おもい出し日記

旧三井家下鴨別邸(重要文化財) 京都ぶらぶら建築散歩2

下鴨神社の南に位置し、三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって、大正14年(1925)建築されました。
昭和24年(1949)に国に譲渡され、昭和26年(1951)以降、京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用されました。


3階に望楼があります。



とてもキレイです。




とてもキレイ!




以前は欄間障子が後付けであったようですが、大正時代は開放であったと判断し、撤去したそうです。シンプルです。



床柱は檳榔樹(びんろうじゅ)です。とてもシンプルな床の間です。



江戸東京たてもの園に移築された今井町邸も高棟がつくったものです。
ずいぶん前になりますが前川国男邸や高橋是清邸と一緒に見学させてもらいました。

古い建物から学ぶ。
わざわざ出かけて行き、見ることはいいことです。
わからなくても…点と点がつながって、より興味をもちます。

今年は、社員や大工さんを連れて…江戸東京たてもの園に行きたいと考えています。



伊藤工設計ホームページ
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