がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

八ヶ岳二泊縦走 ~本沢温泉での一夜~

2011年08月16日 | アウトドア
なんとも雰囲気のあるたたずまいの本沢温泉。



チェックインを済ませてそそくさと入浴の準備。夏沢峠からは完全に雲の下に出て、頭上には青空が広がっています。この青空の下で、本沢温泉の野天風呂を堪能したい



本沢温泉野天風呂は、大人三人でいっぱいになります。五分歩いて野天風呂がある山肌に到着。見ると、先ほど上がったであろうグループが二つ。入っているファミリーが一組。

ありゃりゃ、こりゃ順番待ちだなぁ。この野天風呂には更衣室などの施設は一切ありません。準備万端、水着着用の方もいますが、普通は男も女も覚悟を決めて入ります

身支度を整えた先のご夫婦が帰っていきます。




おっと、今、入っているファミリーが上がりそうです。着替えはじろじろ見ないのがエチケット


皆さん上がって、私たちの番です。後に待っている人はいません。

やったー

三人でザブン。目の前に硫黄岳の爆裂火口が広がっています。(タイトルの写真はお風呂から見た爆裂火口跡です。)
山肌にポッカリあいた温泉に浸かって八ヶ岳を間近に眺め、汗を流し疲れた筋肉を癒す…最高です

※お見苦しい写真でごめんなさい



源泉を沸かしもうすめもしていない、まさにかけ流し。でもあっついです。最高です。


ポカポカになって宿にもどりました。夕食は18時。まだたっぷり時間があります。


Kくんは外のテーブルでのんびり。(Gさんは案の定グッタリ。)

私はひとりで内湯へ。
本沢温泉は、野天風呂と内湯とで、泉質が違うのです。
ただし! 内湯の熱さはハンパじゃない
私は熱い湯大好き人間なので耐えられましたが、ほとんどの人はなかなかハードルが高いんじゃないかなぁ、この熱さは。



でも、一回入ったらもうポッカポカ。からだが芯からあたたまります。


夕食は、宿泊客みんなでテーブルを囲みます。
赤岳頂上山荘とはまたちょっと違う雰囲気。ふもとに近い山小屋だからかな。
かなりアットホームな雰囲気。偶然同宿となったひととひととの交流が、こころを温めてくれます。




棚に並んでいる一升瓶がまたうれしい。山頂でこんなの飲んだらヤバイよね。




消灯まではレトロな雰囲気の談話室でひとりまったり・・・と思っていたら、意外にも数人の方がやってきて、小一時間、山談義。




なんだかほっこりした心持ちで床に着きました


明日はいよいよ下山かぁ・・・。


~つづく~


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