輪郭手術後に発生する顔のたるみ現象」についてまとめると、次の通りです。
手術自体の難しさによって生じる顔のたるみの場合、バッカルファットの部位や二重あごが発生することがあると説明しました。
輪郭手術そして輪郭後のリフティング
輪郭手術は顔の骨格自体を変える手術です。
反面、「手術で顔をリフティング」させても、肌の弾力低下または残りの皮膚によって生じる顔のたるみの場合は、ほうれい線が上外側にできやすいです。
2023年、大韓レーザー皮膚毛髪学会の KES(KALDAT EXPERT SUMMIT)がバンヤンツリークラブ&スパで開かれました。
メインスポンサーであるヒルクス社のi-threadを使った
二重あごのリフティング、またPDO成分の溶ける糸が生分解に関する講義を行いました。
二重あご、リフティングの原理は次の通りです。
組織を引っ張る方式ではなく、
まるでネックレスで首を締める方式だと言います
時間がたつほど、PDO糸の周りにコラーゲンが作られ、
もっと丈夫に支えてくれます。その後、糸自体は溶けてなくなるのです。
見た目には簡単に見えますが、
少しのミスがあってもディンプルのような副作用が生じやすいです。
二重あごリフティングのためには、首の局面に乗らなければならないが
首組織自体が柔らかいので、一定の深さを保ちながら
局面で糸を注入するのが簡単ではありません
このような二重あごの糸リフティング施術は、主に長い糸を使用します。
特に、糸の両端に長い針がある糸を利用して、
もっと簡単に施術することができます。
今回の講義では
ヒルクス社の i-thread糸の中で、
Oligo Plusモデルを使用しました。
輸出名 Magic Plus
このような方式の二重あごの糸リフティング施術は、輪郭後のたるみが発生した患者にも非常に役立ちます。
下顎骨を過大に切除したり、
皮膚がたくさん残る場合、
顔の形がV-LINEになったにも関わらず、
二重あごが生じる場合があります。
二重あごリフティングの施術時に発生しうる副作用は次の通りです。
まず、神経損傷です。
(greater auricular n. injury)
あまり深く糸を注入しながら、耳の下まで遠くに行くと生じることがあります
写真説明:greater auricular nerveの走行
該当神経の解剖学的な位置と深さについて、良く熟知し施術してこそ副作用を予防することができます。
次に、
唾液腺損傷の可能性があります。
これは、施術者が手の感覚を通して組織を持ち上げたり
押す操作により、一定に安全な深さで糸を注入することで予防できます。
写真説明:唾液腺損傷を避けるための施術者の手感覚、ピンチの操作時の首の内部組織の動きMRI
所見。From オ・スンミン代表院長の論文から抜粋
やはり、一番よくある副作用は、
ディンプルまたは不均等な糸の走行です。
このような副作用が発生する原理は次の通りです。
ディンプルが生じる理由と皮膚が凸凹になる理由。イラストーオ・スンミン院長の本から。
このような点に注意して施術すると、前向きな結果を期待することができます。
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