心のこもった計画をね。

朝、インターネットのニュースで見たのですが、第２京阪道路の工事を行うために門真市の幼稚園が植え育ててきたイモ畑を府が強制代執行という形で撤去作業を行ったみたいですね。イモは１０日後に収穫予定だったとか。


幼稚園児や父兄や関係者たちが涙を流してその様を見つめていたり、畑にうつ伏せになって抵抗したりしている姿が画像として掲載されていました。


何とも切ないニュースです。


府知事の言い分としては、工期を遅らすと何億という金額の損失が出るからやらざるを得ないし、幼稚園には事前に通知しており、収穫期を早められたばず、ということ。


幼稚園側の言い分としては、収穫にはまだ時期尚早だし通知がきたのは１０日ほど前であり、急に予定を変えることが出来なかったとか。


まぁ何だかどちらも腑に落ちない部分アリの理屈にとれてしまうのですが、一番可哀想なのは園児です。


ウチもね、半月くらい前に幼稚園の行事で芋掘りしてきて、自慢げに私に芋を見せる目はキラッキラしてましたもんね。


子供の喜びを奪ったのは大人の責任ですよ。

もっとちゃんとしましょうね。


あとお気の毒なのは、芋の撤去をさせられた作業員さん。園児と同じ歳くらいの自分の子がいらっしゃるお父さんもいたでしょうに。

いくら仕事とはいえ、胸が痛んだと思いますよ．．．。


また別の形で園児にはいい思い出が残せますように。

心から願います。