がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

こどもウィンターキャンプ in 水上宝台樹 【後半】

2010年12月29日 | アウトドア
前半から続きます

12/28・三日目

今日も快晴
雪の量が心配ですが、まだ大丈夫そうです。

午前中は、深回りのターンができるようにしっかり加重をする練習をしました。深回りができるようになれば、斜度のある斜面も安心して滑れるようになりますし、ずっとボーゲンのまま一生懸命ブレーキをかけ続けなくて済むようになります。

(一日半のレッスンで私の腿はパンパンです

1日目、ガチガチのボーゲンだったこどもたちは、いつの間にか、ターンのときに内足を持ち上げて、片足で滑れるようになってきました。まだまだ不安定ですが、どんどんチャレンジするこどもは、どんどん上手になっていきます






午後は、スキー班での練習の総仕上げ。そして、途中から全員が合流して、生活班で滑る時間を作りました。生活班のメンバーは、スキー技術がまちまち。でも、寝起きを共にしている仲間たちと一緒に滑るというのは、スキーの練習とは違う楽しさや喜びがあるのです。

上手な滑り方を見て、初心者・初級者の子は憧れたり目標にしたりします。
がんばっている低学年の子の姿を見て、高学年の子は感心したり優しく教えようとします。

スキーを通じて心の交流が生まれるのです

私が付き添った生活班では、上級生と下級生がペアになってトレインをしました。滑りながら、声ではなくスキーで会話をしているように、私の目には映りました。



12/29・四日目

とうとう帰る日。ここまで大きなけがも病気もなく、無事に最終日を迎えることができました

こどもたちは、荷物をまとめ、お世話になった宿の掃除をし、そして、キャンプを振り返りながら日記や感想を書いています





キャンプの中の多くの時間をスキーに費やしているにもかかわらず、スキー以外の思い出もたくさんたくさんあふれているようです。

だから「スキーキャンプ」ではなく「ウィンターキャンプ」。

四日間のこどもたちの成長は、スキー技術だけではないと確信しています。



朝方から降り始めた雪の量に驚きつつ、お世話になった並木山荘さんに別れを告げ、解散場所にバスは向かいます。




バスの車内は思いのほか静か…。そう、みんなすぅーっと寝てしまいました。こどもたちの寝顔には、疲れと満足感が混じりあっているのがよくわかります


途中でおみやげを買って、一路さいたま新都心へ。






ちなみに名物は、「生どら焼き」。4種類の味がありますヨ。




さいたま新都心駅についたときにはずてに宵闇。イルミネーションがきれいです。でも・・・うー、水上より埼玉の方が寒い気がする…



保護者の方のお出迎えを受けて、解散式。一ヶ月後の報告会での再会を誓って、解散しました。

また会おうね。

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2 コメント

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ありがと (たきさん)
2010-12-31 12:43:41
ウィンターキャンプを実施したTOPSのたきさんです。
がめらさん、ご指導ありがとうございました。
おっしゃるように、アットホームであたたかいキャンプを作れたと感じています。頼れるスタッフとして、今後もご協力ください。
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よいお年を (がめら)
2010-12-31 17:20:52
こちらこそ、毎回毎回、新たに気付かされることばかりです。

来年もよろしくお願いします
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