おじいさんもおばあさんも
互いのおかあさんが亡くなってから
やることが無くなってしまった気がしていて・・・
おじいさんも
おばあさんも
おかあさんに誉めてもらいたかったんだな・・・
って思うのです
おかあさんが亡くなって・・・
もう何年もたちますが
あっという間に
お月様が 夜の空を昼間の空を行き、
お日様が 青空を曇り空を行き
おじいさんも
おばあさんも
皺が増えて
間抜けなことも増えて・・・
減ったこともあります、
貯めていたものが減りました
お金とか・・・
アルバムの写真とか
(これは大量に処分しました)
かつての趣味の本や道具
寂しくなることはなく、
さっぱり!って感じ
こんまりさんのお片付けのように
「ありがとう」といって処分
したりしなかったり
それでも
最後まで残るのは
寂しさのような気がします
そして、いよいよ最後には
寂しさの下に隠れていた
たくさんの
ほんとにたくさんの
「ありがとう」が
四方八方に
どこまでもどこまでも
広がっていくような気がしているのです