がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

映画「西の魔女が死んだ」

2008年08月16日 | わたしという人
やっと観ることができました。映画「西の魔女が死んだ」。山梨県・清里で撮影されたということもあって、ずっと気になっていました。キープ協会にはパンフレットも置いてあったし、以前、NEWS23でも紹介されていて、どうしても見たい映画のひとつでした。不登校になってしまった女子中学生が主人公というのも、気になる設定でした。

大きな映画館で全国上映しているわけではないので、なかなか観に行けなくて…。

今日、ミニシアターとして有名な「新宿武蔵野館」で観てきました。

ロビーには、壁面に「西の魔女が死んだ」に関する新聞や雑誌の紹介記事が掲示されています。公開予定の映画もたくさん紹介してあって、「おぉ、これも観てみたい」って感じで、待ち時間もまったく退屈しませんでした。こういう映画館に来るの、久しぶりだなぁ。シネコン全盛だもんねー。






さて、肝心の映画の方はというと・・・

久しぶりに、ガチャガチャしていない、観客を無理やり興奮させようとしない、自然な映画を観た、という印象です。CGを使わず、ロケセットも丁寧に作り、草花も本物を植えてスタッフが何日もかけて育てたそうです。

登場する俳優さんも背伸びしていない演技で、しっくりきました。内容はここでは詳しく書けませんが、作中に何度か出てくるおばあさんの言葉は、どれもあたたかく、胸に響きました。エンディングでは、自然に涙があふれてしまいました。ドーッと泣くっていう感じではなくて、気づいたら涙が…って感じ。自然でいいな。



余談ですが、ロケ地が清里だったので、登場する風景のほとんどが、見覚えのある場所で、楽しめました。ロケセットは今も清里・清泉寮の近くに残されていて、見学できますよー。(「やまねミュージアム」の近く。有料ですが。)

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