根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

根子岳西峰・地蔵尾根 10月29日(月)

2012年10月29日 22時18分14秒 | インポート

*画面表示は文字サイズ(大)・拡大(125%)が最適 

                    7.12豪雨災害後の 地蔵尾根(西尾根)ル-トを歩く    

                       快晴                 

★根子岳・阿蘇谷側の紅葉情報→中腹には「残り紅葉」がありますが稜線沿いは既に終わっ 
                      ています。裾野の紅葉は見頃です。(2012/10/29日現在)


YouTube: 根子岳・西峰から山口谷の紅葉を見る 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  根子岳西峰に登るには、一般登山道としは
  3本のル-トがある。(①日の尾尾根コ-ス②鍋の平コ-ス③地蔵尾根コ-ス)
      
                 ・2008/11/12  日の尾峠コ-ス・本峰 
   (過去の山行歴)    ・
2009/10/29 日の尾峠コ-ス・西峰 
                     ・2010/11/07  地蔵尾根コ-ス・ワカレ山
                 ・
2011/04/04  鍋の平コ-ス・本峰 
                        ・2011/11/03  地蔵尾根コ-ス・西峰         


  災害後の検証として、今回は紅葉散策を兼ね地蔵尾根を歩 くこととした。
 地蔵尾根は過去2回歩いているが、昨年初めて歩いた新ル-トを下山路として使う事とした  
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(行程) 九州自然歩道・土石流末端路肩駐車(発10:10)→地蔵尾根取付き(発10:48)→
     尾根に上がる(着11:00)→日の尾尾根分岐(12:20)→展望台(着12:30~発12:45)→
     西峰(着13:00~発13:40)→縦走路散策14:25まで→地蔵尾根の枝尾根から新ル-ト
     →ヤカタガウド旧登山者記帳箱の真裏に下山(着16:00)→路肩駐車場(着16:45)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
九州自然歩道・日の尾峠分岐付近から下山路で辿る
新ル-ト(地蔵尾根からの枝尾根)を確認する。

[小さい峰(画像中央)のピ-クを踏んで下山する] [ピ-クにある1本の桧の根元が登路  ]          

P1010980_editedP1010983

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[竹杖の方向(カヤトの急斜面)が地蔵尾根への取付き] [登路から日の尾尾根北斜面の紅葉を望む]
P1010986_editedP1020002_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[西峰頂上から見晴新道側を観る]→ (裾野をズ-ム)[中腹より上部は紅葉の盛りを過ぎている]      
P1020031_editedP1020022_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[西峰より眼前の西峰本峰(嫁の平・1394m)を望む] [縦走路から南峰と山口谷の紅葉を望む]
P1020043_editedP1020052_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[西峰基部が崩落してル-ト切断: 往路で張ったロ-プを使う][ヤカダガウド竿河原の崩壊状況を確認する]
P1020064_editedP1020067_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[西峰新ル-ト(地蔵尾根から分岐した枝尾根)の崩落現場:ロ-プを張る][登路からヤカタガウド側の紅葉:ル-ト一番の絶景なり]
P1020073_editedP1020074_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登路から見晴新道の屏風岩をズ-ムアップ] [ヤカダガウト・゛旧登山者記帳箱の裏手に下山]
P1020077_editedP1020080_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ヤカダガウド最上部の駐車場から望む斜陽の紅葉][土石流流路から見上げる夕映えの紅葉と天狗岩]
P1020081_edited_3 P1020084_edited_10

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 地蔵尾根の登路は、災害の被害はまったく無く、従来通りであった。
 ただし、①西峰基部の岩壁から縦走路(西峰本峰への分岐付近)が流下し登路消滅。
      ②新ル-トの中間地点付近が崩壊し登路消滅。
     
(2012/12/23 加筆)   

コメント

根子岳・見晴新道 10月3日(水)

2012年10月14日 21時29分54秒 | インポート

            7.12豪雨災害後の 見晴新道ル-トを歩く 

                      快晴                  (文字サイズは「中」が最適
(行程) 土石流末端付近の路肩に駐車(発10:15)→第一駐車場が在った所(着10:35)→
     見晴新道入口の堰堤右岸(f発11:00)→見晴台(着12:40~発12:55)→
     「沢登り注意」の看板を通過して、ルンゼを登って岩溝を降りた地点(崩落のため行き 
     止まり(着13:25~発13:40)→見晴新道入口の堰堤右岸(着15:25)→
      路肩駐車地(着16:00)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
  7.12豪雨災害後の根子岳登山ル-トの点検を前回のヤカタガウドに引き続き、
今回は「見晴新道」を検証することとした。
 登山口までの車道ル-トは「曲り松跡」を経て日の尾峠へ通じる
林道桜ケ水線(九州自然歩道)を走った。
 別荘地を通過して、ツベツキ谷側から派生する涸れ渓床を渡る付近の土砂崩れ箇所も
復旧されており、土石流流下の末端まで車で行くことが出来た。
 駐車場所は路肩しかないので駐車スペ-スは数台に限られる。
もちろんUタ-ンする場所は空けておく置くことが厳守のマナ-である。

(土石流末端からヤカタガウド入口まで)
▼駐車場所から車道(九州自然歩道)を2~3分も歩けば、左側に流れ下る
涸れ河川(古恵川の上流)と出合うが、概ね、ここが土石流の末端と思われた。
 土石流堆積物は河川と車道の区別がつかないほどのレベルで
土砂や石ころが氾濫していた。
 堆積物で埋まる流路をしばらく歩いた後、ヤ
カタガウド側と日の尾峠側から流れ下る涸れ渓流 の合流地点に達し、
堰堤手前から大きな岩塊が散乱する車道側を歩いてヤカタガウド入口に
 着いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[路肩駐車を振返る: 林道桜ケ水線(九州自然歩道)]  [川床を埋める土石流の末端]
P1010898_editedP1010901_edited

 

 

 

 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
[九州自然歩道に流下している岩塊]      [ヤカタガウド入口の第一駐車場跡]
P1010906_editedP1010908_edited

 

 

 

 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(見晴新道)
▼堤防左岸に赤ペンキで記された「見晴らしル-ト」の矢印に従い堰堤の上流右岸に渉り、
 堰堤天端の淵から従来からの尾根に取り付いた。(災害前の見晴新道入口の尾根への取
 り付きは、堰堤の下を通つて尾根に取り付いていたが護岸が崩落しているためル-ト寸断)
▼その後の尾根道の登路については、何の支障もなく「カガミガウド分岐」~「見晴らし台」~
 「屏風岩」~「沢登り注意」の看板を通過してルンゼを上り詰めた。
  
 
[堰堤左岸に記された見晴新道入口の表示]  [堰堤右岸の天端(上端)が見晴新道の取付となる]
P1010911_editedP1010909_edited

 

 

 

 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登路よりヤカタガウド第三駐車場を確認する][ヤカタガウド最上部の砂防ダム:左画像のズ-ム]
P1010917_editedP1010914_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[見晴台直下の登路から釣井尾根を望む]  [見晴台直下のやせ尾根沿いから崩落している源頭]
P1010922_editedP1010924_edited

 

 


 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[見晴台から西峰の崩壊状況を視る:ズ-ム撮影]        [屏風岩を振り返る]
P1010928_2P1010932_edited

 

 

 

 

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ル-ト寸断の現場)
▼「沢登り注意」のルンゼを上り詰めた岩稜の「切り通し」から岩溝の下部を覗くと、着地点が 
 崩壊しているのが窺えた。
 持参していたロ-プとカラビナ・スリングで安全を確保して岩溝を下まで降りると、
 従来のル-トは岩壁の際から完全に地滑りしていて、植生していた樹木も流れ落ち、急斜面
 の地肌が露出していて、まさに近寄り難い恐怖の谷となって流れ下っていた。

[「沢登り注意」のルンゼを上り詰め、岩溝を下る][岩溝を降りた地点が崩落現場:ここで行き止まり]
P1010933_editedP1010934_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[崩落現場の源頭から下流側を望む] [岩稜の「切り通し」から崩落現場を振り返る:復路にて]
P1010937_editedP1010938_edited_2

 

 

 


 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(復路の登路で眺めた景観)
[稜線沿いの崩落地の源頭①]       [稜線沿いの崩落地の源頭②]
P1010940_editedP1010942_edited

 

 

 


 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
[稜線から土石流が堆積している流路を望む][眼下の妻子が鼻と春の牧(町古閑牧場)を望む]
P1010943P1010944_edited       

 

 

 


 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
(奇跡的に残った地蔵尊)
▼前回、ヤカタガウドを歩いた時は、土石流の甚大さに驚き、地蔵尊の碑銘までには気が回
 らなかったが今回、復路で立ち寄り確認することとした。
 「千年に一度」の大雨で阿蘇を襲った大災害(この文言は阿蘇市役所の広報誌から)・・・。
 桜の木に守られ「紙一重」で土石流から避けられた地蔵さん・・・。
 巨大岩塊が氾濫した流路で悠然と天狗岩を仰いでおられる地蔵さん・・・。
 まさに、「賽の河原」に立つお地蔵様の如しであった。
▼地蔵尊には「平成5年 奉納 阿蘇一の宮お地蔵会」と刻まれ、私の知る人の名前が記され 
 ていた事も初めて知る出来事であった。
 宇治先生(故人・平成22.10月没)は私が所属する阿蘇山野草会(←クリック)の前会長であり、 
 その人なりは豪快な方であった。
 私が山野草会に入会した日(平成19年)に我が家で午前様まで飲み明かした酒豪でもあら
 れ、この地蔵さんのご縁で宇治先生との思い出が蘇えるひと時であった。
 もう一人の方は、3年前に釣井尾根の登山口までご案内頂いた方(←クリック)で、釣井尾根  
 の名付けに係われた釣井さんであった。
 釣井さんには帰宅後、地蔵建立の由縁等をお尋ねした次第であった。

 
  [ヤカタガウド入口の地蔵さん: 桜の木で土石流から守られたようである]
P1010956_editedP1010954_edited_2P1010953

 

 

 


 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ヤカタガウド入口から望む竿河原の崩壊][見晴台直下の稜線から崩壊している山腹を望む]
P1010960Photo

 

 

 

 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(新しいル-トの開拓を予定)
 幾つもある根子岳ル-トの中でも見晴新道は変化に富み、
修験道を辿るような思いがする登路で私が一番好きなル-トである。
このままく廃道になるのか、それとも誰かが新しいル-トを作るのが・・・・。
そんな思いで、考えた事は「ルンゼを登り詰めた所の岩稜から、左の灌木帯に入り、
木立にロ-プを張り巡らしたら新しいル-トが出来るのではないのか・・・」と思案した。
同行の石島さんと今年中にル-ト開拓に挑戦することとした。

 思い出に残る、見晴新道の山行歴
     2008/12/20(1回目)
     2010/11/03(2回目・障子)
     2010/11/26(3回目・中山尾根)    

(2012/10/24日 加筆)

コメント

根子岳・ヤカダガウド 9月20日(木)

2012年09月20日 23時01分15秒 | インポート

            7.12豪雨災害後の ヤカタガウドル-トを歩く   

                      晴れ時々曇り 
(行程) 路肩駐車(発9:40)→ヤカタガウド第1駐車場出合(9:45)→見晴新道入口の堰堤
          (着10:20)→ヤカタガウド第3駐車場・登山者記帳箱(着10:35)→天狗の水場(着11:20)    
     →眼鏡岩付近(11:55)→竿河原から右岸の樹林帯に取付く 地点付近: 崩落のため
          行き止まり(着12:05~発12:15)→路肩駐車地(着14:10)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 7月12日(木)未明に発生した九州北部災害から2ケ月が過ぎ、根子岳崩壊地の地盤もある程度は落ち着いたであろうと思い、手始めにヤカタガウドル-トを踏査することとした。
 

S ヤカタガウド入口までへの車道ル-トは2本在るが
「曲り松跡」を経て日の尾峠へ通じる車道は土砂崩れで通行不可(赤の×印)となっていたので今回は、R265号線箱石峠道の麓に在る「春の牧牧場」側から入った。(赤の点線)事前に下調べしていたので普通車は不適と思ひ山友の石島さんの軽トラを走らせ、ヤカタガウド入口の第一駐車場近くまで乗り入れ、路肩に駐車して歩いて5分で土石流で埋まる第一駐車場に出た。
本件地図は「阿蘇登山ル-トマップ(熊本県庁)」を
   キャプチャ-したもの。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[この先、100m位に倒木ありのため此処に駐車] [土石流で埋まる第一駐車場跡]

P1010772_editedP1010773_edited_2

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ヤカタガウド入口:日の尾峠分岐]    [ヤカタガウド入口から下流側を眺める・地蔵さまは安泰]
 
P1010777_edited_6P1010775_edited_5

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[黒川本流上流となる川床を歩く]           [土石流で埋まる砂防ダム]        
P1010779_editedP1010780_edited_2 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[砂防ダム左岸を遡上する登山道も陥没している]   [堰堤に記された見晴新道の入口]        

P1010788_editedP1010789_edited

 

 

 

 

 

 

 

P1010791_edited

 

 

  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[この堰堤の下を通って正面の杉林に入る見晴新道取付き] [この付近は第二駐車場が在った場所と思われる]

P1010790_editedP1010793_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登山者記帳箱手前の第三駐車場]   [最上部の堰堤を乗り越えた所の河原広場]

P1010796_edited_2P1010800_edited_2

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    [ウグイス谷のゴルジュも巨岩や土石流堆積物で渓床が嵩上げとなっている]

P1010802_editedP1010805_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[天狗の水場]            [天狗の水場から5分: 石割地獄・・?のような崩壊が続く]        
P1010813_editedP1010814_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[眼鏡岩付近から「竿河原」の登路を振り返る] [眼鏡岩: 以前の登路と比べると近くに迫る位置関係になっている]

P1010817_edited_2P1010818_edited_2

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 眼鏡岩を過ぎ、竿河原から右岸の灌木の尾根に取り付く所
(
 崩壊で此処からル-ト寸断) 
[竿河原の正面方向(天狗岩の北斜面)の崩落]      [右岸の灌木帯に取付く地点]

P1010820_editedP1010825_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[復路で、眼鏡岩をズ-ム撮影]      [土石流堆積物で嵩上げとなっている渓床]

P1010831_editedP1010836_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[第二駐車場付近にて:無事に下山し安堵感を味合う]  [土石流で埋まる河川敷から天狗岩を振り返る]

P1010846_editedP1010851_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


YouTube: 根子岳 ヤカタガウド・竿河原にて (2012/9/20日撮影)
         (ナレ-ションは同行の石島さん)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 

2012/08/27の新聞記事より
    (2012/12/25追録)

 

 

Photo_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

コメント (2)

星生山・肥前ケ城・扇ケ鼻 6月14日(木)

2012年06月14日 21時59分34秒 | インポート

     星生山(1762m)~肥前ケ城(1685)~扇ケ鼻(1698m)  単独 
          (ミヤマキリシマ観賞・西千里ケ浜漫歩) 

                          晴
(行程) 牧ノ戸峠登山口(発6:25)→星生山分岐(着7:40)→星生山稜線
     (着8:00~大曲ル-ト散策星生山頂上~東岩稜鞍部、発8:55) 
     →西千里ケ浜登山道出合:肥前ケ城分岐(着9:15)→
     肥前ケ城頂上(着9:25~台地広場散策~稜線発11:15)→扇ケ鼻頂上
     (着11:50~遊歩道漫歩~発12:45)→牧ノ戸峠登山口(着13:55) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 6月8日に熊本を含む九州北部、中四国、近畿の梅雨入りが発表された。
今日の九重は昨日に続き「梅雨の晴れ間」の天気予報である。
扇が鼻のミヤマキリシマの咲き具合はチョット早いかもしれないが(昨年は6/24日に登っている)
今日を逃すと来週は台風が来そうである。
 駐車場確保のため早起きして自宅を出発(5:30分)したが、それでも空きスペ-スは僅かで相変わらずの賑わいであった。
 駐車場でパンの朝食をして牧ノ戸を6時25分に出発。
今日のミヤマキリシマ観賞登山は時間がゆったりとあるので、未だ観たことが無い「星生山北西 
斜面」のミヤマキリシマを最初に散策して、扇が鼻は復路で立ち寄ることとした。

(星生山)
▼西千里が浜から約20分で星生山の稜線に上がる。
 今日確認すべき大曲ル-ト(星生新道)を探索するた
め稜線を西に下るとすぐに大曲分岐の立看板と出合う。
 看板には「植生保護と事故防止のため通行をご遠慮下さい」と表示されている。
 「未だ歩いていないル-ト」を歩くのが私の好む山登りのスタンスであるが・・・・・。
 今日はこのコ-スを確認して、次回は大曲登山口から登ろうと思っていたのに・・・。
 看板には「通行をご遠慮下さい」であって「通行止め」とは書いて無い(苦笑)・・・。
 従って大曲ル-トを途中まで散策し、その後引き返して
星生山頂上を踏み、東への岩稜を辿った。
▼岩稜の眼下には、肥前が城が対峙していて山肌は全山がピンク色、
そして西千里が浜の湿 原を埋め尽くしているピンクの絨緞、
その先には扇が鼻がピンクに染まっている・・・・・。
 このロケ-ションからの眺めは九重連山の中で、
ミヤマキリシマを堪能させるビックなビュ-ポイ ンの一つであろうと確信した。

(肥前が城)
▼初は予定していなかった肥前が城であるが咲き頃のピンクに魅入り、
にわかに足を延ばすこととした。
 星生山頂上から岩稜帯を星生崎方向に進み、途中の鞍部から微かな踏み跡を
「探し、探し」して西千里が浜の登山道に下った。
 初めての道であったが星生山東岩稜から最短距離で肥前が城頂上に着くことが出来た。
▼頂上台地は多数の登山者が行き交い満開の花園を散策しておられる・・・・。
 花園に露出する岩頭に陣を取り、
昼食しながらミヤマキリシマを眺め至福の時を過ごす。
 やがて、久住山方角からの気流が周期的に流れ込みガスと晴れ間が交互に繰り返され、
 そのたびに浮かび出る周囲の光景と映ろうミヤマキリシマの花を堪能して山気を満喫した。

(扇が鼻)
▼この季節「西千里が浜」界隈で一番の賑わいとなる扇が鼻である。
 行列が続く登路と人ごみであふれる頂上広場は例年の如しである・・・。
 私の定番は頂上に座る大岩に登って岩頭からの眺めである。
 岩に上がる人は少ないので「独り占め」での眺めは、気分最高なり・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( 星生山 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〔星生山分岐付近から稜線を望む〕     〔稜線を西に進み大曲ル-トを確認する〕
P1010381_editedP1010387_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星生山頂上北斜面直下に咲く深山霧島〕   〔縦走路からピンクに染まる肥前ケ城と扇ケ鼻の山肌を望む
P1010397_editedP1010403_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔縦走路から眼下の扇ケ鼻を望む〕         〔縦走路から星生崎方面を見る〕
P1010404_editedP1010407_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( 肥前ケ城 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        〔肥前ケ城頂上東斜面を染めるミヤマキリシマ〕
P1010421_editedP1010424_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
肥前ケ城南東斜面とガスに煙る久住山〕     〔扇ケ鼻北東斜面の鞍部から星生山方面を望む
P1010428_editedP1010437_edited_2

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( 扇ケ鼻 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
扇ケ鼻頂上から眼下の岩井川岳の台地を見る〕  〔頂上から臨む肥前ケ城方角に広がる遊歩道台地
P1010446_editedP1010447_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遊歩道東突端と煙る肥前ケ城の西斜面〕  〔沓掛山付近から扇ケ鼻と下山路を振り返る:ズ-ム撮影
P1010453_editedP1010459_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
YouTube: 肥前ケ城のミヤマキリシマ (2012年6月14日)


YouTube: 扇ケ鼻のミヤマキリシマ(2012年)

  (2012/10/26日 加筆)

コメント

中岳・高岳東峰 6月7日(木)

2012年06月07日 22時41分55秒 | インポート

             中岳南峰(1496m)・中岳(1506m)・高岳東峰(1580m) 
      (色見行儀松~中岳南峰~中岳~月見小屋~高岳東峰~日の尾峠への縦走)
                曇り時々晴れ   

(行程) 牧野道終点(発8:45)→倶利伽羅谷登山道出合(着9:40)→
     砂千里ケ浜(着10:15~発10:35)→南峰(着11:45)→中岳(着12:10)
     →月見小屋分岐(着12:25~発13:00)→大鍋散策→東峰(発14:15)
     →日の尾峠(着15:15) 

縦走経路 (ガイドブックより)2  
昨年5月に登った丸山登山の際、丸山頂上から眺めた中岳南峰といまだ歩いた事が無い
 「高岳行儀松コ-ス」を体験したいと思い今回の山行となった。

〇牧野道終点まで車を乗り入れる事は道草に阻まれ無理かと思われたが、引き返しが出来 
 ない所まで来てしまい、危険承知で運転し牧野道終点至った。
 車から降りると「案の定」、サイドバンパ-に草が食い込みはぐれていた。
 そんな始末記であったが、
前方に仰ぐ中岳南峰と丸山そして草原の中に伸びている一本の
 路を眺めると、修理代を惜しむ悲観より登高意欲の方に駆られた。 

〔牧野道終点に駐車して出発〕          〔正面の南峰を見ながら歩く〕

P1010188_editedP1010197_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔登路から丸山を谷越しに見る〕      〔登路の左側に見続ける溶岩断崖の壁〕
P1010199_editedP1010201_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔登路沿いには舞鶴草の群落地が続く〕      〔倶利伽羅谷登山道分岐〕
P1010204_editedP1010206_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
登路と最直近する地点から見る溶岩断層〕 〔谷上流側の溶岩崖:崖上は砂千里ケ浜からの登山道が走る
P1010207_editedP1010213_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔涸川床を歩いて谷を突っ切る〕        〔涸れ川床から道標に従い右に上がる〕
P1010219_editedP1010220_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔砂千里ケ浜からの登山道と出合〕   〔砂千里ケ浜を左に見て砂千里ル-トを歩く〕
P1010227_editedP1010231_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔溶岩弾が散乱する岩場の急登〕       〔砂千里ケ浜からの登路を振り返る〕
P1010234_editedP1010239_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
急登を登り上げた所の稜線から牧野道終点の駐車場所を見る〕    〔眼下の丸山を望む〕
P1010241_editedP1010244_edited         

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔南峰に向かう直下の稜線にて〕       〔南峰直下付近から中岳を見る〕
P1010255_editedP1010262_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔南峰から中岳に向かう稜線からの展望〕   〔中岳頂上:噴煙の左奥に烏帽子岳〕
P1010265_edited_2P1010270_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
月見小屋分岐手前付近から中岳と登路を振り返る〕  〔大鍋火口縁の岩稜から南峰と丸山を見る
P1010273_editedP1010284_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
月見小屋上部の岩稜から水汲谷側を見る〕     〔大鍋火口縁から東峰方向を望む
Sp1010295_edited P1010303_edited

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピンクの濃ゆいミヤマキリシマと左奥に月見小屋が見える〕 〔東峰の展望台から鷲ケ峰を見る:ズ-ム撮影
P1010305_editedP1010320_edited   

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東峰直下の登路から日の尾峠ル-トと根子岳を望む〕   〔日の尾峠付近に在る面白い姿の杉
P1010326_editedP1010331_edited      

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


YouTube: 阿蘇高岳・大鍋南側火口縁からの展望

(2012/12/23加筆)

コメント