もあり、ダイノボットが基地内で暴れだしたり、ショックキャノンは発射後すぐに爆発してしまったりもしている。しかしそのような事態にもまったくめげず彼は発明を続けるのだ。
性格は前向きで非常に明るく、常にみんなに掛け声をかけるムードメーカーである。また非常に正義感が高く、勇敢で身を挺してスパイクを助けたり、仲間を逃がして自らは捕虜の道を選ぶなどしている。
自らをチューンナップした身体は、戦士としても充分な戦闘力を持ち、最大時速515kmで1300kmの距離を飛行することも可能。ただ、飛ぶ事に対して苦手意識があり、デストロンと空中で互角に渡り合うような芸当はできない。
【※参考:説明書プロフィール】

ホイルジャックは陽気なマッドサイエンティストである。基地では常に新しい発明品の製作に没頭する優秀な技術者だが、時折実験中の失敗で自分自身を傷つけてしまう事もある。
ハリウッドのスタントドライバーもこなせないような熟達したドライビングテクニックを誇り、ロボット時は最大時速515kmで1300kmの距離を飛行することも可能。
【※参考:カード裏プロフィール】

パッケージ

パッケージ裏

セット内容

本体、サイドミラー×2、ショルダーキャノン、マグネット弾、レーザーガン

付属カード(画像クリックで拡大)


amazon先行予約特典:ヒュプノチップ対抗装置


ギミック

ビークルモード両側にあるジョイントに付属のサイドミラーを差し込むことで、ビークルモードが完成します。このサイドミラーは小さく、破損し易い事に加えて無くし易いので予備がひとつ付属しています。

付属のショルダーキャノンにはマグネット弾を装填可能。ただ、スプリング等による発射機能はありません。

ビークルモードのルーフ部にあるジョイントにはショルダーキャノンを接続可能。

ショルダーキャノンは基部が上下に可動するので、角度付けが可能。

また、付属のレーザーガンはビークルモード底部のジョイントに接続し、収納する事が出来ます。

ロボットモードの両肩にあるジョイントには付属のショルダーキャノンを接続可能。なお、普段は右肩に接続しておきます。

レーザーガンおよびヒュプノチップ対抗装置はロボットモードの手に持たせる事が出来ます。


後頭部のネジを外す事で、マスクが外れて髭を蓄えた素顔を見る事が出来ます。ただし、破損の危険があるので無理に外すことはお勧め出来ません。分解は自己責任で。


アクション



「ホイルジャック、トランスフォーム!」


































以上、マスターピース MP-20 ホイルジャック(Wheeljack) でした。
可動範囲は、首が上下スイング+左右ロール軸可動。肩は前後スイング+開き可動。肘は90度スイング。二の腕に左右ロール軸。手首に左右ロール軸。掌は第2~5指の第二関節が可動。腰に左右ロール軸。股関節は前後スイング+開き。大腿に左右ロール軸。膝は90度スイング。足首は前後および内側にスイング。と広い可動範囲を持ちます。接地性に関しては、接地面が広く本体バランスもとれているので、非常に良好。ただ、足首の関節が凄く細いので掛かる負担が心配です。
付属品に関しては、手持ち武器やショルダーキャノンなど、武装がそれなりに豊富なのが嬉しいです。技術者であっても工具は一切付属しませんが、アニメでも工具を使ったシーンはあったかどうか思い出せないほどに少なかったので不満は感じません。だいたい完成品をいきなり出すか製作シーンカットのどちらかでした。amazon特典のヒュプノチップ対抗装置については、印象こそ薄いもののホイルジャックの発明品という事で遊びの幅を広げられるので、素直に嬉しいです。
ギミックに関しては、派手なものはありませんがショルダーキャノンの角度付けが可能だったりビークルモードにレーザーガンを収納できたりと地味ながら嬉しいものがあります。一応、マスクオフは派手なギミックのうちに入るのでしょうが、マスク下の顔は特にアニメで出ていない上に分解する必要ありきのギミックなので、一度見れれば満足です。
スタイルに関しては、ビークルモードがラリーカーということでボディのプリントが物凄く多いです。また、モールドも非常に多いのですが、その部分にもしっかりとプリントされているのは驚きです。さらにタイヤに溝がないのも実車通りとの事。
ロボットモードに関しては、ビークルモードが他のカーロボと比べて少々薄めでもロボットモードの厚みは十分。スカスカしている箇所も無いので十分なボリュームです。特徴的な顔の再現もばっちりですし、がに股もしっかり再現出来るので文句のつけようの無い完成度を誇っています。
中型サイズのMPもかなりの数になってきましたが、今回の型は同サイズのランボル型やプロール型と比べてロボットモードの隙間が無い分さらに洗練されているように感じました。足首の関節が細いので掛かる負担が心配ではありますが、発売してまだ1年も経っていないので杞憂に終わる事を願います。ともあれ、マスターピースの名を冠するだけあって素晴らしいクオリティの玩具でした。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
実は飛べる (おもちゃん)
2015-06-01 00:12:45
こんばんは(・∀・)ノ

僕も買いました……行きつけのお店で買いましたが、 ヒュプノチップ対抗装置が何故か付属してます。Amazonじゃないのに(笑)

しかしこの ヒュプノチップ対抗装置持たせてると日曜大工好きなオッサンにしか見えないのが何ともwww
ユナイテッドのホイジャはズングリした体型でしたが、此方は良い体型ですね。
概ねイメージ通りと言いますか。
ビークルモードがめっちゃ格好いいですな~
カーモデルとしても通用しそうなのは、バイナルテックから受け継がれた技術ですね。

ジャズ、イメージでは冷静沈着な感じでしたが、アドベンチャーのジャズは冷静ながら熱血漢でもあり、歴戦の戦士という姿でかっこよかった。
サイドスワイプが憧れるのも解ります。
しかし前の話の次回予告で、ストローねぇさんがビーやんに、何故隊長はエリートガードじゃないんですか?って訊いててワロタ
ビーやんも、それを言うなよてwww
しかも来週は精神が子供に……大丈夫か……こんなのが隊長で……
ともかく、1話だけでなく、また登場してほしいですな。

では、次回更新を楽しみにしております(^-^)
返信する
Unknown (さすりゅ~)
2015-06-01 10:12:45
しかしジャズの玩具のパッケージに使用されている立ち絵の表情がアレという別の意味でネタキャラだったりします
日本版でも海外版が存在するキャラはイラストを流用しているのでこのまま行くと日本でもあの顔が拝めるかもしれない…

ユナイテッドや実写のホイルジャックは工具が付属していた(と言っても前者のは工具と言うには微妙ですが)ものの
実際のG1ホイルジャックが工具を頻繁に使っていたか?と言われると確かに微妙ですね
寧ろ前線で戦っているイメージの方が強いような…
ヒュプノチップ対抗装置は正直いつどこで使ったどんなアイテムかは覚えてない(と言うか登場回を見てない?)のですが
これを工具箱に見立てるとこれはこれでしっくり来るんですよね
これも普通に付属させて欲しかったかも

頭部を分解した時のみ拝める素顔のモチーフは未立体化キャラであるアニメイテッドホイルジャックがモチーフですね
当時こそまだホイルジャックの玩具が少なく未玩具化に終わった事を残念に思っていたのですが
ホイルジャック玩具が充実した今になって思えば劇中で台詞すらなかったモブ出されても…って感じです
どっちかって言えば台詞もあったし設定上ビークルと顕微鏡に変形出来るらしいアニメイテッドパーセプターが欲しい
返信する
コメントありがとうございます(^_^) (KEN)
2015-06-02 22:01:26
おもちゃんさんコメントありがとうございます(^_^)

>ユナイテッドのホイジャはズングリした体型でしたが、此方は良い体型ですね。

ユナイテッドのホイジャも良い物でしたが、こちらは流石マスターピースと言わんばかりに出来栄えが圧倒的ですね。勿論予算の都合もありますが、この出来はホントに素晴らしいです。

>ビークルモードがめっちゃ格好いいですな~

爺さんなのにビークルが凄くカッコいいんですよね~。

>ジャズ、イメージでは冷静沈着な感じでしたが、アドベンチャーのジャズは冷静ながら熱血漢でもあり、歴戦の戦士という姿でかっこよかった。サイドスワイプが憧れるのも解ります。

かなり円熟した性格でしたね。現状ゲストキャラなのに、あそこまで魅力的なキャラは久々でした。

>しかも来週は精神が子供に……大丈夫か……こんなのが隊長で……

間の抜けてる部分もありますが、現状ビーやんが一番苦労人&ストッパーですからね。果たして次回はチームが機能するのか・・・。
返信する
コメントありがとうございます(^_^) (KEN)
2015-06-02 22:19:39
さすりゅ~さんコメントありがとうございます(^_^)

>しかしジャズの玩具のパッケージに使用されている立ち絵の表情がアレという別の意味でネタキャラだったりします

そういえばコラ画像に使われそうなほどにウザい面してましたね。日本にまでアレが来たら店頭にあの顔が並ぶ事になるのか・・・。

>寧ろ前線で戦っているイメージの方が強いような…

ラチェット、パーセプター、ホイルジャックは技術者なのに頻繁に前線に出張ってましたね。
軍医なんて跳び蹴りかますシーンまでありましたし・・・。

>ヒュプノチップ対抗装置は正直いつどこで使ったどんなアイテムかは覚えてない(と言うか登場回を見てない?)のですが、これを工具箱に見立てるとこれはこれでしっくり来るんですよね

確かに本来の使い方より、工具箱の方がしっくりきますね。

>頭部を分解した時のみ拝める素顔のモチーフは未立体化キャラであるアニメイテッドホイルジャックがモチーフですね

素顔はアニメイテッド版がモチーフだったのですね。パーセプターの隣に居たものの、存在感が薄すぎて忘れてました・・・。

>どっちかって言えば台詞もあったし設定上ビークルと顕微鏡に変形出来るらしいアニメイテッドパーセプターが欲しい

アニメイテッドのパーさんなら私も欲しいですね~。声優さんの協力を得なくてもセリフギミックが搭載できますし、意外と良い物になるかも・・・。
返信する
キッドの不始末、ダイバーのお手柄 (ダイヤNEO)
2015-06-03 01:07:24
こんばんは。お久しぶりです。
忙しくなり、またしてもしばらく掲示板を離れてしまい、大変申しわけありませんでした。
『すずね☆マギカ』の解説ですが、準備ができましたので次回から本格的に再開します。
しばしお待ちください。

ホイルジャックといえば、最近はこのストラトスが定番ですが、自分は限定品であったE550(キューのリメイク)のイメージが強いです。
なにせ、最近までイオンに売れ残っていた上にトランスフォーマーとしては珍しい4ドアセダンだったもので………。

最近『ビーストウォーズⅡ』の動画を見ていて、興味深いエピソードがありました。
18話「黒いライオコンボイ」です。

オートローラーズが発見し、その後デストロンの作戦で古代遺跡に放置されたコピーマシンを、タスマニアキッドがひろってしまったことから事件は始まりました。
直情径行型で不始末を重ね、チーム1のトラブルメーカーと名高いキッドは、このマシンを使って自分たちのコピーを作り、仕事のすべてを彼らにまかせようとしていました。
ライオコンボイは、古代遺跡でそんな近代的かつ画期的な代物が見つかったことに疑問を抱き、タスマニアキッドに注意をうながします。
しかし時すでに遅し、キッドはマシンを作動させてしまいました。
マシンの光線はライオコンボイをスキャンし、ほぼそっくりそのままの姿の黒いライオコンボイが現れます。
ライオコンボイは彼を歓迎しようとしますが、コピーであることを真っ向否定したばかりか、


「コピーは、てめーのことだっ!!」


と、突然ライオミサイルをぶっ放してきます。
ビッグホーンとアパッチがにらみつけますが、ライオコンボイはそれを制止し、


「自分のコピーぐらい、自分で倒すっ!!」

「そのとおりじゃーい!コピーなんか、さっさと消去じゃーい!!」


黒ライオ、


「コピー、コピーと、うるせーやつらだ。そんな口を、聞けなくしてやる!」


と、ライオンタイフーンを部下全員に浴びせます。
ライオコンボイはライオクローを繰り出して立ち向かいますが、まったく同じライオクローを、同じ行動で繰り出してくるので勝負がつきません。

実はこのマシンで誕生したコピーは、コピー元のオリジナルと同じ能力や知識を持つ半面、それとは"真逆の性格"を身につけるようになっていました。
紳士的なライオコンボイをスキャンしたことで、粗暴で言葉も荒々しいコピーが生まれてしまったのです。


「このまま戦い続けると、エネルギーが切れるまで終わりませんぞ!」


アパッチに言われたライオコンボイは、1人で戦い続けるのは不利と考え、部下たちの協力を仰ぎます。
ビッグホーンがしっぽで攻撃しようとしますが、黒ライオは、


「ビッグホーンの秘密兵器、使わせん!」


再びライオミサイルをぶっ放します。


「あっちーーーーーーーーーーーっ!!」


しっぽを攻撃されたビッグホーンはたまらず、川に飛び込んでしまいます。
黒ライオの能力と知識を把握した戦士たちは、とりあえず仕切り直しのために撤退しました。

その後、森の中でスタースクリームとBBに出くわした黒ライオは、今日から自分こそがオリジナルと名乗り、2人を蹴散らします。
さらにサイバトロン基地から追尾していた追尾ロボを通じて、さっきのは取り消し、なかよくやろうとモニター越しに話しかけました。
基地で作戦を練っていたライオコンボイ始め戦士たちは、この突然の変わりように疑念を抱きますが、キッドはスタースクリームとBBを倒したことを持ち出して、


「罪を憎んで、ロボットを憎まずじゃないのか?疑うなんて、ライオコンボイらしくないぜ。」


ライオコンボイはまだ引っかかるものを感じつつ、とりあえず黒ライオの指定した滝の前に部下たちを連れていきます。
しかし、なぜかダイバーだけは同行しませんでした。

滝の前で待っていた黒ライオは、ライオコンボイに謝罪の握手を求めますが、直後、


「頼むぜ。コピーマシン。」


黒ライオの背後の滝の前には、あのコピーマシンが置かれていました。
マシンから光線が発射され、アパッチ・ビッグホーン・キッド・スクーバを次々にスキャン。彼らのコピーが、黒ライオの横に並びます。

当初のライオコンボイたちのにらみ通り、これは黒ライオの巧みな演技でした。
デストロンを倒したことをアピールして、言葉巧みにライオコンボイたちを誘導、ひそかに手に入れたコピーマシンで残りの部下全員のコピーを誕生させ、オリジナルを一掃し自分たちが彼らになり代わろうとしたのでした。


「だましたな。コピー。」

「だましてなんか、いねーぜ。お前たちに代わって、サイバトロンの役目を果たしてやろうってんだぜ。野郎ども!じゃまなやつらを、消しちまえ。」


ライオコンボイは回避を指示しますが、コピー戦士たちは一斉に攻撃。
たちまち、滝の前まで追い詰められます。

ここでキッドはいつもながらの自分の不始末を詫び、同時にダイバーの思わぬ不在を気にかけます。
ライオコンボイは、


「最後まで、あきらめるな。わたしたちにあって、コピーにない力を使えば、勝てる。」


黒ライオ始めコピーたちは、能力や知識をすべてコピーしている以上、こちらの思うままで彼らに打つ手はないものと確信しており、発言をせせら笑います。
逃げ腰になるキッドに、スクーバが、


「答えは、この滝の中にある。」


加えて、


「やつらは、知識は同じだが…頭は空っぽだ。」

「なに?オレたちを、バカにするのか!」


続いて、ライオコンボイがダイバーの話を持ち出し、


「ダイバーは、優秀な部下だが…時々、わたしに内緒で勝手なことをすることがある。」

「なに?お前が、知らないことがあるというのか。」

「わたしは、自主性を重んじるタイプでな。頼むぞ。ダイバー。」


滝の裏から、ダイバーが姿を現します。


「わてが、丹精こめた秘密兵器…食らっとくれやす!」

「させるか!」


ダイバーを組み止めようとした黒ライオの足を、食虫植物が抑えます。


「くそっ……。くそっ!くそぉっ……!」


追い打ちをかけるように、滝の中からミサイルの砲塔が2門突き出しました。
実は、ダイバーは敵味方に極秘で前線基地「ナイアガラベース」を建造し、緊急時を想定して滝の裏に忍ばせていました。
ライオコンボイはコピーされるまで、この前線基地の存在を知らず、コピーされた黒ライオにもその知識は備わらなかったのです。
コピー後にスクーバ共々ようやくその存在を認知し、別行動を取らせて起死回生の逆転劇を彼に託そうとしたのでした。


「サイバトロン、散開!!」


砲塔から無数のミサイルがコピー戦士たちに浴びせられ、あっけなく消滅させてしまいました。
残った黒ライオは、ならばダイバーとナイアガラベースをコピーしてやろうとマシンを回収に向かいますが、キッドに阻まれ、


「おっと♪こいつは、渡せねーぜ。ライオコンボイ!!」


キッドの手で空中に放り投げられたマシン目がけて、ライオコンボイのライオミサイルがぶっ放されます。
マシンは砕け散り、効力が失われたことで黒ライオは一気に消滅するのでした。


ビーストⅡ定番のキッドの不始末に端を発した今回のエピソードですが、相手が条理を覆す特異な存在とあって見応えがありました。
今回のお手柄は、やはりダイバーだと思います。
偶然とはいえ、ナイアガラベースのことを敵味方一切極秘にしていたことで、コピーに知識を植えつけさせず反撃の糸口を残したことは称賛に値します。


余談になりましたが、本日はこれにて失礼をいたします。
返信する
コメントありがとうございます(^_^) (KEN)
2015-06-04 19:03:03
ダイヤNEOさんコメントありがとうございます(^_^)

>忙しくなり、またしてもしばらく掲示板を離れてしまい、大変申しわけありませんでした。

お久しぶりです。忙しい時はリアルを優先して下さい。
コメントは非常に励みになりますが、こちらはいつでも出来ますから。
あとひとつお願いなのですが、今回もこれまでも解説部分が非常に長いので少しセーブしていただけるとありがたいです。

>なにせ、最近までイオンに売れ残っていた上にトランスフォーマーとしては珍しい4ドアセダンだったもので………。

実車モデルですと版権も厳しいですからね~。それにしても売れ残りが多かったのですね・・・。発売前にイオンまで予約しに行ったので少し残念。

>最近『ビーストウォーズⅡ』の動画を見ていて、興味深いエピソードがありました。18話「黒いライオコンボイ」です。

こんなエピソードもありましたね。元はといえばキッドの勝手で生み出された黒ライオですが、向こうが好戦的過ぎる以上手を取り合えるわけでもなく・・・。
ライオコンボイをスキャンし、黒いライオが生まれたのは後のカーロボットでファイヤーコンボイをスキャンしてブラックコンボイが生まれたのと似ていますね。最もあっちはプロトフォームがあったので、コピーではありませんが。
そして、このエピソードのおかげで玩具のダイバーがナイアガラベースとセットになってしまったのが残念。今だと入手し難いのです・・・。
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