がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

八ヶ岳二泊縦走 ~赤岳頂上山荘での一夜~

2011年08月15日 | アウトドア
赤岳頂上山荘に到着したわたしたち。
お盆もすぎていたため、予想よりすいていました。
7月の連休に来たときは、2畳で3人でしたが、今回はひとり一畳。ひろーい 荷物の整理が断然やりやすいです。






さて、チェックインでいろいろと今回だけの特別な説明を受けました。

今日は8月15日。諏訪湖の湖上祭が行われるということで、晴れていれば、山頂から遠く眼下に諏訪湖の花火が見えるそうです。
「もし晴れていれば、お客様みなさんで諏訪湖の花火を見下ろしたいと思います」
いいね!

それからなんと! 毎年8月15日は、頂上山荘のイベント日なのだそうです。
知らなかったー

イベントの内容は、ヒミツ
今日は消灯を20時から21時へ一時間遅らせ、イベントを行うのでぜひご参加ください、とのことでした。


山小屋でのすごし方は人それぞれ。
私もGさんもKさんも、特に一緒に行動しましょう、といった打ち合わせはしませんでした。

Gさんは着くやいなや布団をしいてグッタリ。
Kくんと私は、食堂で乾杯。




さて、17時に夕食。
毎月15日は、八ヶ岳てぬぐいプレゼント、ということで、手ぬぐいが配られました。
やったー







18:30からイベント。食堂に30人ほどのお客さんが集まりました。

頂上山荘の支配人・松本さんから、まずは赤岳シャツのプレゼント




登頂回数最高の方と、最高齢の方にプレゼントされました。
ちなみに今回最高回数の方は7回。私は5回で、第二位でした。惜しい~
最高齢の方は69歳。

最年少の男の子(11歳)には、百名山のれんがプレゼントされました。おめでとう




プレゼントタイムが終わった後は、いよいよメインイベント。
口琴の演奏家・マックさんによる口琴のライブです。

口琴は私も二つほど持っていますが、なかなかきれいに響かないんですが、さすが、日本を代表する演奏家。
単調になりがちな口琴の音色が、まさに千変万化。きれいな響きが山小舎に響きます。






約30分のステージ。最後には支配人松本さんとのセッション。素晴らしい!!




気持ちよかったー

ステージ終了後、ベトナムの口琴を衝動買い。
「持ってらっしゃるのならちょっとためしに鳴らしてみたら?」
と言われて、他の方が見ている中、おそるおそる・・・。
おぉ、鳴った! よかった。





実は、赤岳頂上山荘の支配人・松本さんの奥様は、大学生のときキャンプ実習で出会っていて、ちょっとした知り合いなのです。(2009年には頂上山荘で偶然会いました。)
そんな縁もあって、イベント後の山小屋スタッフのお疲れ様会にも呼ばれて、乾杯にまぜてもらっちゃいました。
賄いで出たタイカレーもおいしくいただいちゃいました。スタッフでもないのに、本当にありがとうございました


気になる天気はというと・・・
残念ながら雲は晴れず、諏訪湖の湖上祭は、音だけがかすかに聴こえてくるだけでした。

21時消灯。

明日は御来光に期待です




~つづく~

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