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小國裕美の部屋

久しぶりの本番

昨年2019年は年明け頃から介護の一年でした。
私にとりましては、失うものの多い年でした。
弱って行く高齢の母の様子を見に実家に行く生活が続いておりましたが、6月に永遠の眠りにつきました。

その後、7月に愛犬(老犬3匹)のアポロ、10月にアリア、12月にルーシーが続けて永眠しました。

深く考えると鬱になりそう…と思ったので、皆、生きるだけ生きてくれたのだと…

特に犬については、何も言わずに死に向かって行く姿を思い出すと、もう二度と犬は飼えない。
私の回りで起こる地獄のような出来事も、あぁ、こんなこともあるわねー あんなこともあるわねー と思うようにして、時が過ぎていきました。

しばらく、ずっと頭の中にあった母のことは、心配することもなくなりました。
存在は空白となり、空白は埋められることなく、親の変わりになるものはないままです。

そして今年は思いがけないコロナに世界中がおびやかされることになりました。
コロナ感染のトンネルを越えるのはいつのことかわからず、奮起してコンサートを計画しておりましたが、いよいよ来月、シャンソンコンサートの運びとなり、私にとりまして2018年以来、2年ぶりのリサイタルになります。
うまくいけば、幸せものです……

こちらです💠








久しぶりに本番に向かっての練習に入りましたが、今回は、歌だけでなく、お喋りも含めて(歌って、喋って)ですので、休む暇がないといったところです。
曲の紹介など、お喋りを考えたりしていますと、曲の順番がまた変わったりします。

約20曲の暗譜…
日本語とフランス語のミックスは、ふと緊張が緩むと、フランス語の所で日本語が出て来たりする事があります…
フランス語オンリーの方が歌唱的には流れがよいのですが、3番、4番まである物語的な曲は、フランス語だけでは何を言っているかわからないので、日本語を入れてみたりします。
それは、一度フランス語を日本語に全部訳し、原語に近い日本語の歌詞を研究することになり、大変時間がかかります。
しかし、それはシャンソンを練習する過程での楽しみなのです。

私はもとはクラシックを歌っておりましたので、発声練習は同じです。
これまで取得した、決まった発声練習を繰り返しているのですが、7パターンくらいあります。
その中でも、本番前頃気になるのは、音程ですね。
下がらないように……とか。
企業秘密㊙️です(笑)

ピアノは今回はじめてコンビを組みましたKazuyaこと長田和也 です。
感性豊かな若きピアニストです。

皆様とお目にかかれることを楽しみにしています。




三豊市文化会館マリンウェーブ イベントホール
三豊市詫間町詫間1338-127
2020年11月29日(日) 14:00~

小國裕美/ボーカル
Kazuya 長田和也/ピアノ

全席自由 2500円

🌟お申し込みは
☎️090-4977-8159  (オフィス イマジン)

🌟プレイガイド
三豊市文化会館マリンウェーブ
丸亀市生涯学習センター
サクラートたどつ

50席までとなります。
ご来場の際は、マスクの着用、手指の消毒、検温、連絡先の記入等、コロナウイルス感染防止対策にご協力ください。






































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