価値ある無価値を追い求め~ゲームプロモーション博物館~

VHS・DVD・各ゲーム機ソフトと様々な媒体にわたって存在した【PV】なる存在を追い求めて、ひっそり存在する場所。

ファイナルロマンスR

2019-11-13 19:46:37 | VHS・セガサターン

「プロモーションビデオにはどこまで過激なものがあるのか・・・?」  

ある程度プロモーションビデオが集まってきた時、はっとこの疑問が頭に浮かんだ。
格好つけて”過激”というフレーズを使っていますが、「18歳対象のソフトのPVはあるのか」って単にそれだけですw 


答えましょう。 あります!
 
そんな18歳以上「X指定」ソフトの一本
「ファイナルロマンスR」

それでは見てましょう・・・





セガサターンの起動画面から始まるPV
18歳以上指定ソフトが多いサターンを称えての演出か?


PVがはじまってすぐに驚きポイントが!

①個人情報駄々漏れ!  



画像はちょっとだけモザイク入れています。 


 今の時代ならクレーム間違いなしのみえみえ感! 

一瞬とはいえ名前・住所・職業まで見えるものまで! (当時でもマズイでしょ) 

「画面に登場したハガキの山!この夏に発売され大好評だった麻雀ゲーム『ファイナルロマンス2』のユーザーアンケートハガキだ!」

アスクさんはこのハガキの量・ファンの熱意をむしろ誇りに思ってPVで見せたことがナレーションからわかります。悪気は無かった・・・








「貴重なユーザーの意見や思い入れに目を通してみると・・・」






「ファイナルロマンスR」を移植して欲しい。そんな意見に答えて早くも移植らしい。ユーザーの意見に紳士に答えるアスクさん偉い!



「ただ脱げば良いっていうわけではないのがこのジャンルの麻雀ゲーム」


なんともまぁストレートな言い方をしすぎるナレーションは止まらない。








どうやらユーザーからはアニメーションの強化を求める声が多かったようです。
ここでもユーザーの意見を鑑みるアスクさん。






企業奉仕の賜物である。

「ぷるぷる動いちゃうご覧の女の子たち。アーケード版のアニメーションを完全収録に加え、動画枚数30%UPの大奉仕!」
PVではぷるぷるの文字もぷるぷるしている!(面白い動きしてます)









熱烈なぷるぷるアピールは続く・・・







生みの親でもあるすぎやま現象氏が作画監督も担当してくれたようですね。



ここで驚きポイント
②普通に見える! 

さて、ここからはネチケット(古い)やブログの利用規則やらにひっかかりそうなので、ギリギリまで紹介。。



アニメシーンやら声優さんの紹介があり・・・




危ない!!





よし大丈夫!(ダメだったらごめんなさい) 


と、これでわかるように店頭で流すPVだというのに脱衣シーンが見れるのです。 


最初のアンケートハガキ丸見せといい、このシーンといい、現在では不可能なPV。
これぞまさに”時代”を反映した作り、いまでは見れない代物になってしまったのです。






8cmCDはプレイステーションやセガサターンでよく特典でついてきましたよね。これもまた時代・・・




その手でリーチするの!?





さすが脱マーなり~

「・・・ユーザーの心をくすぐる商品展開、そして豪華なパッケージ内容。そこで結論!麻雀ゲームは数々あれど、楽しくプレイするなら脱衣麻雀。脱衣麻雀ならファイナルロマンスシリーズ。」





さて、今回はギリギリなPVでしたね。(実際はアウトです)



ここで最初の疑問は解決されたが、もう1つ疑問が浮かんできてしまう。

「当時ゲーム屋さん店内でこのプロモーションビデオを流すことはできたのだろうか?」 

ということで、皆さんが実際にこのPV、もしくは家庭用ハードで18歳推奨ソフトのPVなど見たことあるよって思い出がありましたら、コメントやツイッターなどにご意見お待ちしております!!