8ビートと16ビートと4ビートは、それぞれ別の名前のビートパターンになっているので、全く別の叩き方をするような感じがありますが、実際には、叩き方はほとんど同じです。
ですので、この3つのビートパターンのいずれかを覚えれば、他のビートパターンもすぐに覚えられると思います。
8ビートの叩き方
8ビートは、ドラムのビートパターンの中でも、最も基本的なビートパターンです。
8ビートの叩き方を覚えれば、この後説明する16ビートと4ビートの叩き方も簡単に覚えられます。
8ビートは、ハイハットを一小節の間に8分音符で8回叩くビートで、バスドラムは1拍目と三拍目の表、スネアは二拍目と四拍目の表で叩きます。
![8ビートの叩き方(譜面)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/05/e503673b520b162e645a37260cd5555f.jpg)
上の画像は、ドラムにおける譜面となっています。
「×」マークの音符が「ハイハット」を表していて、へ音記号で「E」(ミ)の音の位置にあるのが「スネア」、「A」(ラ)の位置にあるのが「バスドラム」です。
ドラムパターン ~8ビート・16ビート・4ビート(シャッフル)・4つ打ち (ダンスビート)・フィルインなど ~ (初心者でも作曲のやり方が分かる音楽理論) その 29
16ビートの叩き方
16ビートは、8ビートのハイハットを16分音符で16回叩くようにしたビートパターンです。
ですので、バスドラムとスネアは16ビートでも8ビートと同じタイミングで叩きます。
![16ビートの叩き方(譜面)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/47/eb3bd0c47695d370a4282b1ea0101366.jpg)
ただ、8ビートと違い、16ビートの場合には、ハイハットを右手だけでなく、左右のスティックで交互に叩きます。
そのため、スネアを叩く箇所では、ハイハットを叩けなくなります。
![16ビートではスネアの箇所でハイハットを抜く](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/dc/f7f6dc37702a9c8b62b9259952a0467f.jpg)
4ビートの叩き方
4ビートも16ビートと同じように、8ビートのハイハットを4分音符で4回叩くようにしたビートパターンです。
ですので、4ビートでもバスドラムとスネアは8ビートと16ビートと同じように叩きます。
![4ビートの叩き方(譜面)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a1/93cd511a7d12881f12bd6d5be41e0077.jpg)
ただ、4ビートの場合、シャッフルビートやスウィングビートといったビートパターンで叩くことが多く、上の画像の様なシンプルな4ビートで叩くことはあまりないかもしれませんが。
とりあえず、これらのビートパターンを覚えておけば、他のビートパターンにも対応できると思うので、この3つの基本的なビートパターンは忘れないようにしてください。
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