春になりました
新年度がスタートしました。新１年生、新社会人の方、おめでとうございます。桜も咲き、いつもより新鮮さを感じています。
春っていいですね。
勉学に励み、新しい環境でスタートを切り、これからも何が起きるかわかりませんが、心に余裕をもって邁進していただければと思います。
夢のイメージをカラーにする
大谷翔平選手は、小さい頃から将来の目標を一年ごとに決めていて、それを実現しています。これは「大谷選手」だから出来るということではないはずです。
目標は誰にでも持つことは出来ますが…。
まずは、自分の１０年後、２０年後、３０年後はどうなっていたいかを定めることです。
目標が定まったら、それを達成年数で割ることで、目標に近づいていきます。
目標は誰で立てられますが、それを実現するには１年単位で計画を組み、１年を１カ月に、１カ月を１週間に、１週間を１日の目標に置き換えると、「夢」としていたものが現実になるということです。
例えば、お金を１０年で１０００万円貯めるとします。
１年にすると１００万円。
１００万円を１２カ月で割ると約８万円です。
毎月、コツコツ８万円を預金すると１０年後には１０００万円！
それと同じように教養を身に付けること、資格取得のために勉強することは、計画したら行動に移らなければなりません。読書や旅行も同じだと思います。
何もしていなければ…当然、叶わない夢で終わってしまいます…。
そして、さらに夢のイメージに色を付けることです。
「夢を持ち続けること、夢をイメージすること、イメージをカラーにすること」
伊藤工設計の「ことば」にもありますが、計画を立てたらイメージを強く持たなければなりません。
強く持つためには…。
イメージがカラーになるぐらい強く想うということです。
自分が資格を取り、どんな服を着て、どんな人と会って、どんな仕事をし、相手に対してどんな利益をもたらし、どんな感謝をいただいたのか…。
カラーの映像になるぐらい強く想うことです。
受注が取れない
これから何が起きるかわからない…と最初の方で書かせていただきましたが…。
住宅業界では大きな問題が起きています。
受注が取れないのです。３割減と言われています。
実際、年間２５０棟の工事をしている地元ハウスメーカーは５割減となっているようです。
一方、日経平均株価は４万円越え！３３年ぶりの高値更新！の報道が３月にありました…。
日経平均株価は、業績がいい半導体、自動車、金融等が大半を占めています。
米株価の影響も強く受けていて、ＡＩ、半導体の好転で米国株の上昇により、分散投資の資産配分を保つ上で業績のいい日本株を買っていると言われています。
最近、豊洲にできた先客万来は、外国人観光客で賑わっているようで６,５００円の海鮮丼が爆売れしているそうです。その横で日本人が海鮮丼はとても、とてもと１,１００円のランチをいただいているニュースを見ました…。
実態経済は、私たちが感じている通りだと思います。
改良１００回…
さて、住宅業界は、これからどうなるのでしょうか？
私は心配はしていません。なぜか？
将来を見据え、いい家づくりをしている地域の工務店は総じて元気だからです。
もっといい家になるにはどうすればいいのか？耐震、断熱、耐久、仕様、アフター、点検…。
ブランド住宅と言われているところより、地域に合った家を改良し続け、いい仕様で提供しています。常に考え、改良し続け終わりがありません。
考えて、考えてやっと地域型住宅（商品）が完成しますが…。
喜ぶのは一瞬で、次のスタートを切らなくてはいけません。常にいい家づくりを求め続けている工務店は、コロナや景気に左右されていないのです。
「改良１００回成功に至る、今が最高、今が最低」は、私の大事な言葉です。
他県でいい家づくりをしている地域の工務店に、すこしでも近づければと思っています。
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