12日の倒産説明会(?)の翌日に、私は急遽聞いたスタッフ数名のLINEに説明会の内容を伝え、他のスタッフに回して貰いました。
13日からとにかく勉強すると決めました。
目標は自分でホームページを作成する事です。
勉強初日が始まると共に、14日の事について考えていました。14日は弁護士が店の状況の確認に来るようです。私は厳密に言えばもう社員ではないのですが、最後の作業となります。これで全て終わるのだなという気持ちです。
またこの日に元会社のグループLINEに「社労士が健康保険資格喪失証だけは19日までに送ってくれるそうです。」と本社の方から連絡ありまして、ダメダメ社労士がなかなかやるやんと思いました。
14日、指定した時間の1時間前位に店に到着し、店内を感慨深く見てまわりました。13年お世話になった店でした。スタッフとの思い出や(やましい事はありません。そこだけは線引きしてました)、色々な事件もありました。
そうこうしているうちに弁護士さんが来ました。
まずは店に残っている現金の引き渡し、それからいらない食材等の廃棄等行いました。
その後は2点程お話しました。
まずは健康保険証について。
基本的には退職と同時に保険証の返却を行わなければなりませんが、結局離職票や、保険資格喪失証明が来ないと保険の切り替えや、雇用保険手続きはできません。
でも私は指定難病の病気持ちですので、保険証は持っておきたいと述べると、弁護士さんは快く承諾してくれました。また会社の現金を集めたら従業員及びスタッフ全員分の解雇予告手当が出せそうなのですぐにでも振り込む準備をしてくれるという事でした。これは社長の意向という事で、経営方針や手法はともかく、人の良い社長の元で働けて良かったです。
その後鍵を渡して店を去りました。
14日には解雇予告手当の分の入金確認できました。
この会社に勤めた15年間がこんな形で終わるとは思いもしませんでした。
後日談1
1月20日に元会社の本社の方からグループLINEが入りまして、「社労士さんから連絡ありまして、(保険の)手続ですが、もうしばらくお時間がかかると思います。
ただいま弁護士事務所から、管財人の決定の連絡を待っている状態です。
管財人しか印鑑を押すことができないので、資格喪失証明書に印鑑をもらえない状態です。
今日決定するだろうと午前中連絡があったので、状況が進展しましたらご連絡いたします。」
・・・だそうです。
あのさぁ、それもうちょい早く連絡できたよね?19日までに送るという事は最低でも18日にポスト入れないといけないし、それまでに書類完成させないといけないから、18日にはどうなるかわかってたよね??それなのに連絡よこすの20日??本当に後か後からあーだ、こーだ言ってくる典型的なダメ人間ぶりで、最後まで期待を裏切らないダメダメ社労士でした。
ちなみに1月23日の今現在何の書類も届いていないです。
後日談2
中退共の退職金ですが、いくら出るのか電話で問い合わせたのですが、これが絶対教えてくれません。請求するまでのお楽しみという事ですかね??
後日談3
保険切り替えについて少し調べたのですが、コロナ倒産の場合は任意継続よりも、国保が少し安くなるかもです。
後日談4
当社の閉店物件に興味を持ったAさんという方が、店を継続する意思のある元店長にお話がしたいと言うことをまた元会社のグループLINEできました。
しかしこのAさんは、過去に会社の運営絡みで何度か逮捕されるというあやしい方でして、色々法律無視した営業ばかりされているのでもちろんパスです。
後日談5
本社のECサイトが何故か生きてる・・・。あら?うちの会社倒産しましたよね??
まさか私だけ騙されてる???
会社倒産 おわり