今日はナイナイのゴチですね!しかも神宮花火大会そして立川談奈独演会と言う事で玄妙はもぬけの殻です。ヒマ潰しにブログを書いてますがネタがないですね。
折角なので好きな落語を一席!うろ覚えなので許して下さい。風呂屋の話なんですけど仮に玄さんと熊さんと言う事にしといて下さい。
玄さんが一番風呂を狙って風呂屋に行ったんですが、そこの風呂の熱い事熱い事。 ん~って歯を食い縛ってなんとかかんとか肩まで浸かる事が出来たんですが、そこへ近所の 熊さんがやって来て
熊 「よ!玄さん早いね」
なんて言いながら右足を湯船に浸けたら熱い事熱い事。慌てて足を引き抜いたら
玄 「がはぁはぁ~!熊さんも弱っちいなぁ~江戸っ子は熱い風呂にざばっと入ってざばっと 出るもんだぜ!」
なんて言いやがるもんだから頭きて
熊 「ちょっと右足擦りむいているからビックリしただけでい。こんなんじゃ熱い内に入らねぇや!」
今度は左足から湯船に足をざばっと
熊 「んっ!なっ!こ・ん・な・も・の熱くも何ともないね。」
熱いの何の・・・何とか肩まで浸かったんです。
玄 「まぁ~こんなものは江戸っ子にとっちゃこんなもの産湯みてぇ~なもんだぁ~なぁ~熊さん」
玄さんが湯船から出ようとすると熊さん
熊 「お~玄さん!産湯じゃ外は寒いからもうちょっと浸かってったらどうでい。体、冷えちまうぜ」
玄 「お~それもそうだな、もうちっと浸かって行くか?」
熊 「いい湯だな~玄さん」
玄 「お~いい湯だ。でももうちっと熱い方がよくねぇ~か?なにせ江戸っ子だからなぁ~」
もう玄さん顔が真っ赤になって目玉はくるくる回っている
(しめたと思った熊さん)
熊 「お~い風呂屋ちぃ~と、ぬるいからもっと薪くべとくれ!」
熊さんも顔を真っ赤にしながら
熊 「がははは・・・!玄さん顔が真っ赤じゃねぇか?さっさと上がっちまったらどうでい」
玄 「こりゃぁ~さっき飲んだ酒のせいさ。やっと体が暖まって来たところだね!熊さんの方が 赤いんじゃねぇか?さっさと上がっちまった方がいいぞ。痩せ我慢は体に毒だぜ」
熊 「俺もな・・・出がけに一杯やってきたんだ。」
玄さんの目が虚ろになり湯船に沈みかかっている
熊 「おっ玄さん?・・・玄さん?・・・お~い!玄さ~ん・・・・」
慌てて熊さんが玄さんの下へ駆け寄ろうとしたら熊さんの目もぐるぐる回り湯船の中にザブーン。玄さんも熊さんも慌てた周りの人達に引っ張り出されてしまったとさ・・・。
やはり文章では落語のようなメリハリとか感情とか緊張感とか伝わりませんよね。私も最近、「シナリオを書きたい人の本」芦沢俊郎著 を読んだものでシナリオ風に書いてみましたが猿真似なのでドラマや映画のシナリオに興味のある方は是非。何でしたらシナリオ教室なんてものも紹介しますよ。って言う橋渡し役が本来のギャルソン(ウエイター)の仕事であったはずなのですが今や求人広告、TV,雑誌、インターネット、携帯電話なるものに奪われ単なる御運びさんと化してしまったのであります。ピカソもモネもゴーギャンもギャルソンを介してパトロンを見つけたのです。「ギャルソンなくしてフランス芸術なし。」なんて時代もあったのです。私ももっともっと世界を広げないと・・・そして見る目を養わなければなりません。まだまだ力不足ではありますが出来るだけの事はしたいと思っております。
相変わらず連想ゲーム的文章ですが理解して頂けたかなぁ~