焼け野原にいる
裸足で立って
煤だらけの自分
まわりには誰もいない
この先もいないだろう
一緒に焼けてしまえばよかった
今さら思う
けれど
生き残りたかったようだ
こうしているのだから
辛い
足もとが熱い
痛い
そして
声が出ない
誰かがいなくても
歩きだすしかないようだ
焼けてしまう機会を失ったのだから
何もかもを諦めて
辛かろうが
熱かろうが
痛かろうが
歩きだすしかない
焼け野原にいる
裸足で立って
煤だらけの自分
まわりには誰もいない
この先もいないだろう
一緒に焼けてしまえばよかった
今さら思う
けれど
生き残りたかったようだ
こうしているのだから
辛い
足もとが熱い
痛い
そして
声が出ない
誰かがいなくても
歩きだすしかないようだ
焼けてしまう機会を失ったのだから
何もかもを諦めて
辛かろうが
熱かろうが
痛かろうが
歩きだすしかない