がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

桜エビとお花見

2009年04月05日 | 身近な自然
小学館のビッグコミックに、「築地魚河岸三代目」という漫画が連載されています。前回紹介されていたのが、「駿河湾の桜エビ」。現在国内では、天然物の桜エビは駿河湾の富士川付近でしか水揚げされないのだそうです。そしてなんと今が旬真っ盛りだというのです。

ETC1000円ツアー第二弾は、駿河湾に決まり

まずは、東名高速道路・富士川SAで車を停めて、一般道にある道の駅へ。ここの桜エビのかき揚げが絶品だという情報。



さっそく「かき揚げ丼定食」を注文。ふわっふわっの衣の中に桜エビがちりばめられた小ぶりのかき揚げが2枚、ご飯の上に乗っています。



どれどれ、食してみましょう。
・・・うーーーんん。衣がふわーっと口の中で溶けてしまいます。そのあと一口かむと、桜エビの楽しい食感と香ばしい風味が口の中で踊ります。



すっごーーい。美味です。オンリーワンですね
おいしかった。ごちそうさまでした。

おみやげコーナーに行くと、「生桜エビのにぎり」と「桜エビの押し寿司」が
これも買って、食すとしましょう。
SAに戻って、外のベンチでいただきまーす。

うん、お寿司は、味っていうより食感を楽しむ感じかな。



押し寿司は桜でんぶと酢飯に混ぜてあるシソが、桜エビの風味とよく合います





さて、次は主に桜エビが水揚げされるという由比港に行ってみました。国道1号線沿いに「桜エビ」の看板がアチコチに立っています。やっぱり名産なんですね。

「由比港・桜エビ直売所」の表示に吸い込まれるように、港脇の駐車場に車を停めました。



直売所はどこかな?
100m先って書いてあります。どれどれ・・・ん?
なんじゃーーー、あの行列は
ざっと150人は並んでます





お店の前に行ってみると、「かき揚げは1家族6枚までとさせていただきます」の貼り紙が。かき揚げをゲットして帰る人の顔のうれしそうなこと



店先でかき揚げ丼を食べている人のかき揚げを覗いてみたら、こちらのかき揚げは、先ほどのかき揚げよりしっかり固まっていて、全体的に色が赤かったです。(他人様のかき揚げ丼の写真はさすがに撮れませんでした)

生来、並ぶのが苦手な私は、さっき食べたからいいや、と、ここはスルー。来年来ようっと。


周りはどこも桜が満開。ちょっとお花見して帰ろうと思い、「新蒲原駅」近くにある、御殿山八坂神社のさくらまつりに足を運びました。ちょうど日暮れ時。
蒲原の町並みは、なまこ壁の蔵が保存され、旧家は一般民家でありながら、中の土間を覗くことができます。旧暦のおひなさまがきれいに飾ってあります。
町並みも、落ち着いていてのんびり歩いているだけで、ほっとする、どこか懐かしい町並みです






御殿山と呼ばれる山の斜面には、それはそれは見事な桜。平面的な、桜の多い公園でのお花見とは、まったく風情も迫力も違います。

さくらまつりは、今日が最終日だそうです
八坂神社について頃には、出店の食べ物はそろそろ売り切れ。宴会はこれからが本番っていう雰囲気。






こちらは、夜桜のライトアップがたいそうきれいなのだそうです。暗くなるまで待つことにしました。

ライトが点灯し、空が青から藍へと変わっていくにつれ、ライトアップされた桜の美しさが映えてきます。







もちろん、御殿山の夜桜を堪能するために、片道15分の遊歩道を登ったのは言うまでもありません。

いい旅でした。

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