ここ数日、施設に何本か植わっているケヤキを順繰りに間引き剪定しています。
自然樹形を求めて枝を抜いていくと、間延び剪定と言いたくなる姿になりますが、ブツ切りには出来る限りしたくないギボウズなのです。
ただいくつか寸胴切りされたケヤキは奇形樹か?とでも思える程痛々しい感があり、今後どうやって樹形を作るかが悩ましいトコロです。
ボクが木たちに出来るコトはたかが知れています。
せめて放射状になった枝を抜いてあげるコト位ですが…それでもケヤキのソコヂカラを信じてやみません。
この時季はまず地植えで植栽するコトはないので、色んな樹種の年間の管理方法を再確認するタメの勉強などをよくしています。
ヘレボルス(クリスマスローズ)やその他の幼苗に「頑張るんやぞ〜」と、小声で話しかけたりもします。※変質者と思われないタメに小声なのです。
ボクの園芸の原点でもある、大好きなギボウシたちも地上に姿がないので早く会える日をココロ待ちにしているのですが、昨日希望のモノを登録しているフリーマーケット的サイトからある通知がきました。
それは「ギボウシ図鑑」。
この本が発売されたのは2010年頃。
その存在に気づいた時には時すでに遅しと言ったトコロでしょうか。ずっと手に入らないか調べていましたがそのまま廃版になり中古品が出るのを待つのみでした。
ところが希望品が売りに出されましたよと、通知がきてもサイトにいったら即売り切れているし、残っていても定価の倍以上の価格だったりで購入できずにいました。
それで昨晩、久々に通知が。
今回は即購入されていない。
価格も6千円弱でまだ良心的。
ただ、表紙角が折れて破れているようです。
中身が肝心なので、出品者の方と少し交渉させて頂きなんとか購入できました!
10年来待ちワびた本。
今一番の楽しみなんです☆
早く到着せえへんかな〜。
今日の剪定はケヤキ。
このケヤキも、寸胴切りされたアトがあり、なんとかここまで数年かけてケヤキ自身が頑張って姿を戻してきた感じです。
14時頃から雪がチラチラ。
その後一旦止み間がありましたが、小雪が断続的になってきたので施設の道路に融雪剤を散布してきました。
既に薄っすら積もっています。
「数年に一度」とか「過去に例のない」とか、この頃よく聞くので少しはそのコトバにも慣れてきましたが、やっぱり心配なのは植物です。
鉢は動かせばよいのですが、昨秋植えた地植えモノが一番怖い。
なんとか持ち堪えてほしいと願うだけです。
皆さんも「このコは寒さに強いって聞いてるから」と言って安心しないで下さい。
ほとんどは根が張っている前提での話です。