8ビートや16ビート、ダンスビートなど、ビートパターンの基本形を覚えたら、次に、それらのビートパターンを別のパターンへと変更する方法を覚えていきましょう。
別パターンのビートにする際には、ハイハットの代わりにライドシンバルで叩いたり、バスドラムやスネアの叩くタイミングを変えたり、叩く回数を増やしたりといった変更を行います。
8ビートと16ビートなどに疾走感を付け足す
8ビートや16ビート、ダンスビートに疾走感を付け足したい場合には、スネアを叩く回数を増やすパターンが頻繁に使われます。
ビートに疾走感打を出すためにスネアの叩く回数を増やす場合には、二拍目の裏拍で16分休符の後に叩き、三拍目の表拍で16分休符の後に叩きます。
![疾走感のある8ビート](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bb/26bbe0971a42875875b416a143488151.jpg)
![疾走感のある16ビート](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9f/385cc4ec62fb435470f4736731f15a49.jpg)
また、ダンスビートや4ビートにおいても、同じようにスネアを叩くことで、疾走感を付け足す事が出来ます。
16ビートで裏拍のハイハットをオープンにする
16ビートではハイハットを16分音符で小刻みに叩くのが基本形ですが、ハイハットをクローズで叩き、裏拍でだけオープンにすると、後ろに引っ張られるようなリズムの16ビートに変わります。
![ハイハットを裏でオープンにする16ビート](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/2b/ebb23fe27ce37113f7a9c9064d945f03.jpg)
また、ダンスビートにおいても、ハイハットのオープンとクローズを使い分ける事で、別のビートパターンに変えたりします。
![オープンハイハットを入れたダンスビート](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/51/10888ceefa375f16c7a02204bfb875d7.jpg)
このように、ハイハットのクローズとオープン、スネアの叩く箇所を増やすといったパターンによって、8ビート・16ビート・ダンスビートなどを別のビートパターンに変更する事が出来ます。
最初は、どうやって変更したらいいのかなどが分からないかもしれませんが、自分なりに叩く箇所を変化させてみたり、好きなドラマーの叩き方を参考にしたりしながらパターンを研究すると、少しずつどういった変更パターンがあるのか分かるようになってきます。
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