がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

ただいま

2006年09月09日 | アウトドア
 山梨県清里高原から帰ってきました。前回と同様、小学6年生40人との3泊4日。しかし、前回よりツカレター。 睡眠不足にはまだまだ耐えられるものの、体力の低下を実感・・・。 今回のクラスの特徴は、何と言っても、濃密な活動プログラムにありました。登山は三ツ頭にとどまらず、体力・気力のある子どもたち10人と権現岳へ登頂しましたし、最後の夜は森の中にブルーシートとシェルターを作り、野宿を体験しました。(といっても最後の夜ですから、子どもたちはほとんど徹夜でおしゃべりしたりキャンプファイヤーの残り火を囲んでいましたが。)

 登山。前回と同様、クラス全員で三ツ頭を目指します。天気はくもり。目指す山は雲の中に入り、目視することはできません。もちろん前回、力をくれた富士山も見えません。しかしながら、日差しがなく雲の中のしっとりとした中を登ることができ、体力の消耗がおさえられ、絶好の登山日和だったのは事実です。小学生とは思えない驚異的なペースで、11時ジャストに三ツ頭に登頂。10人の希望者を引き連れて、さらに隣の権現岳へ。権現岳は、南八ヶ岳の主要峰のひとつ。これまた三ツ頭から45分で登頂。時間に余裕ができ、権現岳の山頂であたたかいレモンティーを飲みながら、高山の魅力を思う存分満喫することができました。

 これまでも権現岳にチャレンジしたクラスはいくつもありましたが、三ツ頭を往復したメンバーと、権現岳にチャレンジしたメンバーとの間に、微妙に温度差が生じることがしばしばありました。今回のクラスは、一人一人が自分で権現岳にアタックするかどうかを考え、登る勇気と登らない勇気との葛藤を経験しました。そしてどちらを選択しても納得できる、後悔しない選択を、ひとりひとりができました。

森で見つけたキツツキの巣穴


登山中、そこここに咲いていたトリカブト



 シェルターを作っての野宿体験。・・・すみません。私たち指導者サイドはキャンプファイヤーを任され、野宿は担任の先生がリードしたため、詳しい経緯は把握していません。ただ、最後の夜、寮の敷地内にある森の中から、明け方まで子どもたちの声が響いていました。普段なら、ただうるさいだけのかん高い声も、この夜は、名残りを惜しむ声、そして最後の最高の思い出を作りだそうとしいる声に聞こえました。

 クラスごとに担任の先生の方針やクラスカラーが反映され、同じ場所、同じ日程でも、ひとつとして同じ3泊4日にはならないのが、この宿泊行事の最大の魅力です。ですから、私は、体力の低下を感じつつも、どうしてもこの行事から卒業できないのです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (村岡暁)
2006-09-12 15:36:43
そうですかぁ・・・・権現岳まで登ったんですか・・・。

僕も登りかたっかなぁ。

体力じゃなく、問題は気力でしょう!!それに、僕等から見ると、まだまだバリバリなお兄さんみたいな感じですよ!

これからも頑張ってください!
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よっしゃー (がめら)
2006-09-12 18:41:21
どこまでチャレンジできるかは、その日の天気や全体のペースにもよるから、なかなか難しいんですよね。私の経験でも、チャレンジできたら登ろう!と決めて登りはじめても、半分くらいのクラスはあきらめなければならなかったですね。



まだまだバリバリお兄さんでいられるように、がんばりまっす!
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お世話になりました。 (長谷川 直樹)
2006-09-28 17:11:57
清里合宿に参加させて頂いたカメラマンです。

ガメラとは6~7年振りの再会でしたよね。

懐かしかった~(^o^)変わらずパワフルで嬉しかった

ですよ。みんなに励まされて何とか4回登山をこなせました。感謝です。そうそう、自分もブログを立ち上げました。ちょっと頑張ってみまーす。

たまにここに顔出しますので、宜しくです。
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コメントありがとうございます (がめら)
2006-09-29 20:43:59
さっそくのご訪問、感謝カンゲキです。最近ちっよとサボり気味ですが、無理せずボチボチとアップしますんで、たまーにのぞいてみてください。

ところで、名前のリンク先、つながらないんですけど、入力ミスかな?
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お疲れ様です。 (長谷川)
2006-10-03 13:42:32
新たにブログ開設しました。今度はアクセス出来るはずです。又はじけましょうね
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Unknown (長谷川)
2006-10-03 13:47:48
URLが間違えていました。
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