8ビートと16ビートと4ビートは、それぞれ別の名前のビートパターンになっているので、全く別の叩き方をするような感じがありますが、実際には、叩き方はほとんど同じです。
ですので、この3つのビートパターンのいずれかを覚えれば、他のビートパターンもすぐに覚えられると思います。
8ビートの叩き方
8ビートは、ドラムのビートパターンの中でも、最も基本的なビートパターンです。
8ビートの叩き方を覚えれば、この後説明する16ビートと4ビートの叩き方も簡単に覚えられます。
8ビートは、ハイハットを一小節の間に8分音符で8回叩くビートで、バスドラムは1拍目と三拍目の表、スネアは二拍目と四拍目の表で叩きます。
上の画像は、ドラムにおける譜面となっています。
「×」マークの音符が「ハイハット」を表していて、へ音記号で「E」(ミ)の音の位置にあるのが「スネア」、「A」(ラ)の位置にあるのが「バスドラム」です。
ドラムパターン ~8ビート・16ビート・4ビート(シャッフル)・4つ打ち (ダンスビート)・フィルインなど ~ (初心者でも作曲のやり方が分かる音楽理論) その 29
16ビートの叩き方
16ビートは、8ビートのハイハットを16分音符で16回叩くようにしたビートパターンです。
ですので、バスドラムとスネアは16ビートでも8ビートと同じタイミングで叩きます。
ただ、8ビートと違い、16ビートの場合には、ハイハットを右手だけでなく、左右のスティックで交互に叩きます。
そのため、スネアを叩く箇所では、ハイハットを叩けなくなります。
4ビートの叩き方
4ビートも16ビートと同じように、8ビートのハイハットを4分音符で4回叩くようにしたビートパターンです。
ですので、4ビートでもバスドラムとスネアは8ビートと16ビートと同じように叩きます。
ただ、4ビートの場合、シャッフルビートやスウィングビートといったビートパターンで叩くことが多く、上の画像の様なシンプルな4ビートで叩くことはあまりないかもしれませんが。
とりあえず、これらのビートパターンを覚えておけば、他のビートパターンにも対応できると思うので、この3つの基本的なビートパターンは忘れないようにしてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます