週に2回程度、社員とともに朝勉を行っています。
忙しい時はカットになることが多い、ゆるい勉強会を15~20分程度。
住宅新聞の新建ハウジングや建築知識のビルダーズの資料をもとに、地域型住宅un・gbのブラッシュアップを行っています。
住宅に求められる要素はたくさんあります。
性能面で言うと、構造、断熱、耐久性が大変重要な要素です。
知っていることですが…知っているつもりになっているのではないかという前提で、再確認し、勉強をしています。
そうすると…いろいろなことが見えてきます。
今日まで省エネ性能に関するセミナーは多く開催されています。
大学の先生が中心になりグループや団体をつくり、断熱材の施工方法、換気方法、計算方法、さらなる省エネ住宅を求めるのです。
一昔前と比べて格段と住宅の省エネ性能が向上したのは、このような団体のおかげだと思っています。
でも、不満もありました…。
省エネの話が中心で、他の構造や耐久性は…。
もう少し言うと、住宅価格の設定をしないで性能のレベルUPだけを考えるのはどうなのか?と思っています。
お金をいくらでもかけていい!というのであれば、かなりの省エネ住宅をつくることができますが…そんな方は少数です。
耐震・断熱・耐久性をバランスさせる
断熱性だけでなく、耐震・耐久性もセットで一緒に考えるのが設計です。
断熱性がとびぬけて良くても、耐久性が悪ければ、家の寿命が短くなり…。
耐震性が悪く、建物が振られることで隙間が発生し、断熱性が損なわれる…。
耐震性が良く、地震には強いかもしれませんが断熱性が悪ければ、いい家とは言えないでしょう。
知っていることですが…知っているつもりになっているのではないかという前提で朝勉を行っています。
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