皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。
年末年始は、ゆっくりと過ごされましたでしょうか?
「仕事だったよ。」、「家事、育児で大変だったよ。」という方、
真にお疲れ様でございました。
時間の取れた折には、心身共にどうぞごゆっくりとお休み下さいね。
さて、わたくしガーデンは、しっかりとお休みをいただきました。
ありがとうございます。お蔭さまで、すこぶる調子が良うございます。
仕事納め(12/28)の数日前から、寒さも手伝ってか自分でも驚く
くらいの疲労感に包まれていました。
“早く休みたい。ゆっくりと朝寝坊したい。”と、ずっと思っており
ました。しかし、本当にゆっくりさせていただいたので、今では快調です。
ゆっくりといえば、TVをよく見ましたね。
ボーーケ~~っと。
時世柄、政治系のネタなどがよく聞かれましたね。
特に、「景気」、「防衛」、「復興」、「税金」などが主に取り上げられ
ていたかのように思います。
この中で印象的だったのが、「復興」に係る東北地方で頑張るボランティア
の方々。あの大震災と大津波から2年が過ぎて、今なお他人のために毎日
活動なさっている方々。本当に、心から尊敬申し上げます。
2年の間に、どれだけの被災者が心癒され、生活環境を取り戻せたのでしょう。
TVが誇張するかのように映し出しているということもあるかもしれませんが、
それでも実際にまだまだ故郷に帰れず、傷心から立ち直れずにいる方がたくさん
おられるのは事実です。そうした情報を知ると、大変胸が痛くなります。
私が、正月休みに温かい部屋でゴロゴロしながらくつろいでいる時にも、
多数の被災者の方は苦しんだり悲しんだりしておられます。
これは取り繕いようのない事実ですし、ましてやそれに対してカッコつけた
言い訳などしたところで、誰一人救われません。
だからといって、私のように何も手助け出来ていない多くの人を責め立てたり、
あるいは、政治家が悪い、官僚が悪い、電力会社が悪い、といったところで、
被災者の方々の幸せにつながる前向きな現実というものを、何一つ生み出せません。
私たちに出来ることは、自分に関わる人のためや、社会のために毎日、一生懸命
生きることだと思うのです。思い立って、被災者の方のために東北まで飛び立つ
ことは本当に立派なことですが、しかし、誰しもにそれぞれ自分の生活があります。
また、被災者の方の他にも悲しい現実にある人や、誰が見ても不平等な目に遭い
苦しんでいる方々がおられます。それらを全て救おうなどということは、実際
問題として現実的ではありません。
ですから、自分に出来ることというのは、ありきたりですみませんが、毎日を
人のため社会のためを思って一生懸命に生きるということです。
そういう積み重ねだと思うのです。
例えば私などの話をしてみると、現場スタッフが猛暑の現場の中でヒーヒー
いいながら働いているのを見て、いてもたってもいられない気持ちになった
ところで、何一つ役に立てません。張り切って作業服を着て現場の応援に行った
としても、あまり役に立ちません。これは、それぞれ自分に出来る役割がある
からです。私が作業服を着て現場仕事をすれば、お客さまとのコミュニケーションに
支障をきたしますし、次の営業活動が出来ず受注に苦しみが生まれます。
ですから、現場スタッフが大変な中を頑張ってくれている時こそ、私は頑張って
営業活動に燃えなければならないのです。これが、同じ会社で働く人のため、
になるのです。
また、お客さまに対してもそうです。お客さまが何を求めているのか、そして
それを叶えるために自分たちには何が出来るのか、それを真剣に考えることが
お客さまという人のため、につながっていきます。最終的に「頼んで良かった」
と思っていただけるために考え、努力し、工夫し、していくことが私たちの
仕事でなければなりません。
これだけ科学が進んだ世の中ですから、そのうちに人間の仕事を機械が全て
やってのける時代がやってくるかもしれません。
それは、とても淋しいことです。仕事がなくなり、困る人も出てくるでしょう。
そうならないためには、機械には出来ず、人間にしかできない仕事という価値を
創っていくことだと思います。
じゃあそれは何だと申しますと、人のためを思って計画し、人のことを考えながら
作り上げていくことだと思います。発達した機械に人のことを思え、といった
ところで限界があります。しかし、仕事をする人間は、人のために無限に考えて
対応することが出来ます。無限にというとオーバーですが、人のためという原動力
のもとに機械以上に多様に考え、実施できるということです。
そういう「人のため」や「社会のため」といった思いを誰しもが持っていけば、
それが絆になっていくのだと思います。
被災者の方々にはボランティアの方々との絆が生まれ、ボランティアの方々には
自分の家族との絆があり、その家族には地域や学校や会社で絆があり、それぞれ
には同級生や先生や同僚やお客さまや取引業者との絆がでつながっている、そんな
日本であって欲しい。
その一員となるため、ガーデン・ナビはより一層「人のため」を掲げて、新たな
一年間を頑張ってまいりますので、皆さま今後ともどうぞよろしくお願い申し
上げます。
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