根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

祖母山 6月4日(月)

2012年06月04日 22時01分57秒 | インポート

                      祖母山(1756.4m)     神原コ-ス(本登山道)      

                曇りのち時々小雨
(行程)本登山道登山口(発8:00)→五合目小屋(着8:30)→国観峠(着10:25)→
    祖母山頂上(着11:20~発12:20)→国観峠(着13:05)→
    本登山道登山口(着15:05)

    * 本登山道登山口への地図 (Yahoo地図検索 )

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県道8号線・出合トンネル手前から左折〕 〔大規模林道から離れて左折〕   〔一合目駐車場

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〔一合目駐車場を出発〕          〔九州自然歩道・本道登山口〕
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〔五合目渓谷トレッキングコ-スには沢山の植物図解板が整備〕   〔御社の滝〕
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〔カエデの図解板〕            〔自然林に囲まれた五合目小屋〕
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〔いのちの水:滞水していた・・・〕       〔国観峠直下のスズタケの急登〕
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〔国観峠より祖母山を仰ぐ〕      〔U字状に侵食された登路が山頂直下まで続く〕
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〔祖母山頂上にて〕           〔賑わう頂上〕
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〔奥から古祖母山・障子岳・天狗岩を望む〕 〔前障子・大障子の遠望と宮原ル-トの稜線〕
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 これより下山路にて
〔標高1125m付近の登路〕            〔美しい根張りの登路〕
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〔祖母山森林構造の図解板〕       〔澄み透った渓谷美〕
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本谷山・笠松山 5月10日(木)

2012年05月11日 23時36分07秒 | インポート

                             本谷山(1643m) ・ 笠松山(1522m)     
                         (アケボノツツジ観賞 )   

                               快晴              (*文字サイズは「大」が最適)   
(行程) 尾平越(宮崎県側)登山口(発7:10)→縦走路出合(着7:50)→本谷山   
          (着10:30)→笠松山・最高点(着11:50~発12:30)→
     笠松山・三角点(発12:50)→本谷山(着14:10)→縦走路・尾平越
    (着15:45)→尾平越(宮崎県側)登山口(着16:05)
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  阿蘇山野草展も終わり、一段落して「いざ、山行」の心意気であるが・・・。
 まだ治まらない腰痛で山登りを躊躇している昨今である。
 何時も見るHP「九重連山の光と影」を覗くとアケボノツツジの情報が満載されて
 おり腰痛より登高意欲が勝り、山友の石島さんを誘って今回の山行となっ 
 た。
 山の概要は古祖母山に登った(←クリック)折り、藤井さんから聞いていたので
 登路の不安感は余り無かった。     
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(尾平越縦走路)
  尾平越隧道(標高978m)を抜け宮崎県側から取り付き、杉・桧の植栽林の
 急斜面をゆっくりと歩き40分かけて縦走路(1170m)に登り上げる。
 開放的な稜線広場にはブナの原生林が広がる・・・。立ち並ぶ巨木の生気を
 味合いながら快適に尾根道を東に歩く。
  標高1400m(手持ちの高度計で)辺りを過ぎるとブナの巨木は少なくなり、植
 生も雑木林に変わり足元には背の低い熊笹の登路となり、登りに連れて立
 ち枯れしたスズタケ(鹿の食害らしい)が目立って来る。
(本谷山)
  三国岩(1475m)で背後の祖母山の山姿を眺め、更に高度を上げて行くと
  アケボノツツジが点々と多くなり期待を膨らまして本谷山頂上に立つ。
 本谷山頂上から離れ笠松山方面に下ると、出合うアケボノツツジの樹木が多く
 なり 色鮮やかなアケボノが咲き乱れ、花びらがヒラヒラと薫風に舞っていた。
 枯れ果てたスズタケの藪に分け入り、花数の多い大木のアケボノに会いに行
 く。谷側を覗くと岩陰に沿って大小数本のアケボノが咲き並び花園を呈してい
 て、まさに人知れぬ山奥の桃源郷かと思わせる光景であった。
 縦走路に戻り、その後も登路沿いに咲くアケボノの写真撮りをしながら歩く・・。
 興奮治まらない感動のまま幾つかのピ-クを乗り越えて行く。
(笠松山)
  縦走路から分岐する道標に従い崖斜面に取り付き、古いロ-プを伝って数
 分で「笠松山最高点」と表示された岩頭に立つ。
 狭い頂上はアケボノの樹木で囲まれていたが花は盛りを過ぎ、残り花が数輪
 であった。
  昼食後、小岩峰の頂きを左に周回して元に戻ったが、反対側(東)から眺め
 る傾山の山容は実に素晴らしく・・・後傾と本傾の岩峰がそそり立ち、天を突
 くような神々しい姿てあった。
 笠松山頂上を標したペナントは探し当たらないまま・・・復路に就いたが直ぐ
 に縦走路から左に分岐する道がピ-クに向かって延びていたので其処に立
 ち寄ることとした。
 驚くことに、至った頂上には「笠松山」と記された木板が木立に掛けられて
 あり、三角点も在った。
 ふらりと立ち寄ったこのピ-クが探し求めた笠松山山頂と分かり一安心し
 た次第であった。
 山頂の東側からの眺めは、白骨林越しに望む傾山の山姿で、先ほど見た
 「笠松山最高点」からの眺めより更に圧巻の景色であった。
  復路では更に、トクビ展望台(1504m)にも立ち寄り傾山の山岳景観を堪能
    して復路についた。  

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〔ミツバツツジ〕            〔本谷山頂上〕

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〔落花したアケボノツツジ〕     〔この森一番の精気溢れるブナの巨木〕
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〔林立ちするブナ広場〕        〔尾平越縦走路から登山口へ下る〕
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          〔尾平隧道・宮崎県側登山口に在る案内板〕
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(追記)
 110枚を越える写真撮影であったが残念なことに、今回はデジカメから
PCに写真を取り込む際、デ-タ-の大半が消えて仕舞うアクシデントが起こり、
返す返す悔しい思いがつのる次第であった。
 アケボノツツジの画像もさる事ながら、笠松山から眺めた傾山の
神々しい雄姿が忘れられない!! 
秋にでも、もう一度、写真撮りに登高しよう・・・・。 

(2012/6/2日 加筆)

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阿蘇山野草展の開催について

2012年04月23日 23時58分40秒 | インポート

      仙酔峡つつじ祭り 協賛 ・阿蘇山野草展の開催について      

              (阿蘇山野草会に於ける展示・即売)

          期 日  平成24年4月29日(祝)~5月6日(日)
      場 所  阿蘇神社境内

ご観覧をお待ちしております。
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根子岳東峰「鏡ガウド」ル-ト

2012年04月18日 23時08分09秒 | インポート

            根子岳東峰「鏡ガウド」ル-ト  
(鏡山谷~東峰~見晴新道・屏風岩~中山尾根・天の浮橋~鏡山谷への周回) 
                    快晴                (*文字サイズは「大」が最適
(行程) 駐車場・中山尾根登山口(発9:25)→最上部の堰堤(着10:00)→鏡山
          谷の涸れ河原を離れ侵食谷崩落斜面に取付く(発10:50)→釣井尾根登
    山道に登り上げる(着12:00)→東峰(着12:20~発13:35)→見晴新道
    入口(着14:20)→屏風岩頂上(15:15)→見晴台(着15:30~発15:40)→
     天の浮橋(着16:00)→(道迷い15分のロスあり)→駐車場(着17:05)   
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〇昨年の暮れ川上さんのHP (←クリック)で根子岳東峰に「カガミガウド」から登
 っておられたのを知り、直ぐに電話して同行をお願いしたところ、雪解けの春  
 に登ることで約束していた・・・。
〇私の腰痛の状態は、前回の松ケ鼻・遠見ケ鼻へのテスト登山(3/29日)にお
 いて「登り下り」の歩行に支障は無かったが、日常生活においては痛みを感
 じる日々がその後も続いていた。
 来るべき登山に備えるためMRI診断(4/15日)を受け「骨の異常は何も見当
 たらない」診断結果であった。
 医者からは「山に登ってみてもよいのでは・・・」との言葉であったのでその
 言葉に安堵し、念願のカガミガウドル-トに挑戦することとした。

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 [同行の川上さんが記録したGPS軌跡]                                Neko_kagami_tizus_2

       阿蘇登山ル-トマップ(県事務所より入手:旧版)                                   P1000905_edited_3

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▼宮地駅で川上さんと合流してR265号線に入り、箱石峠道の麓に在る「春
 の牧牧場」を左に見て国道から離れ右に入る。
 ジグザクの車道を道標に従い釣井登山口を通過して更に砂防ダム作業道を
 走り「鏡山谷」に入る。
 作業道はまだ先まで延びているが、途中のT字路カ-ブを右に進入すると
 直ぐに行き止まりの駐車スペ-スが在り、此処に駐車する。
(中山尾根の登山口)
 駐車場から右に取り付けば中山尾根を伝って見晴新道に至るル-トで、
 私が2年前から探していた登山口(←クリック) である・・・・。今日、川上さんか
 ら教えて貰い、まだ何も行動してないうちに達成感を覚える喜びであった。
 ちなみに、今日の周回登山の下山路で此処に戻ることとなる。
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(鏡山谷への入り口)
▼カガミガウドの登山道は駐車場から左に歩き出し、砂防ダムの作業道を上流に向かう。
 作業道は堰堤の下まで延びているが一箇所、崖崩れで土砂が道まで溢れ出ていた。
 作業道の行き止まりから渓谷の涸河原に入り、立ちはだかる堰堤を乗り越えて行く。
 砂防ダムは5~6個あったが常に左岸側の法面を伝って堰堤を乗り越えることとなる。
 幾つかの堰堤にはプラスチック製の階段が設けられていた。

〔鏡山谷への入り口:駐車場所から10分〕  〔最上部の堰堤から、乗り越えて来た堰堤を振り返る〕

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〔最後の堰堤から涸れ川床を歩く〕 
▼最後の堰堤を乗り越え、涸河原に降りると谷も段々と狭まり、石がゴロゴロ
 と積み重なる川床を蛇行していく。
 所々に川上さんが前回登った時の目印の赤テ-プが捲いてあった。
 途中、見晴新道方角からスベリ台の様に派生している一枚岩盤の谷筋に立
 ち寄る。雨季であれば相当な水量が流れ下ることであろうと、予見された。

〔最上部の堰堤には大岩塊が座る〕     〔堰堤はスベテ、左岸側を乗り越えて行く〕

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▼川床に戻り、更に石コロの涸谷を遡上して行くが傾斜は段々と増し、前方
 頭上の釣井尾根・東峰・並びに根子岳縦走路の三方の稜線から侵食谷が
 幾筋にも流れ下り、多数の合流箇所を作っていた・・・。
 登路はどちらの谷筋を選で行くかがが、判断のしどころであった。
 上流から崩落を繰り返して出来た侵食谷であるので勿論「踏み跡」は無い。
 昨年、登った川上さんの記憶に頼って・・・ただついて行くのみであった。
 川上さんの言葉では「谷の分岐は常に左側を辿る・・」とよいとの事であった。

〔涸れ河原の川床を遡上する〕       〔最後の分岐・左右の谷筋が崩落している〕

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(最後の分岐から釣井尾根道まで)   
▼最後の分岐に至ると傾斜は急勾配となり、左側の谷は、入り口付近が崩落
 で沢が抉り取られ直接には登れない・・・。
 仕方なく右側の谷 に入るが、此処も直ぐに崩落箇所に出合うこととなる。
 谷沿いの尾根を跨いで本来のル-トである左側の谷に移り、ほぼ直線コ-
 スの急坂の崩壊斜面を登る。
    「阿蘇登山ル-トマップ」に表示してある赤ラインの部分で昔のカガミ
     ガウドル-トの谷であろうと推定した。
     現在は、崩壊してル-トは消滅している。

〔谷斜面中腹から背後の見晴新道稜線を振り返る〕       〔登路を振り返る〕

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▼浮石に注意しながら岩角に掴まり、ガレ場とザレ場を繰り返して急傾斜
 の荒地をひたすらと登る。
 川上さんは谷筋を直登されているが、私はズレ落ちそうな危険に箇所は右
 岸の潅木帯に迂回して安全を確保した。
▼釣井尾根道直下の「登り詰め」が今日一番の難所で、右岸から対岸に渡
 り、更に右岸に戻る急傾斜のザレ場であったが愛用の竹の杖が役に立ち、
 無事に釣井尾根道に這い上がり、ホツとした思いであった・・・。
   
〔釣井尾根出合まで後15分の登り〕      〔釣井尾根道の標識板:この直下に登り上げた〕 

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(下山路)

 
下山路は東峰から見晴新道を通り屏風岩の頂上を極め、
中山尾根を伝って「天の浮橋」に立ち寄りカガミガウド側に下りた。

[ 「肥後の山675座駆け歩き・西 和文著」より転載 ]  P1000903_edited_3   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小天狗付近からカガミガウドル-トの登路を振り返る〕     〔下山路の見晴新道稜線と天の浮橋を望む

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〔屏風岩頂上に挑む川上さん〕          〔川上さんの指導で屏風岩頂上に立つ〕

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      ↓    (クリック→) 2010/11/03日撮影の屏風岩        

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見晴台からカガミガウドル-トの登路を振り返る〕  〔屏風岩の岩頭に立った岩壁を見晴台から振り返る

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障子~屏風岩までの登路を見晴台から振り返る〕   〔見晴新道からカガミガウドル-トの登路を確認する

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〔天の浮橋頂上にてGPSで位置確認をする川上さん〕      〔登路は右に進む〕

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〔登路から箱石峠道を望む〕            〔熊本県の石柱が分岐点:左が登路〕

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〔唐松が目印で小尾根を直進しないで右に下る〕   〔下れば駐車場所となる:車が見えている

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(最後に)  
 今回の山行は根子岳をモット深く知るために 日頃から案じていた三つの念願が、
 一日にして叶い、満足感と達成感を満喫した一日であった。
 三つの念願
        ①中山尾根の登山口を知る事
                      ②今は消滅しているカガミガウドル-トを確認する事
     ③屏風岩岩頭に立つ事) 
  ご指導を頂いた川上さんに感謝・感謝の気持ちです・・・・。

   翌日、川上さんからのメ-ル(屏風岩について)
   クライマーは必ず身の安全を確保しています。今度誰かと登られる時は  
    10m位の大きめなロープを持って登ったが良いでしょう。
    風に吹かれても谷底まで落ちない様に。」

  とのコメントを頂き身に沁みる思いであった・・・。
  今後の登山に対する心得として肝に念じたいと思っている次第であった。
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   山名等の出典
    「鏡山がうど」→九州100山峰(渡部智倶人)
    「鏡ガウド」→熊本県の山(山と渓谷社)
    「鏡山谷」→  熊本の山 (熊日新聞社発行)
       「天の浮橋」・「中山尾根」→肥後の山675座駆け歩き(西 和文)
  

(2012/04/28 加筆)   

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松ケ鼻・遠見ケ鼻

2012年03月29日 21時44分26秒 | インポート

            松ケ鼻 ・ 遠見ケ鼻(936m)                 単独
          (「阿蘇の七鼻」これにて踏破達成)

                   快晴                   (*文字サイズは「大」が最適)          
(行程)①松ケ鼻入り口(発11:30)→作業道終点まで車を乗り入れる(着11:40)
            →国道まで藪コギして戻り、尾根を探索→松ケ鼻入り口(着12:20)

    ②大観峰登山口(発12:45)→遠見ケ鼻頂上(着13:20~13:40)→
      大観峰登山口(着14:05) 
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〇腰を痛めて三ケ月振りの山行である。
 痛めた原因は何点か思い当たる事(①樹木の植込み作業②高所での植木
 剪定③コタツでの腰枕)があった・・・。
 1/7日に地元の病院にかかり「仙腸関節炎」との診断であった。
 通院治療するが回復の兆しが無い・・・。病院からの紹介状を持参し、熊本
 市内の整形外科で再度診察(2/15日)を受けたが「骨に異常は無く、年の割
 には若い骨格である・・・」との診断であった。
  だがしかし、未だに腰痛が続くので女房の従兄(内科の開業医)の紹介で
 熊本市上通りの鍼灸院で診てもらい(3/8日)漢方薬を服用している昨今で
 ある。

〇痛みの症状は、草取り作業を長く続けた時、今までにも何度も覚えた腰の
 疲労感であるが、今回は何故か痛みが取れない始末である。
 山に登れば腰痛も回復するのが過去のバタ-ンであったので思い切ってテ
 スト登山をすることとした。
 山の選定は、体力負担の少ない山と定め、昨年の暮れから案じていた「阿
 蘇七鼻」の一つ「松ケ鼻」に決めた。
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▼阿蘇七鼻で一つだけ未踏であった「松ケ鼻」、ネット情報
 (阿蘇の草原ハンドブック←環境省のHP)では「正確な場所は不明」と記され
 ており鼻の存在場所が分からず仕舞いであった。
 昨年の暮れ、阿蘇教育委員会を訪ねたところ旧阿蘇町役場保管フアイルから
 役場広報誌に掲載された「阿蘇谷の七鼻八石」のスクラップ集が提示され
 「松ケ鼻」の所在が判明した。 
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[昨年の暮れ、阿蘇市役所・教育委員会にて入手した資料]

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「熊本の山 」(熊日新聞社発行) より転写P1000638_edited

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〔県道110号線・今町集落から大観峰を望む〕 〔松ケ鼻の説明を受けた地元の老人〕
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〔松ケ鼻作業道終点付近〕         〔藪コギして国道212号線に上がる〕

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〔県道より松ケ鼻の突端を望む〕    〔県道に架かる松ケ鼻橋と鼻の突端〕
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遠見ケ鼻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〔国道212号線沿いに在る大観峰登山口〕       〔桧林の登路〕
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〔植林帯を抜けた地点からヘアピン-カ-ブの国道を望む〕 〔溶岩が露出する登路〕
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〔遠見ケ鼻の頂上を仰ぐ〕      〔徳富蘇峰が遠見ケ鼻を大観峰と命名した碑〕
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〔頂上直下からカルデラ壁を望む〕       〔国道から登路を振り返る〕
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〔国道212号線・成川集落から松ケ鼻と遠見ケ鼻を振り返る〕
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「阿蘇の七鼻の話」←阿蘇教育委員会より入手した資料(出典確認未)

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「阿蘇谷の七鼻八石」←阿蘇教育委員会より入手した資料
               (阿蘇町役場広報誌・平成7~8年のシリ-ズ掲載記事)
[坂梨の妻子ケ鼻(獅子が鼻)]    [卯の鼻]            [古城ケ鼻]
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[象ケ鼻]                [内牧の妻子ケ鼻]
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(「阿蘇郡誌」第四節・名勝「阿蘇谷の七鼻八石」:p.303)
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阿蘇七鼻の私の山行暦

2008/04/19日 蹴落ケ鼻・遠見ケ鼻
     04/27日 妻子ケ鼻(左右ケ鼻)  
    05/07日 妻子ケ鼻
2009/03/21日 象ケ鼻(蹴落ケ鼻) 
    04/02日 象ケ鼻・古城ケ鼻・卯ケ鼻
    04/03日  古城ケ鼻・卯ケ鼻
    04/07日 卯ケ鼻(尾ケ鼻)
2010/02/22日 卯ケ鼻
    02/24日 卯ケ鼻
    04/06日 田子山(妻子ケ鼻)
2011/01/14日 卯ケ鼻

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(2012/4/14日 加筆) 
 

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