8ビートと16ビートは何が違うのか?

8ビートと16ビートでは叩き方にどんな違いがあるのか事や、4ビートとシャッフルビートの違いについても解説します。

2ビートは全くの別物

2021-12-22 22:00:12 | ドラムのビートパターン

ドラムのビートパターンの中で、数字が付くビートパターンには2ビートというものもありますが、この2ビートと言うビートパターンは、8ビートや16ビート、4ビートとは全く別物のビートとなっています。

多分、多くのドラム初心者の方が、8ビートや16ビートを覚える際に、それぞれ叩き方が全く違うビートパターンであると勘違いをさせているのが、この2ビートのせいだと思います。

同じように数字が付くので、一小節間でのハイハットを叩く回数によってビートの名称が付けられていそうですが、2ビートだけはハイハットの叩く回数が名前の由来になっておらず、バスドラムとスネアの叩き方によって名前が付けられているビートパターンとなっています。

2ビートの叩き方

2ビートと言うビートパターンは、バスドラムを拍の表で叩いて、スネアを拍の裏で叩くビートパターンとなっています。

また、ハイハットはスネアと同じく拍の裏で叩くパターンと、八分音符で8回叩くパターンの二種類があります。


基本パターンの2ビートの叩き方 - ハイハット裏打ち

基本パターンの2ビートの叩き方 - ハイハット8分音符刻み

個人的には、2ビートのビートパターンでは、ハイハットを八分音符刻みで叩く方が難しいと感じています。

2ビートというのは、かなりアップテンポで叩くことが多く、BPM160以上で叩くことがほとんどです。

そのため、ハイハットを叩く際には、手首のしなりを使ったダウンストロークとアップストロークの組み合わせで叩けるようになっていないと、持続的にテンポを維持して8分音符を刻むことが出来ません。

ですので、アップテンポの2ビートを叩こうと考えているのであれば、まずは、スティックでダウンストロークとアップストロークを組み合わせて叩く練習をした方が良いでしょう。

裏拍のリズムを練習する

2ビートを叩けるようになるには、裏拍のリズムをキープできるようになった方が良いでしょう。

特に、ハイハットをスネアと同じく裏拍で叩く2ビートを叩く場合には、裏拍のリズムをキープできる感覚が無いと、拍の表のバスドラムと、拍の裏のスネア&ハイハットで、拍の表と裏がこんがらがるようになります。

ですので、ハイハットを裏打ちするパターンの2ビートを叩くのであれば、まずは、下の画像のような裏打ちの練習をして、裏拍のリズムをキープできるように練習しましょう。


2ビートを右足と手拍子だけで練習

この手拍子と右足だけを使った2ビートの練習で、BPM160くらいの裏拍を維持できるようになれば、多分、2ビートを実際に叩いても意外とリズムをキープできるようになるのではないかと思います。



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