宇佐神宮~中山仙境・高城(316.9m)~ 、
両子寺~長安寺・屋山(543m)~真木大堂
(「九州ふっこう割」を利用して国東半島への旅路)・ (単独)
(往路)阿蘇(発5:30)→塚原温泉→安心院IC→宇佐IC→宇佐神宮(着9:00~発9:20)
豊後高田→中山仙境(着10:30~発14:50)→国見町(R213号線)→
国東・黒津崎海岸「ホテルベイグランド国東」(着16:00) = 走行距離188km
*宇佐神宮~中山仙境・高城登山口までの走行ル-ト (←Googleマップ)
*中山仙境・高城登山口~ホテルベイグランド国東までの走行ル-ト(←Googleマップ)
(復路) 国東・黒津崎海岸(発7:40)→両子寺(着8:10~発9:00)→長安寺
(着9:30~発10:40)→真木本堂(着11:30~発11:50)→山香町→日出町→
別府温泉→山並ハイウエイ→阿蘇(着16:40) = 走行距離182km
*両子寺から長安寺までの走行ルト (←Googleマップ)
*長安時から真木大堂~別府温泉までの走行ル-ト(←Googleマップ)
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国東半島の山域に入るのは今回で2回目であるが前回は国東半島の
入口ともいえる「鋸山(杵築市山香町)」への日帰り登山であった。
今回は「九州ふっこう割」を利用して観光も兼ね、
国東半島東海岸まで一泊の旅とした。
登山計画としては中山仙境→千燈岳→両子山→屋山の四山を選定したが
小雨混じりの曇りの天気で登頂したのは中山仙境のみに終わってしまった
次第であった。
そもそも朝の出発からアクシデントに見舞われた。
由布から高速に乗ろうとしたがゲートには濃霧による
通行禁止の立札(由布院~大分農業文化公園)
どうしようか ?
高速以外の道順は特に下調べをしていない
困惑の末、
鉄爺さんと鋸山に登った時(2015..3.30日)の走行ル-トをイメ-ジして
定まらない道順で車を走らす。尋ね、尋ねして安心院IC到着、
そこから一直線で宇佐インタ-を経由して旅行計画案に従い宇神宮に参拝。
(一日目) 9月26日(月)・ 曇り
1.宇佐神宮 .
御祭神は
一之御殿に八幡大神(応神天皇)・二之御殿に比売(ひめ)大神・三之御殿に
神功(じんぐう)皇后の三殿を祭る。
伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟(そうびょう)として奈良時代から皇室の崇敬が厚い。
八幡造りの本殿は国宝。旧官幣大社。全国八幡宮の総本宮。
(宇佐神宮パンフより抜粋)
[上宮への鳥居 ]
白装束の神職の方とたまたま出会い、後について上宮への階段を登った。
[南中楼門(勅使参向の時参入するので、勅使門とも言う)]
御門の神として、高良大明神・阿蘇大明神の二神が祭られている。
参拝の作法は、“二拝四拍手一拝”左から一之御殿・ニ之御殿・三之御殿。
2.中山仙境・高城(316.9m) .
(行程)①夷耶馬(えびすやば)農村公園駐車場(着9:30)→前田登山口(発10:50)→
アンテナが建つピ-ク(着11:05~道探し~発11:17)→(ル-ト不明で登高断念)
前田登山口に戻る(着)11:30)
②中山仙境下山口(上防中)に移動して再出発(12:10)→高城頂上
(着13:00~発13:30)→中山仙境下山口(着14:30)
[夷耶馬(えびすやば)農村公園駐車場に建つ案内板]
[国東市HP・峯道トレッキングマップ からキャプチャ]
[中山仙境・前田登山口]
駐車場から歩いて約10分
[やせ尾根上の登路: 丸太の階段が随所に整備され遊歩道となっている]
[幾つかの小ピンクを経て展望が開けたピ-クに至る]
ル-トはここで断ち切れ、道を探してアンテナの奥に立ち入る。
崖の木立に掴まり下るが其れらしき踏み跡は無い。
仕方なくこのピ-クに再び登り返して登高を断念・・・・。
仕切りなおして別ル-トでチャレンジ
[中山仙境下山口(上防中)登山口]
上防中地区に車で移動してここから再出発する。
[杉か檜・・・? 木肌が美しく、荘厳さを感じる見事な大樹であった]
[隠洞穴(かくれうと)]
[隠洞穴から5分位崖淵を歩き鎖場に至る]
[鎖場を辿ると岩稜に上がる。岩稜を左方向に歩いた展望台からの景観]
[高城頂上に祭られている天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)の石碑]
頂上からの展望
[対岸の山並みも、独特の岩峰が群れ立っている]
[眼下の奇岩]
[県道653号線沿いの焼尾公園の湖面も見える]
[差別侵食? が随所に覗える山肌]
[県道653号線(豊後高田市上香々地)の遥か山越えの先に、周坊灘を航行する船が覗えた]
[頂上から望む中山仙境ル-トを確認する(右側の尾根筋がル-トかと思われる)]
[国道213号線(国東町・奈良原海水浴場)に打ち寄せる伊予灘から波]
3. 投宿 黒津崎海岸 「ホテルベイグランド国東」
[「贅沢の極み」プランにて]
(二日目) 9月27日(火)・ 曇り、時々小雨
1.千燈岳(せんとうだけ 605.8m) ・両子山(ふたごやま 720.6)
*当初、登山予定であったが・・・
雨が心配され、山頂からの眺望も期待出来そうも無いので今回は登高を断念した。
2.両子寺 (国東市安岐町両子1548)・ (境内散策 8:10~9:00)
[奥の院]
[一枚岩の鬼橋]
[修業道場の護摩堂]
3.長安寺 (豊後高田市加礼川635番地)・ 屋山(ややま 543m) .
(行程)長安寺(着9:30) →境内散策→作業道(発9:50)→登山口(着10:05)→
屋山城 虎口(こぐち)(着10:20)~(ガスのため登高断念)~長安寺(着10:40)
[長安寺本堂への入口と金明孟宗竹]
[登山道入り口に建つ「屋山城跡 鳥瞰図」]
[尾根に上がる直下の急登]
[尾根に上がった所で城跡(虎口)の名残を感ずる]
ガスがかかり始め、雨も心配になり登高をここで断念
[県道29号線「並石ダム」湖岸から眺めた奇岩]
[県道31号線(杵築市大田永松付近)沿いの風景]
4.真木本堂 (豊後高田市田染真木1796 )
(真木大堂のサイトから抜粋)
大分県北東部に拳のように突き出した“仏の里”国東半島。
宇佐の八幡信仰と古代仏教とが融合した「神仏習合」が今も残る地でもあります。
平安時代から中世にかけて半島には来縄(くなわ)、田染(たしぶ)、安岐(あき)、武蔵(むさし)、国東(くにさき)、伊美(いみ)の6つの郷が開け、山あいには天台宗と結び付いた65ヶ寺ともいわれる数多くの寺院が作られ、これらは総称して六郷満山と呼ばれ、独特な仏教文化が花開きました。真木大堂は六郷満山本山本寺8ヶ寺の一つとして36坊を有し六郷満山寺院最大の寺院であった馬城山伝乗寺の故地として今も多くの仏像を守り続けています。
[県道655号線から真木大堂の外観]
[旧本堂と木造仁王像(阿形と吽形)]
(真木大堂のサイトから抜粋)
樟材の寄木造り。馬城山伝乗寺が隆盛を誇っていた時代の守護仏で、江戸時代に建てられた旧本堂に安置されています。石彫が圧倒的に多い国東半島にあっては極めて珍しい木造の仁王様です。肩越しに見える菊花の紋章は約700年前、鎌倉時代の蒙古来襲の際、異国降伏の大祈祷の恩賞として下賜されたものと伝えられています。
○阿形(あぎょう)・ 写真右 ○吽形(うんぎょう) ・写真左
二人が行動や気持ちを合わせる「あうんの呼吸」の語源になったとも言われています。
(2016.12.30日 加筆)