がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

小学4年生とすごす清里高原・3泊4日【3・4日目】

2011年05月18日 | アウトドア
3日目

この日は、昼食を自分たちで作ります。メニューは野外料理の定番中の定番 カレーライスです。

3年生のときも経験しているはずですが、さてさて火起こしや飯ごうを使った炊飯はうまくいくのでしょうか

渡したマッチは、グループに4本。たきつけに新聞紙1ページと牛乳パック1本をサービスしました。
細い枝は、自分たちで森の中から拾ってきます。

「マッチや新聞紙がなくなったら、残念ながら食べられません」と宣言。
子どもたちは「え~」と言いながらも、なんだか楽しそうです。


枝が乾燥していたせいもあって、どのグループも少してこずる程度で火起こし成功



と、突然雷がなりはじめました。あれよあれよという間に空が暗くなり、大粒の雨。
そして、雨はあられとなり、とうとう直径1cmのひょうが降ってきました。
こどもたちのほとんどは、ひょうを見るのは始めて。
料理を中断して、しばし気象の不思議に見入っていました




カレーライス作りの方は、と言えば、スープにならないように水加減をアドバイスしたので、どのグループもおいしそうなカレーができあがりましたよ。




ここで失敗しないカレーライス作りのポイント
・カレールーの箱に書いてある材料や水の分量は参考にしない。(グ●コやハ●スの方、ごめんなさい
・水の量は、鍋の中の材料がひたひたになるくらい。煮込んでいるうちに減ってきたら少しずつ足せばOK


最後の夜はキャンプファイヤー。

私たち指導スタッフは、夕方からキャンプファイヤーのまき組みをを始めます。さきほどの雨で薪を組む場所が水たまりになってしまっています。でも、他の場所は水たまりになっていないので、雨さえ降らなければ何とかできそうです。

そこで今回は、木の枝で火床を一段上げて組む方法で、組み上げました。この方法ですと、地面がどんなに濡れていても関係なし。点火後も,火床の下の空間から、煙突効果で酸素がどんどん入り込んでくるので、火の上がりが早くなります。火が大きくなるのをじっくり見せたいときには不向きですが、今日みたいに、気温も低く空気もしっとりしているときにはオススメです




キャンプファイヤーのはじまりと同時に再度雷が鳴り雨がぱらついたため、少し開始が遅れてしまいましたが、思いっきり盛り上がり、クラス全体がまとまっていく雰囲気が作れたと思っています。


終わったあとの小さくなった火をいつまでも見つめていたのは、以外にもクラスで一番やんちゃな男の子でした。





4日目

帰りの中央道が事故で通行止めになってしまったため、東名回りで帰ることになり、予定より2時間も遅くなってしまいました。
が、子どもたちはバスの中でも元気いっぱい。半分以上の子が寝ることもなく、ワイワイと盛り上がっていました。

解散は、私たちにとっては少しさびしいですが、子どもたちと先生はこれからも毎日学校で教室で出会うんだよな。
いいクラスが出来上がっていったらいいな、と思います。

そして、また来年清里で出会えたら最高です。




担任のA先生、付添いのH先生、ありがとうございました。
今回チームを組んだ、たみぃ、poso、お疲れさまでした。
看護師のもえちゃん、またお会いしましょう。

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