がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

今回のキャンプ場

2007年05月07日 | アウトドア
無事横浜に帰ってきました 予想していた渋滞は、ほとんど無いに等しく、海老名サービスエリアを先頭に7kmの渋滞だけですみました。やはり大雨のせい


今回利用したキャンプ場は、民間のオートキャンプ場ではなく、団体利用を前提に作られている、野外活動施設です。(一番上に表示されている写真は、キャンプ場近くにある“精進湖”です)そのため、世間一般的なファミリーキャンプやオートキャンプのイメージとは、少々イメージが違う場所かもしれません。

でも、GWにもかかわらず、木々に囲まれ、隣の人に気を遣うことなく、ゆったりと自分たちのキャンピングを堪能できました。青木が原樹海の一隅に位置しており、もともと存在していた自然に対しても、人間の手による開発は最小限にとどめられています。

↓テントサイトをつなぐ小道


↓テントサイト:はっきりとした区画はありません。張れそうな場所を見つけてテントを張るイメージです。



一方、団体利用を前提に設計されているので、広い運動広場やレクリェーションルームがあり、天候にかかわらず思い切りからだを動かせます。カマドや水場もしっかりしています。

↓運動広場:広々としていますが、決して整備されたグラウンドではありませんし、きれいに芝生が敷き詰められているわけでもありません。あくまで「広場」なのです。


↓レクリェーションルーム:台風等の荒天時には避難所にもなります。キャンプファイヤーができなければ、ここでキャンドルの集いやレクリェーション大会もOK。


↓水場:子どもの背丈を考慮して、低めにつくられています


↓カマド:シンプルですが、混雑しないよう、カマドの幅や後ろ側のスペースが広くなっています。



ちょっと不便だな、走ったら転んでケガしちゃうな…など、至れり尽くせりのキャンプ場ばかり利用している人は、いろいろと勝手が違って戸惑ったり不安になったりするかもしれません。「立入禁止」などという立て札はどこにもありません。入ったら危ない場所かどうか、誰かを(何かを)傷つけたり壊したりする場所かどうか、自分で判断するものなのだから。

半日過ごせば、人間のもともと持っている本能が刺激されはじめます。子どもたちは目を見張るくらいたくましく遊び始めます。大人に注意されなくても、本当に無茶で危険なことはやろうとしません。本能で感じるのでしょう。大人たちも、自分の子どもの頃のことや、普段の都会での生活で忘れかけたいた何かを、思い出しはじめます。「夜は暗い・満月は明るい」「日なたは暑い・木陰はすずしい」「人間の周りには虫も動物も生きている・花をつんでしまったら花は死んでしまう」・・・。

施設全体を見渡したとき、とてもバランスがとれているキャンプフィールドだと、私は思います


この施設には、カヌーやカヤックのレンタルもあり、指導者さえいれば、精進湖でカヌー・カヤック体験もできます。

↓レンタル用のカヌー・カヤック



レンタルのテント・シュラフ・マットなども、押しも押されぬアウトドア用品の専門メーカーの用品を貸し出してくれます。

↓レンタルのテントはモンベルのムーンライトテントです



こんなすばらしい野外活動施設を運営しているスタッフの皆さん、今回はありがとうございました。また夏に、今度は団体でお邪魔いたします。


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2 コメント

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うれしいなぁ (KENさん)
2007-05-20 09:28:31
 久しぶりにブログを見に来て、とってもうれしい記事に出会いました。
 そんな感想を持っていてくれたんだ・・・って、感じで、うれしいかぎりです。スタッフたちにもこの日記を見せておきます。みんな喜ぶと思います。画像もたくさん載せてくださり、ありがとうございます。
 最近は、指定管理者のHPが充実してきたおかげで、市外のみならず、県外からも利用の問い合わせも来るようになりました。
 夏休みもお待ちしています。
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こちらこそ (がめら)
2007-05-24 02:00:38
KENさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。夏休みにまた行くのです。一泊なのがちょっと残念だけど…。でも今度は団体利用です。もちろんブログで報告しちゃいます。
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