おもい出し日記

261212

先月のガイヤの夜明けは「高学歴の大工さん」を放送していました。

たまたま見るものがなくチャネルを廻していたら(古い表現)目に飛び込んできました。

静岡にある平成建設は学生の人気就職ランキングで8番目だそうです。

1~5番までは大手ゼネコンの名前で占めますが、そのすぐ後に名前が出てきます。

この会社の特徴は大工、鉄筋工、型枠工等下請けに工事を任せず、全部自分の所で行ってしまいます。

なので、いろんな免許を取得します。
玉掛、重機、職長等…。


大工さんとして入社してくるのは東大、京大、慶応、早稲田、東京芸大…。
の大学院卒で一人二人ではありません。

10~20人?

自分で設計し、造ったみたいという強い志を持っています。

芸大卒の女性の方も頑張っていました。

会社では大工さんの技能の向上を目指して社内コンクールを行っています。

TVで放映されていたのは追掛け大栓継ぎ(伝統的な継ぎ手)を自分で墨を出し、加工し完成させるコンテストを行っていました。

画面的にはキレイに仕上がっていたように見えました。

仕事が終わり現場から帰ってきたら、自主的にコンクールに向けて練習していました。
体育館のような建物で何十人が練習を…。

キレイナ仕上がりは意識の高さ、レベルがわかります。

働いた分の賃金をもらえればいいのか…。
仕事が終われば位いのか…。
言われたことをこなせばいいのか…。


関東以南方は仕事に対する志は若い人から違うのかな~
と思いました。

先月、東京のジャパンホームショーの見学やセミナーを受講してきましたが…。


木材の名産地では各県ごとにブースを設け、自分の所で開発した各加工した木材等を出展し売り込んでいましたが東北地方での出展はなかったと思います。

セミナーを受講している人も若い方が多かったように思います。


平成建設の社長は1000人大工さんをつくりたいと言っておられました。
日本を支えているのは大工さんだと…。

すごい情熱を持っておられる方でした。

会社の研修は1~3年生は温泉旅行で親睦を高めます。

その上からは4~5人ぐらいで京都にある数寄屋造り等、実際つくった大工さんから解説や意見交換などを行うような研修です。


いろいろ刺激をいただきました。
まだまだやることがあるな~…。
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