がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

インストラクターとして初コース・小谷WAFA

2017年11月26日 | ウィルダネスファーストエイド(野外災害救急法)
OBS長野校で、WAFAアドバンスコースが開催されました。WMAのインストラクターになって、初めての正式コースです。

受講者の雪の上で必死に実技に取り組む姿。
次から次へ登場する専門用語と格闘する姿。
答えはない、考えろと言われ、何を考えたらよいか悩んでいる姿。

そんな受講生の姿が、やけに胸に焼き付く。
毎回のことのはずだが、今回は私の中で何かが変わったのだろう。










最後のシミュレーションを終えて、受講生へのフィードバック。
「ふたつ良いことがあった。あなたたちは、傷病者全員を救助できた。そしてもうひとつ。あなたたちは最後まであきらめなかった。」

こんなセリフ、研修生のときには間違っても出てこなかった。


閉講式。最後の挨拶。
「あなたたちは私の最初の教え子です」

教員を辞めて24年。またこんな言葉が言える日が来るとは思っていませんでした。
私は、またひとつ大切な宝物を手にすることができました。

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