聖那☆”と話そう ぽっかぽか4

自分の気に入ったものを写して行きたいです♪

豊国神社(千畳閣)

2008-03-25 23:43:40 | Weblog
厳島神社と太陽と月。
どうも深い関係にあるらしいです。

大鳥居の笠木には、金色の月と太陽がはめ込まれております。
それは、相反する性質をもつ陰と陽
2種類の気があらゆる物を作り出し、
支配するとされた陰陽道の影響によるものだと言われます。

平清盛が厳島神社を造営した際に、
大鳥居の鬼門の方角でもある北東に
太陽を置き、
光で邪気を追い払う意味を込めたと伝わっております。
反対側には、太陽の対極にある月がありました。

こうしたあしらいは、厳島神社の本社本殿裏に立つ石灯籠など、
宮島の各所で見かけます。

私は、豊国神社(千畳閣)の金色に輝く
軒丸瓦にも発見いたしました!!

大鳥居の太陽

2008-03-25 23:31:52 | Weblog
大鳥居に掲げられている扁額は、
歴代書道・歌道に秀でた有栖川宮家の9代目当主で、
戊辰戦争や西南戦争、
日清戦争の指揮官を務めた有栖川熾仁(たるひと)親王の染筆。

また鳥居の屋根の東西には、
「太陽」と「月」が描かれています。
風水では北東を鬼門の方位とするため、
太陽は鬼門封じのためともいわれます。

大鳥居と小船

2008-03-25 21:02:57 | Weblog
海の中に建つ大鳥居は宮島のシンボル。
実はこの大鳥居の根元は海底深く埋められているわけではなく、
自分の重みだけで建っているのです。
それなのに台風や地震がきてもびくともせず、
動いたり、倒れたりしないのはなぜでしょう?

その秘密の1つは鳥居上部の島木は箱形の造りで、
中にこぶし大の玉石約7トンを詰めて
“おもし”にしているから。
また主柱・袖柱あわせて安定感のある6本足とし、
柱と屋根の交差する部分には特殊な造りのクサビがほどこされて、
柱と屋根の動きやひずみなどを自然に吸収。
海底部分は松材の杭を打って地盤を強化したうえで、
その上に布石を並べて基礎の代わりとしているのだそうです。

まさに先人の知恵のたまもの。
数百年前にこれだけの仕掛けを行っているわけですから、
改めて驚かされます。
大鳥居の高さは約16メートル、
主柱の周囲は約10メートルもあり、しかもクスの自然木。
クスの木は、腐りにくく虫に強いためです。
昭和25年に水に浸かる下の部分が新しいクスの木に取り替えられましたが、
その巨大なクスの木を運んだ貨車がトンネルの入り口で立ち往生したというエピソードもあるそうです。

次代は宮島産のクスの木を使おうと、
地元の人たちによってクスの木が植林されているそうです。
クスの木・・・昔の人の知恵って凄いなぁ~☆(驚)


世界文化遺産 厳島神社

2008-03-25 08:41:48 | Weblog
大鳥居 重要文化遺産
本社火焼前(ひたさき)より88間の海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、
奈良の大仏とほぼ同じ高さの16.8m、重量は約60t。
主柱は樹齢500~600年のクスノキの自然木で作られており、
8代目にあたる現在の鳥居を建立するにあたっては、
巨木探しに20年近い歳月を要したといいます。

また根元は海底に埋められているわけではなく、
松材の杭を打って地盤を強化し、
箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、
先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っているそうです。
大きさに驚き!