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小國裕美の部屋

ミラボー橋 Le pont Mirabeau シャンソン

バラの季節となりました。
今年は昨年より開花は少し遅く、今はツボミがいっぱい🌹

オペラ歌手の名前の、マリア カラスがエレガントに開花しました
初咲きです

今週になりましたが、マルタス丸亀のイマジン俳句会の講座ですが、楽しみにしておリます。
ご予約ありがとうございます。


さて久しぶりですが、シャンソンはいかがでしようか?

今回は、ギヨーム・アポリネール GuillaumeApollinaireの詩に
レオ・フェレ 
Léo Ferréが作曲して歌っている
ミラボー橋
この詩は、アポリネールと画家マリー・ローランサンMarie Laurencinとの恋の終焉を歌ったもので、詩集「アルコールAlcools」(1913年)に収められています

なんかとても意味深な 素敵な詩と曲なんですよ。
大人の歌だわ


では、堀口大學の訳詞から



ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
われらの恋が流れる
わたしは思い出す
悩みのあとには楽しみが来ると
日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る

手に手をつなぎ顔と顔を向け合おう
かうしていると
二人の腕の橋の下を
疲れたまなざしの無窮の時が流れる
日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る

流れる水のように恋もまた死んでいく
恋もまた死んでゆく
命(いのち)ばかりが長く
希望ばかりが大きい
日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る

日が去り、月がゆき
過ぎた時も
昔の恋も 二度とまた帰って来ない
ミラボ―橋の下をセーヌ河が流れる
日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る


★次に私はコンサートでは1番2番4番を歌いますので
そのフランス語歌詞と訳したものを記載します

Le Pont Mirabeau
      paroles:Guillaume Apollinaire
      musique:Léo Ferré

Sous le pont Mirabeau coule la Seine
Et nos amours
Faut-il qu’il m’en souvienne
La joie venait toujours après la peine
Vienne la nuit sonne l’heure
Les jours s’en vont je demeure


ミラボー橋の下 セーヌ川は流れる
思い出さねばならないのか(私達の恋が流れ去ること)
喜びはいつも苦しみの後に来ていた
日が暮れて 鐘がなり
日々は過ぎ去り 私は残る


Les mains dans les mains restons face à face
Tandis que sous
Le pont de nos bras passe
Des éternels regards l’onde si lasse
Vienne la nuit sonne l’heure
Les jours s’en vont je demeure


手に手をとって みつめあおう
繋いだ私たちの腕の橋の下を
絶えず注がれるまなざしに
うんざりした波が通りすぎる間
日が暮れて 鐘がなり
日々は過ぎ去り 私は残る


Passent les jours et passent les semaines
Ni temps passé
Ni les amours reviennent
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
Vienne la nuit sonne l’heure
Les jours s’en vont je demeure


日々は過ぎ 月日は流れる
過ぎ去った時も 恋も
再び戻ることはない
ミラボー橋の下 セーヌ川は流れる
日が暮れて 鐘がなり
日々は過ぎ去り 私は残る






マリー ローランサンの 私が実際にフランスで撮った絵画

















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