がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

こどもウィンターキャンプ in 朝霧【後半】

2011年12月28日 | アウトドア
前半から続く


3日目・12/27

世の中は年の瀬だよなぁ。わが家の大掃除はどうしたらいいんだろう・・・などというような邪念は一切おこらないまま、3日目に突入です。

この日も朝からいい天気

午前中は、昨日作った凧を揚げる予定です
肝心の風は・・・?

うーん。吹いたり止んだり。吹いたって言ったって、それほど強い風ではありません。
揚がるのか?
こどもたちの前では余裕の笑顔を見せている私も、内心はドキドキです

凧揚げの場所は、施設の敷地から出てすぐにある「朝霧アリーナ」と呼ばれる広い広いくさっぱら。

揚げ糸の操作を簡単に説明し、スタッフで凧に揚げ糸を結びます。

風邪は微風。でもいいや。
さあ、揚げておいでー。


わぁー

こどもたちが走り出しました。




おいおい、誰か凧を持ってあげないと・・・
と言いかけてびっくり

どの凧もすぅーっと揚がるではないですか








自分で作った凧が揚がる喜びはどんな気持ちなのでしょう。みんないい笑顔です

昨日のスケートでは、緊張した顔、集中した顔が印象的でしたが、今日の笑顔爆発!の表情もいいですね。

企画者としては、やれやれとプレッシャーから解放された瞬間でもありました



一時間半ほどで風もなくなり、施設に引き上げ、お昼ご飯はみんなで野外炊事。メニューは「すいとん」です。

水は手が凍りそうなほど冷たいですが、その分、火のありがたさに気づきます。

みんなでおいしいすいとんを食べて、食後は、落ち葉焚きをして、焼き芋と焼きりんごに舌鼓
寒いからこそおいしい、自然の味に、こどもたちの笑顔は絶えません。

もう一回スケートしたい!と、スケートリンクに向かうグループもありました。

すっかり、寒いフィールドでのすごし方に慣れたようで、寒い寒いと背中を丸めている子はひとりもいません。


夜は、キャンプの思い出をスタンツにして発表会。
どのグループも短い時間でストーリーを決め、セリフを考え、一生懸命発表していました。
セリフがとまったり忘れてしまったりして、うまくいかなくても、誰も冷やかしたりヤジをとばしたりする子はいません。
みんなが、お互いの気持ちをよくわかっているんだなぁ。
発表しているこどもたちのドキドキが、見ている人にも伝わっているんだなぁ。



4日目・12/28

いよいよ帰る日。
朝から荷物の片付けと掃除です。

私たちのキャンプは、最終日の撤収や清掃がどのくらい充実しているかが、キャンプ全体の中で非常に重要だと考えています。

ただの作業として嫌々やるのではなく、意欲をもって、感謝の気持ちを込めて、取り組めるかどうか。
スタッフ全員でこころのこもった撤収・清掃ができるよう、こころを配っていきます。

今回は、とりわけ男子グループがイキイキとした表情で、みんなで協力したり分担したりしながら、決められた場所や方法にとどまらず、清掃に取り組んでいました。

キャンプは集団生活の場。
プログラムやアクティビティに目が奪われがちですが、食事や挨拶、清掃、入浴のマナーなど、生活を作りあげていく経験も、キャンプの中にはきちんと位置付けなければいけないと考えています。


暗くなったさいたま新都心駅。1/28の報告会での再会を約束して、解散しました。


雪の無いフィールドでの冬遊びキャンプは、想像以上に楽しかった。
寒かったけど楽しかった。

いや、寒かったから楽しかったのかな。

キャンプディレクターのたきさん、マネジメントディレクターのたるさん、今回もいいチームでした(←自画自賛)。
本部スタッフのトッポ、初めてのキャンプスタッフお疲れさま。かなーりいろいろ勉強になったネ。
カウンセラーのGAP・はにわ・おうじ、こどもたちと一緒に楽しいキャンプを作ってくれてありがとう。

こにたんを始め、お世話にった朝霧野外活動センターのスタッフの皆さん、ありがとうございました。また、ぜひ利用させていただきます。


さあ、明日から大掃除だー

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