がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

腕時計作りを体験

2006年09月10日 | アウトドア
 前記事の宿泊行事中、班別自由行動があり、ひとつのグループと一緒に、長野県諏訪まで出かけました。メインの活動は、下諏訪「儀象堂」での腕時計作りです。今回は、そのレポート。

 今回の体験コースは45分コース。腕時計のメカニカルな部分はすでにできており、文字盤・針・リューズ・ケース・バンド等をカスタマイズして、自分のお気に入りのデザインの腕時計を組み立てる、というものです。

 まずは、靴を脱いでスリッパに履き替え、白衣を着て帽子をかぶり体験室に入ります。うーん、いかにも精密機械を扱うゾっていう感じ。



 自分の作業テーブルに着席すると、そこには、自分用のセットが用意されていました。



 まずは文字盤を取り付けます。うん、これは簡単。文字盤裏のポッチが本体にピッタリ合うように置くだけ。

 文字盤にイニシャルのシールを好きなところに貼ります。おっとー、これは小さい! 慎重にピンセットで文字盤に置き、つまようじの先でこすって貼り付けます。よしっ、意外とカンタン・・・ありゃ、中心線に対象に置いたつもりだったのに、ズ、ズレてる。もう修正不可能・・・。へこむなぁ。



 次は時針。ピンセットで中央に置き、小さな専用タガネで、押し込みます。こ、こわい。押し付けすぎるとダメなのです。横から見て時針が傾いていたらやっぱりダメ。

 次は分針。作業は時針と同じですが、時針を12時の位置に合わせて、12時00分になるように押し込まなければならないので、これが大変。ズレてしまうと、もう永久に時刻が合わない時計になってしまう・・・。うぅ、プレッシャー。

 次は秒針。取付けは中央に押し込むだけで簡単なのだが、とにかく小さい。手がプルプル震えるー。瞬きができなくて、涙が・・・。



 何とか針が終わった。ベースになるケースに本体をセットし、リューズを取り付けます。今までの作業に比べたら、カンタン、カンタン。



 裏ぶたをパチンとはめ込みます。パッキンがついているので、日常生活防水になっています。すごい!

 バンドを取り付けます。これは、いつも自分でやっているから、説明を受けなくてもできるゾ。

 月差±20秒以内の、オリジナルクォーツ腕時計の完成!



 こどもたちの腕時計も無事完成! おーっ、みんなセンスいいなぁ。

 


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