岐阜選抜のキセキ

３ヶ月間に渡る選抜チームとしての活動が終了しました。選手のみなさん、保護者のみなさん、そして、スタッフとして協力して頂いたみなさん、本当にありがとうございました。特に、監督としてベンチに入れないときも、選手を支えて下さった宮地コーチ、また、各学校のコーチの森さんや、新川さん、保護者の代表として、いっぱいメールを回して頂いた福岡さん。そして、いつもあたたかい声援とコーヒーの差し入れを頂いた保護者のみなさん。そして、練習相手に来てくれた、二宮、水谷の選抜卒業生、岐阜総合の原選手、太平洋工業のみなさん、そして、実業団のヨネックスと東芝姫路の選手たち…たくさんの人たちに協力していただきました。
さて、選手たちには、最後のミーティングで話したように３つの成長を感じています。１つは技術的な成長。これは、素直なあなた達のテニスに対する姿勢がこの成長につながったと思う。２つ目は、精神的な成長。特に、福岡・後藤組は、結果が出ないときも、決してあきらめることなく、二人で乗り越えてきた姿は、みんなが見習うべき姿であったと思う。そして、３つ目は、岐阜県チームとしての成長。ばらばらだったチームが１つになったこと。それは、吉田・前田組が、いつもチームを引っ張ってくれたことが大きな理由だと思っている。昨年度の代と比べると、中学２年生の代は、小学校からの成績も全国で選ばれるような選手もいない。けれど、私は、２年生がこのチームを引っ張っていったと思っている。でも、そんな２年生がそれだけ頑張れたのは、１年生の新川・説田、森・吉安の存在が大きい。ベンチで大きな声を出し、必死に応援する姿は、今年の岐阜選抜の大きな支えとなっていた。もっと技術がついていたら…もっと体力がついていたら…これは、あなた達が流した涙の数がものがたっている。そうした思いを忘れないで、またテニスに打ち込んで欲しい。そして来年も、この場所に来るために頑張って欲しい。
最後のミーティングで、あなた達の流す涙を見ながら、保護者の方が涙を流されている姿を見ながら…私は、子ども達の夢が、志に変わったのではないかと思います。夢は自分だけのものであるが、志は、周りの人も幸せにすると聞いたことがあります。私も、来年こそは、岐阜選抜チームが１回戦を突破し全国で勝つ夢を抱きながら、多くの人達の志となれるように日々努力したいです。３ヶ月間ありがとうございました。ブログを見て応援して頂いた方も、ありがとうございました。